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朝晩の冷え込みが厳しくなる時季

taittl 山の峰々は雪に覆われて、冬らしい風景が見られるようになります。平地では寒風が吹き荒れて、日本海側では大雪に見舞われることが多くなります。朝晩の冷え込みがより一層厳しくなる時季です。 「大雪」は次の「冬至」までの間の12月7日から12月21日頃までの期間です。

skehai hisame 氷雨:この時季に降る冷たい雨や、ひょうやあられなどの氷の粒も氷雨と呼びます。 ひょうは夏のものですが、氷雨は夏と冬という対照的な両方の季節の季語となっています。

■七十二候の区分

syokou taisyokou 閉塞成冬(そらさむく、ふゆとなる) 12月7日から12月11日頃まで。 天も地も寒さで塞がれ、空は灰色の雲、冷たい空気に覆われ、生き物はじっと身を潜めます。
sjikou taijikou 熊蟄穴(くま、あなにこもる) 12月12日から12月16日頃まで。 冬眠に備えてエサをたっぷりと食べた熊が、そろそろ穴にこもるころ。シマリスやカエル、イモムシやコウモリも冬ごもりを始めます。
smakkou taimakkou 鱖魚群(さけのうお、むらがる) 12月17日から12月21日頃まで。 海で育った鮭が産卵のために自分の生まれた川へと里帰りします。迫力のあるサケの遡上は、北海道から東北の冬の風物詩です。

■旬のもの

syokuzai

daikon 大根: 生産量、作付面積は野菜の上位で、「沖縄島ダイコン」など、全国各地に在来種があります。最も多く出回っている品種は「青首ダイコン」です。 春の七草の「すずしろ」は大根のことです。漬物や薬味などにも使われます。
tennouji 天王寺カブ: 大阪天王寺付近発祥の大カブで、甘くて柔らか。大きくなると土から浮き出るほど元気です。
taraba たらばがに: 生物的にはカニよりもヤドカリに近く、足を広げると1メートル以上にもなります。魚のタラほぼ同じ場所で獲れりため「鱈場蟹」と名付けられました。
hamachii はまち: アジ科の魚であり、出世魚です。海水温が下がって、脂の乗った冬が旬です。関東でいうイナダを、関西ではハマチと呼んで珍重します。
タラ: 淡白な味わいで鍋に最適な魚です。秋田にはタラの白子が主役の「だだみ鍋」という郷土料理もあります。
百合根: ほっくりとした食感とほのかな甘みと苦みが魅了です。古くは冬場の滋養強壮に用いられたそうです。
kinkan 金柑: 甘みと柔らかい苦みがあり、皮ごと食べられます。ビタミンCが豊富なので古くから風邪の民間薬として知られます。宮崎県が全体の65%を出荷しています。

smikaku

furofuki ふろふき大根の作り方: ■ふろふき大根の材料 (4人分) 大根 … 1本 昆布 … 10㎝角1枚 黄柚子 … あれば少々 A 味噌 … 大さじ4と1/2 A 砂糖 … 大さじ6〜7 A 酒 … 大さじ3 A みりん … 大さじ1と1/2 ■ふろふき大根の作り方 ①ふろふき大根の大根の切り方/隠し包丁 大根は2〜3㎝幅に切りそろえて、厚めに皮をむきます。*切り口を上から見ると、外の皮の内側に繊維状の輪があります。やわらかく大根を炊いて食べるふろふきなどでは、その部分があると筋っぽさを感じやすいので、口当たりをよくするために厚めにむき取るとよいです。 皮をむいた後は、裏面に“隠し包丁”といって、十文字に1/3程度まで包丁で切り込みを入れ、火の通りをよくしてあげます。 ②ふろふき大根の作り方/炊き方 ●大根は特に米のとぎ汁で下ゆでしたりする必要はありません。水+昆布で炊き始めればOKだと思います。 鍋に昆布と大根、大根がしっかりかぶるくらいの水を入れて中火にかけます。 煮立ったら火を弱めて30〜40分ほど、あとはことこと炊くだけ。竹串がすっと通るまで火を入れるとよいです。 ※途中アクが出てきたらとりますが、静かに炊けばそんなにアクも出てこないと思います。 ●大根を炊いている間に味噌だれを作ります。鍋にAを混ぜ合わせ、少し弱めの中火にかけます。沸いたらヘラで鍋底を混ぜながら3〜4分ほど煮詰めます。 ここでの注意点は鍋底が焦げないような火加減と、仕上がりのどろっとしたとろみ加減。みそだれを持ち上げてボタッと落ちるくらいのとろみに仕上げます。 ※味噌だれのレシピは、は赤味噌か米味噌で作ることを想定したレシピになっています。もし甘めの白味噌を使う場合は、砂糖を半分くらいに減らして作ってみてください。 ●大根に竹串がすっと通って柔らかくなれば、器に盛り付け、、味噌だれをたっぷりのせてあつあつをいただきます。黄柚子の皮を添えても美味しいものです。

