2025年03月13日 アーカイブ

3月13日は新選組の日です

皆さんは新選組という出来事をご存知でしたか?古い昔の出来事ですから、今の若い方の多くはご存知ないのかしれません。
取り敢えず内容をご覧になってください。

新選組の日(3月13日 記念日)

新選組にゆかりのある東京都日野市のNPO(特定非営利活動)法人・日野市観光協会が制定。

1863年(文久3年)のこの日、京都・壬生に詰めていた武芸に秀でた浪士達で構成された新選組の前身「壬生浪士組」に、陸奥国会津藩主で京都守護職の松平容保から「会津藩預かり」とする連絡が入り、新選組が正式に発足した。

もともと壬生浪士組は、清河八郎の提案で、事件が頻発している京都の警護に当たるために幕府が江戸で募集をしたものである。1863年2月に江戸を出発したが、京都に着いた途端、清河が壬生浪士組の目的は尊皇攘夷だと言い出したため、浪士組は空中分解してしまった。

まもなく幕府の帰還命令を受けて清河ら209名は江戸に戻ったが、近藤勇・芹沢鴨・土方歳三・沖田総司・山南敬助・永倉新八・井上源三郎・斎藤一ら24名はそのまま京都に残留した。松平容保の配下に入り、9月に隊名を「新選組」と改称した。その後、約4年間にわたり、京都で尊皇攘夷派・倒幕派の弾圧を行った。

記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。日野市は新選組副長の土方歳三や六番隊組長の井上源三郎らの出身地であり、新選組の故郷である。この歴史・文化を郷土の誇りとして、意識おこし・まちおこしにつなげ、市全体の活性化を目指している。

新選組のふるさと日野

3月13日は青函トンネル開業記念日です

青函トンネル開業記念日(3月13日 記念日)

1988年(昭和63年)のこの日、本州・青森と北海道・函館を結ぶ北海道旅客鉄道(JR北海道)の海底トンネル「青函トンネル」が開通した。

正確には本州の青森県東津軽郡今別町浜名と北海道上磯郡知内町湯の里を結ぶトンネルである。用途は鉄道トンネルで、青森県の中小国駅と北海道の木古内駅を結ぶJR海峡線(当時の愛称:津軽海峡線)が同日に開業した。

青函トンネルの位置
青函トンネルの位置
青函トンネル(本州側入口)
青函トンネル(本州側入口)

1946年(昭和21年)の地質調査開始から42年の歳月がかかり、トンネル本体の建設費は計画段階で5384億円であったが、実際には7455億円という巨費が投じられた。また、取り付け線を含めた海峡線としての建設費は計画段階で6890億円、実際には9000億円に上った。

当時、青森駅と函館駅を結ぶ鉄道連絡船として、日本国有鉄道(国鉄)により青函航路(青函連絡船)が運航されていたが、青函トンネルの開通により同日に廃止され、80年の歴史の幕を閉じた。

2016年(平成28年)3月26日に新青森駅と新函館北斗駅を結ぶ北海道新幹線が開業した。これに伴い、青函トンネルは在来線の海峡線と北海道新幹線の共用走行を行っている。

青函トンネルは、全長53.85km、海底部23.30km、全長の43%が海底である。長らく世界最長の鉄道トンネルであったが、2016年6月1日にスイスのアルプス山脈を通る57.09kmのゴッタルドベーストンネルが開通し、世界2位の長さとなっている。