2023年02月03日 アーカイブ

節分の日ですネ

厄払いのため、「福は内!鬼は外!」と言いながら、福豆を撒きます。巻き終わった後、撒いた福豆を自分の年に数食べるという風習もありますね。そして、「恵方巻」を1本無言でまる齧りするという風習もあります。
「初午の日」は農作業が始まる日で、その年の豊作を祈願する日とされていました。各地で「来訪神行事」が行われます。2023年の「初午の日」は2月5日の日曜日です。
【「来訪神行事」とは、仮面や被り物、泥などをまとった「異形の姿」をした者が「来訪神」となり正月などの年の節目となる日に家々を訪れ、怠け者を戒めたり、家や人々に幸せや福をもたらしたりする行事で、各地域において受け継がれています】

その中の一つである「米川の水かぶり」(宮城県登米市東和町米川の五日町地区に古くから伝わる火伏せ行事)毎年2月の初午の日に行われます。

【地区の男だけが水かぶりの姿になり行事に参加できます。男たちは裸体の腰と肩にワラで作った「しめなわ」を巻き、「あたま」と「わっか」を頭から被り、足にわらじを履き、頭に火の神様の印であるかまどのすすを塗ります。この水かぶり装束を身につけ、男たちは神様の使いに化身します。
水かぶりの一団は大慈寺の秋葉山大権現と諏訪森大慈寺跡に祈願した後、奇声を上げながら町に繰り出し、家々の前に用意された水を屋根にかけ、町中の火伏せをします。
人々は男たちが身につけた「しめなわ」のワラを抜き取り、自家の火伏せのお守りにします。
水かぶりの一団とは別に、鐘を鳴らす墨染僧衣のひょっとこ(火男)と天秤棒に手桶を担いだおかめが、家々を訪れご祝儀をいただきます】

という行事なのです。

mizukaburi 節分の話が長くなりました。今日は数独3題が掲載されていたので紹介します。節分の豆を食べたり、恵方巻を食べたりしてお腹が一杯ではないかと思いますが、頭の体操をしてください。
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