syachou

miyakotori みやこどり: 日本で越冬する旅鳥。干潟や岩礁の海岸で見られ、海岸の貝類を好んで食べます。貝殻をくちばしで叩いて突き破り、ほんの収秒でこじ開けるそうです。 古い時代にはゆりかもめのことをみやこどりと呼んでいたそうです。
fukurou みみずく: フクロウ科のうち、羽角がある種の総称です。夜行性なので、夕暮れから鳴き始めます。 冬の季語として用いられます。
murasaki ムラサキシジミ: 成虫で冬を過ごし、翌春に再び活動を開始します。羽を広げると青紫色だふぁ、閉じると彼は色に変わります。

skusa

sikura シクラメン: 篝火のように見えることから「篝花火」とも呼ばれます。鮮やかな花が冬枯れの季節に彩を添えてくれます。

sgyouji

susu 煤払い:正月に年神様を迎えるために、1年の汚れを払い、清めることが「煤払い」です。 江戸時代、12月13日に江戸城では「煤払い」を行っていました。1年間の汚れを払い隅から隅まできれいにすると、年神様がたくさんのご利益を持って降りてくるといわれ、江戸城では城内や神棚を煤払いし、江戸庶民も煤払いに精を出しました。これが今日まで伝えられ、煤汚れとは無縁の生活になった現在でも、社寺などでは煤払い行事が残っています。一般の家庭でも、幸多き新年にするために、13日には大掃除をして正月準備を始めたいところですが、家中の掃除を終わらせるのは無理というもの。この日は神棚や仏壇などをきれいにし、大掃除の計画を立ててみてはいかがでしょう。本格的な大掃除は、もう少し日にちが経ってから、天気の良い日を選んで行います。
hagoita 浅草羽子板市:毎年、12月の17日、18日、19日の3日間、台東区の浅草寺(観音様)の境内で羽子板市が開かれます。 「市」とは、神社仏閣の縁の日、参詣人の集まる日に、近郷在住の人々が日常生活用品を商うために「市」が立ち、「歳の市」とはその歳の最後の市です。江戸の歳の市は浅草が最も古く、万治元年(1659年)両国橋が架けられた頃と言われています。 浅草の歳の市は、日常生活用品の他に新年を迎える正月用品が主になり、それに羽子板が加わり華やかさが人目をひくようになりました。その華やかさから押し絵羽子板が「市」の主要な商品となり、いつしか市が「羽子板市」といわれるようになり「人より始まり人に終わる」と言われるほどの賑わいとなりました。 暮れの17、18、19日、浅草観音様の境内に江戸時代のままの情景が展開します。 通りから一段高く床を張ったにわか座敷店。飾り立てた羽子板は舞台より、一段といい男振りの役者の顔、顔、顔。仲見世から宝蔵門(仁王門)、観音堂まで境内いっぱいの人の波でこのときばかりは師走の寒さも和らぐようです。 現在も「羽子板市」の当日は、浅草の仲見せ通りは大変な人出です。 年の瀬の風物詩として、いつまでも大切にしたい日本人の心に残る行事のひとつです。

