今日は節分

今日は「節分」の日です。
「節分」と「恵方巻き」について蘊蓄を傾けてみたいと思います。寄せ集めの知識で長くなり、退屈をするかもしれませんがお付き合いください。

「節分」は記念日ではなく年中行事のひとつです。昔は、節分の日をこえると、年が変わるといわれていました。良い年も悪い年も節分が境目という考え方からでした。

「節分」になると、「鬼は外!福は内!」と言いながら「福豆」を撒きます。その後自分の年の数だけ福豆を食べると縁起がよいといわれます。
また、古くから、節分の日には、恵方をむいて食べると縁起がいいとして、丸かぶり寿し、恵方寿し、吉方寿し、などいろいろな食べ物があったそうです。
そこに、関西地方の一部にあった、商売繁盛や無病息災などを願い、巻き寿司を丸かぶりする風習がミックスされ、恵方巻を食べる由来とされています。
今では「節分」といえば「豆まき」と「恵方巻き」と言われるようになりましたネ。
ところで、恵方巻には様々な具材が使われていますが、ベーシックな恵方巻には7種具材が巻かれています。
「7」という数字には、七つの宝という意味や、七福神の神様が七人など、縁起物として扱われます。その七種の具材を海苔で巻くことで、福を巻き込むという願いも込められているのだそうです。
7つの具材とは、「しいたけ」、「うなぎ」、「かんぴょう」、「高野豆腐」、「伊達巻」、「桜でんぶ」、「きゅうり」とのことです。
また、恵方巻きを食べるときに重要となるのが、方角です。
「恵方」とは、「その年に最も良いとされる方角」という意味があり、恵方を向いて恵方巻きを食べることがポイントとなります。

2020年の恵方は「西南西」です。
ということで最後に、皆さんご存じのこととおもいますが、恵方巻きを食べるときのルールはは以下の通りです。
・立っても座っても、食べやすい姿勢でよいのです。
・恵方を向いて食べる(最大のルールです!)
・口から離さないで一気に食べる
・お願い事をしながら食べる
・醤油はつけない

何かお役に立つような部分がありましたでしょうか?

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