2025年03月 アーカイブ

3月31日はエッフェル塔落成記念日です

エッフェル塔落成記念日(3月31日 記念日)

1889年(明治22年)のこの日、エッフェル塔の落成式が行われた。

エッフェル塔について

エッフェル塔は、フランスの首都パリのシャン・ド・マルスの広場に立つ鉄塔で、パリの象徴的な名所となっている。同1889年5月6日に開催されたパリ万国博覧会(パリ万博)に合わせて建設され、フランス人技師ギュスターヴ・エッフェルが設計した。エッフェル塔の名前は彼に由来する。建設は万博に間に合わせるため、2年2ヵ月という驚異的な速さで完成した。

建設当時の高さは312.3m(旗部を含む)で、1930年(昭和5年)にアメリカのニューヨークに高さ319mのクライスラー・ビルディングが完成するまでは世界一高い建造物であった。現在は放送用アンテナが設置されたため、エッフェル塔の高さは324mとなっている。

エッフェル塔

1991年(平成3年)、エッフェル塔を含むパリのセーヌ川周辺は世界遺産として登録された。エッフェル塔は、世界で最も多くの人が訪れた有料建造物である。2017年(平成29年)9月には通算来場者数が3億人を突破して記念式典が開催された。

3月30日はスポーツ栄養の日です

スポーツ栄養の日(3月30日 記念日)

東京都中央区築地に本社を置き、スポーツ新聞『日刊スポーツ』の発行やデジタル媒体の運営、文化事業などを行う株式会社日刊スポーツ新聞社が制定。

同社が運営するスポーツ栄養サイト「アスレシピ」をより多くの人に知ってもらい活用してもらうことが目的。

日付は「アスレシピ」がオープンしたのが2016年(平成28年)3月30日であり、アスリートにとってバランスの良い食事は「主食・主菜・副菜・汁物・果物・乳製品」の6種類をそろえることから、3月30日を3+3+0=6と見立てて。

記念日は2017年(平成29年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。この日には、日頃の感謝の気持ちを込めてプレゼントキャンペーンなどが実施された。ただし、その後に同協会の記念日登録は終了したようで、2025年(令和7年)2月時点で同協会の認定記念日としては確認できない。

スポーツ選手の食事の基本の形
スポーツ選手の食事の基本の形

「アスレシピ」では、スポーツ選手の食生活を応援するために管理栄養士や料理家によるレシピやコラムなどを配信していた。レシピの分類は、筋力アップ・持久力アップ・疲労回復などの「目的別」、野球やサッカーなどの「スポーツ別」、「栄養素別」などスポーツ選手向けに特化したものになっていた。

その後、同社は諸般の事情により2024年(令和6年)12月26日(木)をもって、「アスレシピ」の運営を終了している。

3月29日は八百屋お七の日です

八百屋お七の日(3月29日 記念日)

1683年(天和3年)のこの日、18歳の八百屋の娘・お七が、放火の罪で3日間の市中引き回しの上、火あぶりの極刑に処せられた。

前年12月28日に江戸で発生した「天和の大火」の際、お七の家は燃えてしまい、親とともに寺に避難した。お七はその寺で寺小姓・生田庄之介と出会い、恋仲になった。やがて店が建て直され、お七一家は寺を引き払ったが、お七は庄之介のことが忘れられなかった。

もう一度火事になれば庄之介にまた会えると考えて、3月2日の夜に家の近くで放火に及んだ。近所の人がすぐに気が付き、ぼやで消し止められたが、その場にいたお七は放火の罪で御用となった。

当時は放火の罪は火あぶりの極刑に処せられていたが、17歳以下ならば極刑は免れることになっていた。そこで奉行は、お七の刑を軽くするために「おぬしは17だろう」と問うが、その意味が分からなかったお七は正直に18歳だと答えてしまい、極刑に処せられることとなった。

お七が干支の丙午(ひのえうま)の年の生まれであったことから、丙午生まれの女子が疎まれるようになった。また、丙午生まれの女性は気性が激しく夫の命を縮めるという迷信に変化して広まったとされる。

八百屋お七(二代目 歌川国輝画 1867年)
八百屋お七

八百屋お七は、井原西鶴の浮世草子『好色五人女』に取り上げられたことで広く知られるようになり、文学や歌舞伎、文楽など芸能において多様な趣向の凝らされた諸作品の主人公になっている。

3月28日はグリーンツーリズムの日です

グリーンツーリズムの日(3月28日 記念日)

大分県宇佐市に本拠を置き、大分県各地で活動を行う特定非営利活動法人(NPO法人)「大分県グリーンツーリズム研究会」が2013年(平成25年)に制定。

グリーンツーリズムとは、農山漁村地域において、自然・文化・人々との交流を楽しむ滞在型の余暇活動のことで、その振興と発展が目的。日付は1996年(平成8年)3月28日に日本におけるグリーンツーリズムの発祥と言われる「大分県安心院町グリーンツーリズム研究会」が発足したことから。記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。

宇佐市安心院町
宇佐市安心院町

大分県安心院町グリーンツーリズム研究会は、発足後に「安心院方式」と呼ばれる会員制の「農村民泊」(農泊)に取り組んだ。この活動が認められ、2002年(平成14年)3月28日に、大分県生活環境部が「グリーンツーリズム通知」を発令し、全国に先駆けて民泊施設の営業許可の条件を大幅に緩和したことで、全国的にグリーンツーリズムが広まって行った。

安心院町には「グリーンツーリズム発祥の地」記念碑が建てられている。この日は記念イベントとして、大分県全体で特別価格で民泊を受け入れるサービスを行っている。

3月27日はオンライン花見の日です

オンライン花見の日(3月27日 記念日)

東京都渋谷区神南に事務所を置き、ドローンレースやイベントの企画、ドローンを活用した企画・撮影・編集などを行う株式会社ドローンエンターテインメントが制定。

日付は3月27日が「3×9(さくら)=27」の語呂合わせなどで「さくらの日」とされることから。

日本を代表する花の「桜」を愛でるお花見は大切な日本文化の一つだが、2021年(令和3年)3月時点において新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大の影響でお花見をすることが難しくなっている。

桜ドローンプロジェクト

そこでオンライン上で桜の映像を通してのお花見「オンライン花見」をすることで、お花見文化を守り、世界中の人にも親しんでもらうことが目的。記念日は2021年に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。

同社は2019年(平成31年)1月14日に設立された会社で、イベント企画の一つとして日本各地の美しい桜をドローンで撮影する「桜ドローンプロジェクト(Sakura Drone Project)」を実施している。

桜ドローンプロジェクト

2021年3月27日(土)の「オンライン花見の日」には、自宅や会社で世界中の人々が美しい桜を楽しめる「オンライン花見」をYouTubeで配信予定である。

桜ドローンプロジェクト

同社ではドローンで撮影した全国の桜の映像のブルーレイ・ディスクの販売も行っている。また、同社のWebサイトでは桜ドローンプロジェクトで捉えた桜の画像を無料でダウンロードでき、オンライン飲み会などのバーチャル背景として利用できる。

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