冷え込みが厳しくなります

taittl 山の峰々は雪に覆われて、冬らしい風景が見られるようになります。平地では寒風が吹き荒れて、日本海側では大雪に見舞われることが多くなります。朝晩の冷え込みがより一層厳しくなる時季です。 「大雪」は次の「冬至」までの間の12月7日から12月21日頃までの期間です。

skehai hisame 氷雨:この時季に降る冷たい雨や、ひょうやあられなどの氷の粒も氷雨と呼びます。 ひょうは夏のものですが、氷雨は夏と冬という対照的な両方の季節の季語となっています。

■七十二候の区分

syokou taisyokou 閉塞成冬(そらさむく、ふゆとなる) 12月7日から12月11日頃まで。 天も地も寒さで塞がれ、空は灰色の雲、冷たい空気に覆われ、生き物はじっと身を潜めます。
sjikou taijikou 熊蟄穴(くま、あなにこもる) 12月12日から12月16日頃まで。 冬眠に備えてエサをたっぷりと食べた熊が、そろそろ穴にこもるころ。シマリスやカエル、イモムシやコウモリも冬ごもりを始めます。
smakkou taimakkou 鱖魚群(さけのうお、むらがる) 12月17日から12月21日頃まで。 海で育った鮭が産卵のために自分の生まれた川へと里帰りします。迫力のあるサケの遡上は、北海道から東北の冬の風物詩です。

■旬のもの

syokuzai

daikon 大根: 生産量、作付面積は野菜の上位で、「沖縄島ダイコン」など、全国各地に在来種があります。最も多く出回っている品種は「青首ダイコン」です。 春の七草の「すずしろ」は大根のことです。漬物や薬味などにも使われます。
tennouji 天王寺カブ: 大阪天王寺付近発祥の大カブで、甘くて柔らか。大きくなると土から浮き出るほど元気です。
taraba たらばがに: 生物的にはカニよりもヤドカリに近く、足を広げると1メートル以上にもなります。魚のタラほぼ同じ場所で獲れりため「鱈場蟹」と名付けられました。
hamachii はまち: アジ科の魚であり、出世魚です。海水温が下がって、脂の乗った冬が旬です。関東でいうイナダを、関西ではハマチと呼んで珍重します。
タラ: 淡白な味わいで鍋に最適な魚です。秋田にはタラの白子が主役の「だだみ鍋」という郷土料理もあります。
百合根: ほっくりとした食感とほのかな甘みと苦みが魅了です。古くは冬場の滋養強壮に用いられたそうです。
kinkan 金柑: 甘みと柔らかい苦みがあり、皮ごと食べられます。ビタミンCが豊富なので古くから風邪の民間薬として知られます。宮崎県が全体の65%を出荷しています。

