2023年02月 アーカイブ

今日2月9日は「ふくの日」記念日

「ふく」といっても洋服の「ふく」ではなく、魚の「河豚(ふぐ)」のことです。そして誤変換ではありません。「ふくの日」記念日は、
【協同組合・下関ふく連盟が1980年(昭和55年)に制定。日付は「ふ(2)く(9)」と読む語呂合わせから。本場下関では河豚(ふぐ)を「福」と同じ発音で縁起がいいことから「ふく」と言うので、ふくの普及と宣伝が目的で記念日に制定した。
フグは、フグ目、特にフグ科に属する魚の総称。およそ120種の魚がフグ科に分類される。そのうち食用とする種として、トラフグ、マフグなどが有名。敵を威嚇するために体を膨らませる習性がある。そして、漢字では「河豚」と書くのが普通だが、魚へんの漢字「鰒」「鯸」「魨」も「ふぐ」と読む】
と言うことです。
オッサンも若い頃、日本酒の友として「ふく刺し」を食べたものです。

ツマラナイ話で退屈されたと思いますので、お詫びの印に頭の体操の材料を紹介します。なお、漢字パズル国名の読み方です。

【数独】 msuuc02_09

asuuc02_08 asuuX02_09

【漢字パズル】
oosutoria

今日の年中行事ですが・・・

2月の声を聞いて、なんとなく春めいた暖かさの今日この頃です。さて、今日2月8日は「御事始め」年中行事の日なのです。
【「御事始め(おことはじめ)」または「事始め」は、農作業が始まり、一年の営みが始まる日である。この日が一年の「農の事始め」であり、12月8日はその終わりであることから「御事納め(おことおさめ)」または「事納め」といい、2月8日と12月8日をまとめて「事八日(ことようか)」というのです。「御事始め」「事始め」の呼び方は地方によって異なります。「御事始めの日」は、農事を始めることを祝って行なった行事のことも意味します。この日に「針供養」をする地方もあります】と言う年中行事なのです。
続けて今日の頭の体操の材料、「数独」と「漢字パズル」を紹介します。お暇なときに使ってください。

数独】

msuuc02_07 asuuX02_07

【漢字パズル】

yarimizu utena
togaru sudaku

初午の日

今日も晴れの天気そして冷たい風が吹いています。今日2月5日は「初午の日」です。
節分の日の投稿で【「初午の日」は農作業が始まる日で、その年の豊作を祈願する日とされていました。各地で「来訪神行事」が行われます】と先走って紹介済なので改めて触れません。と言うことで、今朝は新聞に掲載されていた数独とパズルを紹介します。

【数独】

asuuX02_04 msuuJ02_05

【パズル】
apuzz02_04

mpuzz02_05_2 mpuzz02_05_1

春よ来い!早く来い!!

risttl節分の翌日に迎える立春は、冬から春に移る時期です。厳しい寒さも立春まで、少しずつ日足が伸び気温が上がり始め、木々は芽吹き、生き物たちの目覚めも間近です。 旧暦では、一年の始まりは立春。寒さのピークもここまでです。梅の花が咲き始め、少しずつ春の兆しが現れ始めます。 この頃の気温が寒い日が3日続いた後、暖かい日が4日続き、寒暖を繰り返す「三寒四温」を経て季節は春に向かっていきます。 「立春」は次の「雨水」までの間の2月4日から2月18日頃までの期間です。

skehai yukidoke 雪解:北国では雪解けはまだまだ先の話ですが、天候によっては急に雪解けが始まることもあります。春を告げる美しい言葉です。

■七十二候の区分

syokou rissyokou 東風解氷(はるかぜ、こおりをとく) 2月4日から2月8日頃まで。 東から暖かい風が吹き始め、張り詰めていた厚い氷を溶かし始めるころ。春の気配が少しずつ感じられるようになります。
sjikou risjikou 黄鶯睍睆(うぐいす、なく) 2月9日から2月13日頃まで。 春の訪れを告げる鶯の美しい鳴き声が聞かれます。年の最初に聞く鶯の声を【初音】といいます。
smakkou rismakkou 魚上氷(うお、こおりをいずる) 2月14日から2月18日頃まで。 暖かさを感じ始めた川の魚が動き始め、割れた氷の下から飛び出すような時期です。渓流釣りが解禁となる地域もあります。

