冬の始まりです

rituttl 秋木枯らしが吹き、木の葉が落ち、初雪の知らせが聞こえてくることもあります。立冬とは冬が始まるころです。そろそろ冬支度を始めましょう。そろそろ鍋でも食べたいな、炬燵を出そうかなと思い始める時期でもあります。
「立冬」は次の「小雪」までの間の11月7日から11月21日頃までの期間です。

skehai kogarasi 木枯らし1号:木の葉を飛ばし枯らしてしまうような強く冷たい北風が木枯らしです。最初に吹く木枯らしのことを木枯らし1号と呼びます。
ついに冬がやってきたことを実感できます。

■七十二候の区分

ssyokou yokou 山椿開(つばき、はじめてひらく) 11月7日から11月11日頃まで。  霜茶花の花が咲き始めるころ。枯れの景色の中、鮮やかに咲き誇る様子が華やかです。
sjikou jikou 地始凍(ち、はじめてこおる) 11月12日から11月16頃まで。  冬の冷たさがいっそう増し、大地は凍り始め、朝は霜や霜柱が見られることも。季節はいよいよ冬を迎えます。
smatukou makkou 金盞香(きんせんか、さく) 11月17日から11月21日頃まで。 水仙の花が咲き、上品な香りが漂い始めるころです。「金盞」とは金の杯を意味し、黄色の冠を付けた水仙の花の別名です。

■旬のもの

sgyokai

syako しゃこ: 岡山の寄島産のものが上等とされ、岡山・香川などの瀬戸内海では10月~11月上旬の頃が最も実が詰まっていて美味だそうです。
kegani 毛ガニ: 日本では宮城県より北の太平洋や日本海、オホーツク海に分布します。
脱皮のたびに大きくなり、他の種類のカニ比べてミソのうま味が強いうえ、上品な甘みの身を持つため北海道では最も人気が高いカニだそうです。
hokke ほっけ: 脂の乗った干物は人気があり、居酒屋や家庭のおかずにまで浸透しています。
煮付けや照り焼き、フライなどにも最適です。干物にすることで美味しさを長く保てるため、優れた保存法と言えます。
namagaki 生ガキ: 11月頃から身が詰まり、味がのってきます。生ガキはもちろん、土手鍋も美味です。
おっさんはやはり生ガキの方が好みです。

syasai

hakusai 白菜: 畑で霜に当たることで甘味が増し、加熱すると独特の甘さが出て、鍋や煮物などに重宝されます。
ほとんどが水分なので、煮汁ごと食べると栄養を逃さず摂取できます。
syungiku 春菊: 栄養素を豊富に含む野菜で、食用のほか、漢方でも古くから使用されています。独特の香り成分・リモネンは、食欲増進、せきを押さえるので風邪対策にも効果的な野菜です。
satoimo 里芋: 秋の新サトイモに比べると大きく、みっちりとした食感です。芋類の中ではカロリー控えめです。

mikaku

korokke 里芋コロッケ: カリっと美味しい!里芋のコロッケ、体に優しい里芋のコロッケです。そして、中がトロッとしていて揚げたては、アツアツです。
おつまみにもどうぞ。
料理レシピ
【材 料(5人分)】
里芋    550g
合いびき肉    100g
玉ねぎ    1/2個
塩コショウ    小さじ1/2
揚げ油     鍋半分程度
とんかつソースなど     お好みで
<衣用>
小麦粉    大さじ5
卵    1個
パン粉    2カップ
【作り方】
① 里芋は、皮を剥き水に数分さらしておく。
鍋で水から茹でる。中まで加熱できたら、ザルにあげて、水気をきっておく。マッシャーでつぶしておく。
② 中華鍋で、肉を炒めその中に玉ねぎを入れしんなりしたら、つぶした里芋を入れる。塩コショウを入れて混ぜながら水分をとばす。
③ 少し冷めた②をお好みの形にする。
握りにくい場合は、小麦粉をまぶしながらする!
④ 小麦粉→卵→パン粉の順につけて、揚げ鍋に油を入れて、180度になったら、揚げていく。
⑤ できあがり!
とんかつソースなどをかけてお召し上がりください♡
【おいしくなるコツ】
食べる時には、醤油でも美味しく&マヨネーズも合うと思います。
肉の分量が若干少なめなので、多めだとボリュームも出てさらに美味しくなると思います。 

syacho

mahiwa まひわ: 冬を告げる鳥と言われます。立冬のころに北からわたってくる鳥です。
黄緑と黒の模様が印象的で、密集した隊列を作ります。

skusa

sazanka 山茶花: 枯れた季節に華やかを添える冬の花です。花がバラバラに落ちるのが山茶花。椿より早く咲き、真冬にも花をつけます。
「山茶花、山茶花咲いた道、たき火だたき火だ落ち葉炊き~」という歌にも歌われていますネ。
suisen 水仙: 早いものでは11月中旬から春にかけて、白や黄色の花を見ることができます。
葉や球根には毒があり、口にした場合、腹痛や嘔吐を引き起こすので注意が必要です。
chahana お茶の花: 椿や山茶花の仲間で、10~11月に白くて愛らしい花をやや下向き加減に咲かせます。

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hichigosan 七五三:11月15日に行われる「七五三」は、従来旧暦の11月は農作物の収穫が終わり、その実りを神様へ感謝する月であり、15日は満月となる日です。この日に収穫にへの感謝と、子どもの成長への感謝をあわせて行なうこととしたのだそうです。しかし、明治初期の改暦後には新暦の11月15日に行なわれるようになりました。
「七五三」は本来、3歳の行事(髪置の儀:かみおきのぎ)、5歳の行事(袴着の儀:はかまぎのぎ)、7歳の行事(帯解の儀:おびときのぎ)という別々のものでした。
七五三の由来は、天和元年11月15日に江戸幕府第5代将軍・徳川綱吉(とくがわ つなよし)が長男・徳松(とくまつ)の健康を祈ったことといわれています。
また、七五三に食べる千歳飴(ちとせあめ)は、子どもの健やかな成長及び長寿の願いが込められていて、「長く伸びる」という縁起にあやかっています。袋の伝統的な絵柄としては、「寿」「松竹梅」の文字、「鶴は千年、亀は万年生きる」という長寿を象徴する鶴亀、高砂の尉(じょう)と姥(うば)など、いずれも縁起物が描かれています。

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