smikaku

furofuki ふろふき大根の作り方: ■ふろふき大根の材料 (4人分) 大根 … 1本 昆布 … 10㎝角1枚 黄柚子 … あれば少々 A 味噌 … 大さじ4と1/2 A 砂糖 … 大さじ6〜7 A 酒 … 大さじ3 A みりん … 大さじ1と1/2 ■ふろふき大根の作り方 ①ふろふき大根の大根の切り方/隠し包丁 大根は2〜3㎝幅に切りそろえて、厚めに皮をむきます。*切り口を上から見ると、外の皮の内側に繊維状の輪があります。やわらかく大根を炊いて食べるふろふきなどでは、その部分があると筋っぽさを感じやすいので、口当たりをよくするために厚めにむき取るとよいです。 皮をむいた後は、裏面に“隠し包丁”といって、十文字に1/3程度まで包丁で切り込みを入れ、火の通りをよくしてあげます。 ②ふろふき大根の作り方/炊き方 ●大根は特に米のとぎ汁で下ゆでしたりする必要はありません。水+昆布で炊き始めればOKだと思います。 鍋に昆布と大根、大根がしっかりかぶるくらいの水を入れて中火にかけます。 煮立ったら火を弱めて30〜40分ほど、あとはことこと炊くだけ。竹串がすっと通るまで火を入れるとよいです。 ※途中アクが出てきたらとりますが、静かに炊けばそんなにアクも出てこないと思います。 ●大根を炊いている間に味噌だれを作ります。鍋にAを混ぜ合わせ、少し弱めの中火にかけます。沸いたらヘラで鍋底を混ぜながら3〜4分ほど煮詰めます。 ここでの注意点は鍋底が焦げないような火加減と、仕上がりのどろっとしたとろみ加減。みそだれを持ち上げてボタッと落ちるくらいのとろみに仕上げます。 ※味噌だれのレシピは、は赤味噌か米味噌で作ることを想定したレシピになっています。もし甘めの白味噌を使う場合は、砂糖を半分くらいに減らして作ってみてください。 ●大根に竹串がすっと通って柔らかくなれば、器に盛り付け、、味噌だれをたっぷりのせてあつあつをいただきます。黄柚子の皮を添えても美味しいものです。

syachou

miyakotori みやこどり: 日本で越冬する旅鳥。干潟や岩礁の海岸で見られ、海岸の貝類を好んで食べます。貝殻をくちばしで叩いて突き破り、ほんの収秒でこじ開けるそうです。 古い時代にはゆりかもめのことをみやこどりと呼んでいたそうです。
fukurou みみずく: フクロウ科のうち、羽角がある種の総称です。夜行性なので、夕暮れから鳴き始めます。 冬の季語として用いられます。
murasaki ムラサキシジミ: 成虫で冬を過ごし、翌春に再び活動を開始します。羽を広げると青紫色だふぁ、閉じると彼は色に変わります。

skusa

sikura シクラメン: 篝火のように見えることから「篝花火」とも呼ばれます。鮮やかな花が冬枯れの季節に彩を添えてくれます。

sgyouji

susu 煤払い:正月に年神様を迎えるために、1年の汚れを払い、清めることが「煤払い」です。 江戸時代、12月13日に江戸城では「煤払い」を行っていました。1年間の汚れを払い隅から隅まできれいにすると、年神様がたくさんのご利益を持って降りてくるといわれ、江戸城では城内や神棚を煤払いし、江戸庶民も煤払いに精を出しました。これが今日まで伝えられ、煤汚れとは無縁の生活になった現在でも、社寺などでは煤払い行事が残っています。一般の家庭でも、幸多き新年にするために、13日には大掃除をして正月準備を始めたいところですが、家中の掃除を終わらせるのは無理というもの。この日は神棚や仏壇などをきれいにし、大掃除の計画を立ててみてはいかがでしょう。本格的な大掃除は、もう少し日にちが経ってから、天気の良い日を選んで行います。
hagoita 浅草羽子板市:毎年、12月の17日、18日、19日の3日間、台東区の浅草寺(観音様)の境内で羽子板市が開かれます。 「市」とは、神社仏閣の縁の日、参詣人の集まる日に、近郷在住の人々が日常生活用品を商うために「市」が立ち、「歳の市」とはその歳の最後の市です。江戸の歳の市は浅草が最も古く、万治元年(1659年)両国橋が架けられた頃と言われています。 浅草の歳の市は、日常生活用品の他に新年を迎える正月用品が主になり、それに羽子板が加わり華やかさが人目をひくようになりました。その華やかさから押し絵羽子板が「市」の主要な商品となり、いつしか市が「羽子板市」といわれるようになり「人より始まり人に終わる」と言われるほどの賑わいとなりました。 暮れの17、18、19日、浅草観音様の境内に江戸時代のままの情景が展開します。 通りから一段高く床を張ったにわか座敷店。飾り立てた羽子板は舞台より、一段といい男振りの役者の顔、顔、顔。仲見世から宝蔵門(仁王門)、観音堂まで境内いっぱいの人の波でこのときばかりは師走の寒さも和らぐようです。 現在も「羽子板市」の当日は、浅草の仲見せ通りは大変な人出です。 年の瀬の風物詩として、いつまでも大切にしたい日本人の心に残る行事のひとつです。