■旬のもの

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asatuki あさつき: ネギの一種ですが、「浅葱」と書くように、ネギよりも色が薄いのが特徴です。古くから葉と球根を食用としていて、色や香り、辛みを生かして和食全般に使用されています。
takana 高菜: カルシューム、カロテン、葉酸などの栄養素を含む、若干の苦みがる葉は、炒め物などに使われます。塩漬けにして発酵させた高菜漬けは有名です。
hagobou 葉ゴボウ: 関西地方では春を告げる野菜として馴染みです。シャキシャキとした食感の葉は和え物や天ぷらなどに最適です。
iseebi 伊勢海老: 熱帯域の浅い海に生息し、かつ伊勢湾で多く採れたためこの名がつけられた。刺身や焼きものなど和食に多く用いられるが、グラタンなどの洋風の料理にもあいます。祝いの料理や正月飾りなど、慶事に欠かせない食材です。
itoyori いとより: 赤や黄、金銀の筋が入る魚で、焼き物、煮物、吸い物などに用いられます。鮮度がよいものは刺身で食べると美味。
torafugu トラフグ: 天然トラフグが美味しいのは冬~産卵期にあたる2月の頃です。このころには白子もふっくらとします。透き通るほどの薄造りにしたものが「てっさ」です。
ichigo 苺: 旬は12月~5月ごろ。ビタミンCが豊富に含まれていて、甘酸っぱくおいしい。へたと反対側の先端の方が鮮度が高いので、へた側から食べると最後まで甘味を楽しめます。

smikaku

inaririsusi 稲荷すし:  甘すぎないじゅ~し~ないなり寿司。ほおばったときに汁がじゅわっとたまりません。濃い味のお揚げが好きな方は、煮汁を、砂糖大3・しょう油大3・みりん大2に増やして下さい。
材料(10~14個分位)
●油揚げ    5~7枚(大) ●しょうゆ    さじ2 ●砂糖    大さじ2 ●みりん    大さじ2 ●だしの素    小さじ1/ ●水    カップ1と1/2 ●米    2合 ○酢    大さじ4 ○砂糖    大さじ3 ○塩    小さじ1 お好みで混ぜますゴマ・ガリ・みょうがを混ぜます。
■作り方
①  米をやや硬めに炊く。酢・砂糖・塩をよく混ぜて砂糖・塩を溶かす。油揚げをまな板にのせ、上からお箸をころころ転がす(開きやすくなる)。
② 半分に切って熱湯に入れて1,2分茹でて油抜きする。ザルにあげてあら熱を取り、手ではさんで水気を押し絞る。
③ 鍋に●印の材料と油揚げを入れ、中弱火で落としぶたをして煮る。煮汁が少し残るくらいで火を止め、そのまま冷まし残りの汁を吸わせる。
④ すし酢を大さじ1別にしておく。ご飯が炊けたら、すぐにお釜の中ですし酢を回しかける。ざっくり混ぜてしめらせた飯台にあける。
⑤ 時々上下を返してうちわであおいで人肌に冷ます。ゴマ・ガリ(みじん切り)・みょうが(千切り)などを散らしてサックリ混ぜる。
⑥ 別にしておいたすし酢を少し手につけ、すし飯をふんわりたわら型ににぎっておく。油揚げの煮汁を手のひらで軽く押して絞る。
⑦ すし飯をそっと油揚げに詰め、形を整えて完成。ぎゅうぎゅう詰めにしないほうが口当たりがいいです。
⑧ 口を下にして閉じたものと、口を上にして中身が見えるものと2種類作ってみました。
⑨ すし飯にきゃらぶきを混ぜ込んでお弁当に入れました。
⑩ エビの佃煮を混ぜ込みました。
⑪ 春バージョン錦糸卵と菜の花を飾りました
★コツ・ポイント 油揚げは煮汁が残ってる状態で火を止め、煮汁につけたまま冷ますと残った汁を吸ってじゅーしーでふっくらしたお揚げになります。お揚げは多めに作って、冷凍保存もできますよ。 酢飯には他に、大葉やガリ、ひじきの煮物などをまぜこんでもおいしいです。

syachou

mejiro めじろ: 目の周りが白いのが特徴で、集まって花の蜜をついばむ姿が愛らしい。
uguisu うぐいす: 美しい鳴き声で春の訪れを知らせてくれます。藪を好む小鳥で、鳴き始めに高低のある声が特徴で谷渡りと呼ばれる長く続く声も出します。

skusa

ume 梅: 日本へ渡来した当時は薬用にするため、果実を収穫することが目的だったそうです。現在のように花を観賞するようになったのは8世紀ごろからだそうです。
asebi アセビ: 日本原産で日当たりの良い山地に自生します。スズランのような花が咲き誇るさまは万葉集にも登場します。

