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天神祭が行われます

暦の上では今日7月23日から二十四節気の「大暑」の時期に入ります。
うだるような暑さが続くころです。昔の人は軒先に風鈴を下げて音で涼を感じていたそうです(今ではクーラーの風で涼を味わっていますが)。
窓に葦簀をかけて日射しを避け、夜には川に船を浮かべて風に当たるなど、自然の中に涼を見つける納涼文化がありました。
土用ウナギなどの食養生も、猛暑を乗り切るための習わしだったそうです。

さて、七十二候では「大暑」を3つに分けています。
①初候:桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)-桐の卵形の実がなり始めるころ。7月23日~28日。

kirihana
②次候:土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)-土がしめって蒸し暑くなるころ。7月29日~8月2日。
midori
③末候:大雨時行(たいうときどきふる)-時として大雨が降るころ。8月3日~6日。
nyudoukumo

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この時期の食材には次のようなものがあります。
イサキ、スズキ、ウニ、ウナギ、大葉、枝豆、スイカ

isaki suzuki
uni unagi
ooba edamame

suica
枝豆は晩酌の際にお世話になっている食材です。その他のものはなかなかお目に掛かりません。

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生き物ではカブトムシとアブラゼミが代表的な存在です。

kabutomusi aburazemi

昔は子ども達がよく捕りに行ったものです。
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天神祭りに代表されます。天神祭(てんじんまつり、てんじんさい)は、日本各地の天満宮(天神社)で催される祭りで、祭神の菅原道真の命日にちなんだ縁日で25日前後に行われます。大阪天満宮を中心として大阪市で行われる天神祭が有名なのだそうです。

大阪天神祭について、「 大阪天満宮 」のホームページには次のように紹介されています。詳しいことはホームページをご覧ください。

日本三大祭の一つ。また、生國魂神社の生玉夏祭、住吉大社の住吉祭と共に大阪三大夏祭りの一つ。期間は6月下旬吉日 – 7月25日の約1か月間に亘り諸行事が行われる。24日宵宮、25日本宮。特に、25日の本宮の夜は、大川(旧淀川)に多くの船が行き交う船渡御(ふなとぎょ)が行われ、奉納花火があがる。大川に映る篝火や提灯灯り、花火などの華麗な姿より火と水の祭典とも呼ばれている。他に鉾流神事(ほこながししんじ)、陸渡御(りくとぎょ)などの神事が行われる。

tenjinmaturi

梅雨が明けたようです

7月19日気象庁が、関東甲信越地方も梅雨明けした模様だと発表しました。
昨20日午後には一時的でしたが強い雷雨に見舞われた当地でした。
ただ、週末には台風12号が本州に接近するかもしれないとの予報なのですが・・・。

いずれにしても、梅雨明け以降は暑い夏を迎えることになりますね。

七十二候によると7月22日から8月6日ごろまでを「大暑」と呼びます。もっとも暑い真夏のころのことです。
土用の鰻、風鈴、花火と風物詩が目白押しの時期でもあります。

kabayaki

furin hanabi

そしてこの時期を過ぎると、七十二候では秋、立秋を迎えます。
「大暑」も次の3つの候に分けられています。

●初候 「桐始めて花を結ぶ」-桐が梢高く、実を結びはじめるころ。7月22日から27日ごろまでです。
隅田川の花火大会が7月の最終土曜日に行われます。
sumidagawa

●次候 「土潤いて溽し暑し(つちうるおいてむしあつし)」-むわっと熱気がまとわりつく蒸し暑いころ。7月28日から8月1日ごろまでです。
なお、旧暦の8月1日を「八朔」と呼び、日頃の恩にお礼をする日になったそうです。
●末候 「大雨時行る(たいうときどきふる)」-夏の雨が時に激しく降るころ。8月2日から6日ごろまでです。たくさんの蝉が一斉に鳴き立て、まるで時雨が降りつけてきたように大音量で鳴く「蝉時雨」の時期でもあります。

◆旬の魚介 うに、あなご、太刀魚
uni

anago tachiuo

あなごと太刀魚の区別がつきますか?左の写真があなごです。
オッサンはあまり好きではありませんが、「ウニ丼」は絶品だそうですね。
unidon

いくら丼のほうがオッサンは好みです。

◆旬の野菜 きゅうり、枝豆

kiuri edamame

◆旬の果物 すいか
suika

◆旬の草花 桐の花
kirinohana
◆旬の味覚 そうめん
soumen

◆旬の虫 カブトムシ、ノコギリクワガタ

kabutomusi nokogiri

左の写真がカブトムシです。子供たちの憧れの的ですね。
◆旬の行事
①蛍狩り
②ねぷた祭とねぶた祭
・弘前ねぷた祭は8月1日から7日。
neputa

・青森ねぶた祭は8月2日から7日。
nebuta

③秋田竿燈まつり
8月3日から6日まで。「生えたさあ、生えたさあ」と威勢よく声を張り、五穀豊穣を祈る祭です。「生えたさあ」は「おえたさあ」と言うそうですね。
kantou

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