本格的な冬の始まりです

taittl 山の峰々は雪に覆われて、冬らしい風景が見られるようになります。平地では寒風が吹き荒れて、日本海側では大雪に見舞われることが多くなります。朝晩の冷え込みがより一層厳しくなる時季です。
「大雪」は次の「冬至」までの間の12月7日から12月21日頃までの期間です。

skehai hisame 氷雨:この時季に降る冷たい雨や、ひょうやあられなどの氷の粒も氷雨と呼びます。
ひょうは夏のものですが、氷雨は夏と冬という対照的な両方の季節の季語となっています。

■七十二候の区分

syokou taisyokou 閉塞成冬(そらさむく、ふゆとなる) 12月7日から12月11日頃まで。
天も地も寒さで塞がれ、空は灰色の雲、冷たい空気に覆われ、生き物はじっと身を潜めます。
sjikou taijikou 熊蟄穴(くま、あなにこもる) 12月12日から12月16日頃まで。
冬眠に備えてエサをたっぷりと食べた熊が、そろそろ穴にこもるころ。シマリスやカエル、イモムシやコウモリも冬ごもりを始めます。
smakkou taimakkou 鱖魚群(さけのうお、むらがる) 12月17日から12月21日頃まで。
海で育った鮭が産卵のために自分の生まれた川へと里帰りします。迫力のあるサケの遡上は、北海道から東北の冬の風物詩です。

■旬のもの

syokuzai

daikon 大根: 生産量、作付面積は野菜の上位で、「沖縄島ダイコン」など、全国各地に在来種があります。最も多く出回っている品種は「青首ダイコン」です。
春の七草の「すずしろ」は大根のことです。漬物や薬味などにも使われます。
tennouji 天王寺カブ: 大阪天王寺付近発祥の大カブで、甘くて柔らか。大きくなると土から浮き出るほど元気です。
taraba たらばがに: 生物的にはカニよりもヤドカリに近く、足を広げると1メートル以上にもなります。魚のタラほぼ同じ場所で獲れりため「鱈場蟹」と名付けられました。
hamachii はまち: アジ科の魚であり、出世魚です。海水温が下がって、脂の乗った冬が旬です。関東でいうイナダを、関西ではハマチと呼んで珍重します。
タラ: 淡白な味わいで鍋に最適な魚です。秋田にはタラの白子が主役の「だだみ鍋」という郷土料理もあります。
百合根: ほっくりとした食感とほのかな甘みと苦みが魅了です。古くは冬場の滋養強壮に用いられたそうです。
kinkan 金柑: 甘みと柔らかい苦みがあり、皮ごと食べられます。ビタミンCが豊富なので古くから風邪の民間薬として知られます。宮崎県が全体の65%を出荷しています。

smikaku

furofuki ふろふき大根の作り方:

■ふろふき大根の材料 (4人分)
大根 … 1本
昆布 … 10㎝角1枚
黄柚子 … あれば少々
A 味噌 … 大さじ4と1/2
A 砂糖 … 大さじ6〜7
A 酒 … 大さじ3
A みりん … 大さじ1と1/2

■ふろふき大根の作り方
①ふろふき大根の大根の切り方/隠し包丁
大根は2〜3㎝幅に切りそろえて、厚めに皮をむきます。*切り口を上から見ると、外の皮の内側に繊維状の輪があります。やわらかく大根を炊いて食べるふろふきなどでは、その部分があると筋っぽさを感じやすいので、口当たりをよくするために厚めにむき取るとよいです。 皮をむいた後は、裏面に“隠し包丁”といって、十文字に1/3程度まで包丁で切り込みを入れ、火の通りをよくしてあげます。

