太陽が真東から昇って真西に沈み、昼と夜の時間がほぼ同じになる日です。この日から次第に昼の時間が長くなり始めます。桜の開花情報が報道され、入学や転職など生活の変化が多い時季でもあります。「春分」は次の「清明」までの間の3月21日から4月4日頃までの期間です。
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寒の戻り:3月後半になると雨と晴れの日が繰り返し一雨降るごとに暖かくなりますが、急に寒気団が南下して真冬の寒さになることがります。これを寒の戻りと呼びます。 |
■七十二候の区分
■旬のもの
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タラの芽: 桜の咲く頃がちょうどタラの芽が採れる時期です。揚げたての天ぷらは、ほろ苦さと香りが絶品だと言われます。私はこのほろ苦さが苦手ですが・・・。 |
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小カブ: 東京葛飾生まれの「金町小カブ」をルーツに持つ小カブは、形が美しく、野菜の芸術品とも呼ばれます。春のものは軟らかくて生で食べても美味しいのだそうです。 |
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モクレン: 花は閉じたような状態で上向きに咲き、満開になると白い鳥たちが木に止まっているように見えます。 |
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ツクシ: 桜の季節に一斉に生え出すツクシ。土から筆が出ているように見えることから「土筆」と書かれます。 炒め物や佃煮で食べられる山菜です。 |
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ひばり: おしゃべりするように、空高く朗らかな声でさえずることで知られます。草の根元などに巣を作り、巣に動物が近づくと、親鳥は傷ついているようにふるまい雛から気を逸らそうとします。 |