sgyouji

hatuuma 初午:「初午(はつうま)」は、現在では2月最初の午の日で、2023年は2月5日にあたります。 奈良時代(711年)に京都の伏見稲荷大社に祀られている、五穀をつかさどる 農業の神様が、稲荷大社に鎮座されたのが初午の日だったところから、毎年その日に伏見稲荷大社で「初午祭(はつうまさい)」が催されるようになり、 「初午詣(はつうまもうで)」として五穀豊穣を願ってお参りをするようになったそうです。そして、その神様のお使いがきつねだったことから、好物 である油揚げや、米俵に見立てたいなりずしなどをお供えしました。この行事は、全国の稲荷神社や道端や屋敷神のお稲荷さんでも行われています。 子供の頃、祖母宅の小さな祠のお稲荷さんに油揚げやおだんごを供えていた のを覚えています。 ところで、なぜ、きつねの好物が油揚げと言われるのでしょうか。 それは昔、きつねを捕まえる時に好物のねずみの油揚げ(天ぷら)を餌と して使っていたところから、お供えが豆腐の油揚げになり、「きつねの好 物は油揚げ」となったようです。 いなりずしは、「お稲荷さん」、「きつねずし」とも言われ、関西では 三角形、関東では俵型に作られます。
harikuyou 針供養:針供養(はりくよう)とは、折れたり、錆びたり、曲がったりして使えなくなった針を豆腐やこんにゃくなどに刺して供養する行事です。 針供養は、2月8日、または12月8日に行われる行事なので、2023年も同様です。東日本では2月8日、西日本では12月8日に行うことが多かったようですが、地域に関わらずどちらか一方の日に行うところや、両日行うところもあります。 針供養の起源は定かではありませんが、中国の「社日(土地の神様をまつる日)に針線(針仕事)を止む」という習わしに起因するという説があります。平安時代には貴族の間で行われるようになったと考えられており、江戸時代に針の労をねぎらい裁縫上達を願うまつりとして広がりました。針仕事は女性にとって重要な仕事だったため、折れた針や古くなった針に感謝の気持ちを込めて柔らかい豆腐やこんにゃく、もちに刺し、川に流したり、土に埋めたり、神社に納めたりして供養し、裁縫の上達を願いました。 豆腐など柔らかいものに刺すのは、これまで硬い生地などを刺してきた針に対し、最後は柔らかいところで休んでいただきたいという気持ちや、供物としての意味があるといわれています。昔はそれぞれの家庭で針供養を行っていたそうですから、豆腐やこんにゃくに針を刺し、身の回りの道具を大事にする気持ちを大切にしてはいかがでしょう。

節分の日ですネ

厄払いのため、「福は内!鬼は外!」と言いながら、福豆を撒きます。巻き終わった後、撒いた福豆を自分の年に数食べるという風習もありますね。そして、「恵方巻」を1本無言でまる齧りするという風習もあります。
「初午の日」は農作業が始まる日で、その年の豊作を祈願する日とされていました。各地で「来訪神行事」が行われます。2023年の「初午の日」は2月5日の日曜日です。
【「来訪神行事」とは、仮面や被り物、泥などをまとった「異形の姿」をした者が「来訪神」となり正月などの年の節目となる日に家々を訪れ、怠け者を戒めたり、家や人々に幸せや福をもたらしたりする行事で、各地域において受け継がれています】

その中の一つである「米川の水かぶり」(宮城県登米市東和町米川の五日町地区に古くから伝わる火伏せ行事)毎年2月の初午の日に行われます。

【地区の男だけが水かぶりの姿になり行事に参加できます。男たちは裸体の腰と肩にワラで作った「しめなわ」を巻き、「あたま」と「わっか」を頭から被り、足にわらじを履き、頭に火の神様の印であるかまどのすすを塗ります。この水かぶり装束を身につけ、男たちは神様の使いに化身します。
水かぶりの一団は大慈寺の秋葉山大権現と諏訪森大慈寺跡に祈願した後、奇声を上げながら町に繰り出し、家々の前に用意された水を屋根にかけ、町中の火伏せをします。
人々は男たちが身につけた「しめなわ」のワラを抜き取り、自家の火伏せのお守りにします。
水かぶりの一団とは別に、鐘を鳴らす墨染僧衣のひょっとこ(火男)と天秤棒に手桶を担いだおかめが、家々を訪れご祝儀をいただきます】

という行事なのです。

mizukaburi 節分の話が長くなりました。今日は数独3題が掲載されていたので紹介します。節分の豆を食べたり、恵方巻を食べたりしてお腹が一杯ではないかと思いますが、頭の体操をしてください。
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