②ふろふき大根の作り方/炊き方
●大根は特に米のとぎ汁で下ゆでしたりする必要はありません。水+昆布で炊き始めればOKだと思います。 鍋に昆布と大根、大根がしっかりかぶるくらいの水を入れて中火にかけます。 煮立ったら火を弱めて30〜40分ほど、あとはことこと炊くだけ。竹串がすっと通るまで火を入れるとよいです。
※途中アクが出てきたらとりますが、静かに炊けばそんなにアクも出てこないと思います。
●大根を炊いている間に味噌だれを作ります。鍋にAを混ぜ合わせ、少し弱めの中火にかけます。沸いたらヘラで鍋底を混ぜながら3〜4分ほど煮詰めます。 ここでの注意点は鍋底が焦げないような火加減と、仕上がりのどろっとしたとろみ加減。みそだれを持ち上げてボタッと落ちるくらいのとろみに仕上げます。
※味噌だれのレシピは、は赤味噌か米味噌で作ることを想定したレシピになっています。もし甘めの白味噌を使う場合は、砂糖を半分くらいに減らして作ってみてください。
●大根に竹串がすっと通って柔らかくなれば、器に盛り付け、、味噌だれをたっぷりのせてあつあつをいただきます。黄柚子の皮を添えても美味しいものです。
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syachou

miyakotori みやこどり: 日本で越冬する旅鳥。干潟や岩礁の海岸で見られ、海岸の貝類を好んで食べます。貝殻をくちばしで叩いて突き破り、ほんの収秒でこじ開けるそうです。
古い時代にはゆりかもめのことをみやこどりと呼んでいたそうです。
fukurou みみずく: フクロウ科のうち、羽角がある種の総称です。夜行性なので、夕暮れから鳴き始めます。
冬の季語として用いられます。
murasaki ムラサキシジミ: 成虫で冬を過ごし、翌春に再び活動を開始します。羽を広げると青紫色だふぁ、閉じると彼は色に変わります。

skusa

sikura シクラメン: 篝火のように見えることから「篝花火」とも呼ばれます。鮮やかな花が冬枯れの季節に彩を添えてくれます。

sgyouji

susu 煤払い:正月に年神様を迎えるために、1年の汚れを払い、清めることが「煤払い」です。

江戸時代、12月13日に江戸城では「煤払い」を行っていました。1年間の汚れを払い隅から隅まできれいにすると、年神様がたくさんのご利益を持って降りてくるといわれ、江戸城では城内や神棚を煤払いし、江戸庶民も煤払いに精を出しました。これが今日まで伝えられ、煤汚れとは無縁の生活になった現在でも、社寺などでは煤払い行事が残っています。一般の家庭でも、幸多き新年にするために、13日には大掃除をして正月準備を始めたいところですが、家中の掃除を終わらせるのは無理というもの。この日は神棚や仏壇などをきれいにし、大掃除の計画を立ててみてはいかがでしょう。本格的な大掃除は、もう少し日にちが経ってから、天気の良い日を選んで行います。

hagoita 浅草羽子板市:毎年、12月の17日、18日、19日の3日間、台東区の浅草寺(観音様)の境内で羽子板市が開かれます。

「市」とは、神社仏閣の縁の日、参詣人の集まる日に、近郷在住の人々が日常生活用品を商うために「市」が立ち、「歳の市」とはその歳の最後の市です。江戸の歳の市は浅草が最も古く、万治元年(1659年)両国橋が架けられた頃と言われています。

浅草の歳の市は、日常生活用品の他に新年を迎える正月用品が主になり、それに羽子板が加わり華やかさが人目をひくようになりました。その華やかさから押し絵羽子板が「市」の主要な商品となり、いつしか市が「羽子板市」といわれるようになり「人より始まり人に終わる」と言われるほどの賑わいとなりました。
暮れの17、18、19日、浅草観音様の境内に江戸時代のままの情景が展開します。
通りから一段高く床を張ったにわか座敷店。飾り立てた羽子板は舞台より、一段といい男振りの役者の顔、顔、顔。仲見世から宝蔵門(仁王門)、観音堂まで境内いっぱいの人の波でこのときばかりは師走の寒さも和らぐようです。
現在も「羽子板市」の当日は、浅草の仲見せ通りは大変な人出です。
年の瀬の風物詩として、いつまでも大切にしたい日本人の心に残る行事のひとつです。

朝晩の冷え込みが厳しい!

taittl北の峰々は雪に覆われて、冬らしい風景が見られるようになります。平地では寒風が吹き荒れて、日本海側では大雪に見舞われる場合もあります。気圧配置は完全な冬型となり、朝晩の冷え込みが一層厳しくなる時季です。「大雪」は次の「冬至」までの間の12月7日から12月21日頃までの期間です。

skehai hisame 氷雨:この時季に降る冷たい雨のことを氷雨と呼びます。実は気象学上で定義された用語ではありません。

■七十二候の区分

ssyokou tsyokou 閉塞成冬(そらさむく、ふゆとなる) 12月7日から12月11日頃まで。  空を塞ぐように重く広がった雲が、まさに冬の天気となってきたという様子を表しています。
sjikou tjikou 熊蟄穴(くま、あなにこもる) 12月12日から12月16日頃まで。  熊が穴に隠れて冬眠する時季です。秋になって気温が下がり始めると、大量に食べ物を摂取し、冬ごもりをします。
smatukou tmakkou 鱖魚群(さけのうお、むらがる) 12月17日から12月21日頃まで。 川の上流で生まれた鮭は海へと下り、数年かけて成長して産卵のため里帰りをする時季です。

■旬のもの

sgyokai

tara 鱈: 産卵期を迎えた鱈が蟹や海老など、身近な物を何でも食べてしまうことから「鱈腹」という言葉ができたといわれています。おいしい鱈は、お腹の色が白く、背中の模様がはっきりとしています。
taraba たらばがに: 生物的にはカニよりもヤドカリに近く、足を広げると1メートル以上にもなります。魚のタラとほぼ同じ場所で獲れるためき「鱈場蟹」と名付けられたそうです。

syasai

daikon 大根: おでんや粕汁など冬のメニューにかかせない存在である大根。年末年始で暴飲暴食が多く、胃がスッキリしないときに、大根をおろして食べると、不快感を解消してくれます。
tenkabu 天王寺カブ: 大阪天王寺付近発祥の大カブで、甘くてなめらか。大きくなると土から浮き出る程元気なカブです。

syacho

mimizui みみずく: フクロウ科のうち、羽角(耳のように突き出た羽毛)がある種のことを指します。夜行性なので、夕暮れから鳴き始めるみみずくは、冬の季語として用いられます。
miyako みやこどり: 日本で越冬する旅鳥です。干潟やガンショウの海岸で見られ、海岸の貝殻を好んで食べます。古今和歌種や伊勢物語の時代には、ゆりかもめのことをゆりかもめと呼んでいたそうです。

mikaku

furofuki ふろふき大根: 大根のしみじみとした淡い味にはみそ味がぴったりです。寒い冬には、ことこと昆布だしで大根を炊いて作る“ふろふき大根”が食べたくなりますよね。
ふろふき大根の材料 (4人分)
•大根 … 1本
•昆布 … 10㎝角1枚
•黄柚子 … あれば少々
●みそだれ用
味噌 … 大さじ4と1/2
砂糖 … 大さじ6〜7
酒 … 大さじ3
みりん … 大さじ1と1/2
■ふろふき大根の作り方
大根は2〜3㎝幅に切りそろえて、厚めに皮をむきます。 皮をむいた後は、裏面に“隠し包丁”といって、十文字1/3程度まで包丁で切り込みを入れ、火の通りをよくしてあげます。
■炊き方
①鍋に昆布と大根、大根がしっかりかぶるくらいの水を入れて中火にかけます。 煮立ったら火を弱めて30〜40分ほど、あとはことこと炊くだけ。竹串がすっと通るまで火を入れるとよいです。
②大根を炊いている間に味噌だれを作ります。鍋にみそだれ用の材料を混ぜ合わせ、少し弱めの中火にかけます。沸いたらヘラで鍋底を混ぜながら3〜4分ほど煮詰めます。 ここでの注意点は鍋底が焦げないような火加減と、仕上がりのどろっとしたとろみ加減。みそだれを持ち上げてボタッと落ちるくらいのとろみに仕上げます。
③大根に竹串がすっと通って柔らかくなれば、器に盛り付けて味噌だれをたっぷりのせてあつあつをいただきます。黄柚子の皮を添えても美味しいものです。

skajitu

yonasi 洋梨: 洋梨はある程度熟したものを収穫し、保存し、成熟させてから食べます。そのため、食べごろの見極めが重要。シャリシャリとした食感ではなく、とろけるような甘さが特徴的です。
kinkan 金柑: 甘味と柔らかい苦みがあり、皮ごと食べられます。ビタミンCが豊富なので古くから風邪の民間薬として知られています。

skusa

sikuramen シクラメン: 年末から飾られることの多いシクラメン。色は赤、白、ピンク、紫と様々。トルコなどで豚がシクラメンの球根を食べたことから、「ブタのパン」「ブタのマンジュウ」とも呼ばれます。
robai 蠟梅: 中国原産の落葉低木で、暮から3月にかけて先端に数個の花をつけ、下向きあるいは横向きに咲きます。ほのかな芳香があります。

sgyou

daruma だるま市:だるま市というと新年の行事が一般的ですが、年末に行うところがあります。
それがここで紹介をする、12月28日に行われる延命寺歳の市(だるま市)です。
毎年12月28日に行われる恒例行事。だるまは、縁起物として古くから庶民に愛されてきました。歳の市(だるま市)では、大小さまざまな大きさの張り子だるまが出店にずらりと並び、だるまを買い求める参拝者で賑わいます。
だるまを購入すると火打ち石を切って「魂入れ」が行われ、参拝者は新年の無病息災・家庭円満を祈願します。一年を締めくくる、年の瀬の風物詩です。
susuhara 煤払い:正月に年神様を迎えるために、1年の汚れを払い、清めることが「煤払い」です。
江戸時代、12月13日に江戸城では「煤払い」を行っていました。
1年間の汚れを払い隅から隅まできれいにすると、年神様がたくさんのご利益を持って降りてくるといわれ、江戸城では城内や神棚を煤払いし、江戸庶民も煤払いに精を出しました。これが今日まで伝えられ、煤汚れとは無縁の生活になった現在でも、社寺などでは煤払い行事が残っています。
一般の家庭でも、幸多き新年にするために、13日には大掃除をして正月準備を始めたいところですが、家中の掃除を終わらせるのは無理というもの。この日は神棚や仏壇などをきれいにし、大掃除の計画を立ててみてはいかがでしょう。本格的な大掃除は、もう少し日にちが経ってから、天気の良い日を選んで行います。

今朝は少々腰が痛い

一昨日(1月22日)一日かけて降り積もった雪は我が家の周りでも10cmを超える積雪になりました。
そして、昨日は天気は一転して晴れの良い天気。このため屋根に積もった雪下ろし、庭や木々そして道路に降り積もった雪と道路上では凍り付いた部分もありましたが、それらの雪と凍り付いたものを含めた雪かきを近所の方々と一緒になってやりました。

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道路や庭の木々には雪が積もっていました。重みに耐えかねた雪の塊がドサッという音を立てて道路上に落ちました。
午前中3回、午後1回に分けて参加しました。普段の運動不足が祟って腰や腕が痛いのです。

でもホッとした光景もありました。昨年11月末に選定した梅の木に、梅の花の蕾がしっかりとついていました。やはり春が近づいてきているのだなあ!とほのぼのとした気分になりました。でも腰や腕は痛いままです。
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クリックして拡大して見てください。梅の花の蕾が見えると思います。

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