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冷え込みますネ

美猫子

今日は二十四節気の「寒露」の節気入りの日です。「寒露」の節気については、この一つ前の投稿で紹介していますね。
秋深しと台風来襲の影響で雨模様そして冷え込みの厳しさが身に染みるような感じです。
皆さんは風邪など引いてはいませんか?
これから秋から冬に向かって季節はすすみます。風邪はもちろん新型コロナにも罹らないように注意をしてください。

今日は毎日新聞掲載の数独中級2題(1題は昨日紹介を忘れていました)、そして親方が探してきた数独2題を紹介します。
冷え込みが厳しいので炬燵にでも入って暖を取りながら頭の体操をしてください。

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秋が深まる季節です

美猫子

一つ前の投稿で、
「秋が深まり、夜はめっきり肌寒く、朝夕の露がいっそう冷たく感じられる頃です。日が短くなり、太陽はあっという間に沈んでしまうことから、「秋の日はつるべ落とし」と言われます。
秋は夕暮れ時の風や虫の声に風情を感じます。野山は秋色に染まり、自然の景色は穏やかに深みを増していく「山装う」季節の到来です。」
と紹介されているように、今日から二十四節気の「寒露」の節季に入ります。
天高く馬肥える秋の到来です。
「おでんをつまみながら、日本酒の燗酒を飲める季節になった!」と親方は喜んでいます!!

毎日新聞に掲載された数独中級と親方が探してきた数独難題を紹介します。頭の体操に時間を割いてはいかがでしょうか。

【数独2題】

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秋の日は釣瓶落とし

kanttl秋が深まり、夜はめっきり肌寒く、朝夕の露がいっそう冷たく感じられる頃です。日が短くなり、太陽はあっという間に沈んでしまうことから、「秋の日はつるべ落とし」と言われます。
秋は夕暮れ時の風や虫の声に風情を感じます。野山は秋色に染まり、自然の景色は穏やかに深みを増していく「山装う」季節の到来です。
「寒露」は次の「霜降」までの間の10月8日から10月22日頃までの期間です。

skehai iwasikumoi 鰯雲:季節の移ろいによって雲の形も変わります。秋には鰯雲や巻雲が姿を現します。
秋の雲は高い上空にでき、そのせいで空は高く見えるのです。

■七十二候の区分

syokou kansyokou 鴻雁来(こうがん、きたる)10月8日から10月12日頃まで。 春にやってきたつばめが南へ帰るころ、入れ違いになって雁が隊列を組んでやってきます。渡り鳥の行動が我々に季節の移り変わりを知らせてくれます。
sjikou kanjikou 菊花開(きくのはな、ひらく)10月13日から10月17日頃まで。 秋の花の代表である菊が咲き始めるころです。春に植え、夏に育て、秋に花が咲くというサイクルが稲の栽培に似ているといわれます。
matukou kanmakkou 蟋綷在戸(きりぎりす、とにあり) 10月18日から10月22日頃まで。 秋虫が戸口で鳴き始めるころです。コオロギやキリギリスが鳴き始めます。秋の夜長は寿々のような虫たちの声を楽しみにしては如何でしょう。

■旬のもの

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hokki ほっき貝:北海道が主産地であり、「北に寄った」貝であることから北寄貝と書いたといわれます。成長すると9センチほどにもなる大型貝で、ミネラル成分を豊富に含みます。甘味の強い味で、10月~3月が旬。
hataata はたはた:淡白で身が引き締まっており、歯触りのよい卵も美味です。子持ちのはたはたの旬は10月中旬から2月ごろまで。秋田名物のしょっつる鍋が有名です。
sisya ししゃも:「ししゃも荒れ」という木枯らしが吹くころに漁が始まる。獲りたてが味わえるのは10~11月だけです。
matutake 松茸:万葉集にも香りのよさが歌われるほど古くから慕われてきました。土瓶蒸しや焼き松茸、炊き込みご飯で食べるのが最高です。
siitake 椎茸:天然ものはシイの枯れ木に生える。流通するものの大半は栽培ものだが、全国の山に自生します。
akebi あけび:熟すと自然と皮が割れる「開け実」が転じ、あけびになったという説が有力です。割れた果実の白い部分を食べます。ビタミンCが含まれていて肉詰めやみそ炒め等に利用されます。
ringo リンゴ:国内栽培で最も多いのが「フジ」。カリウム、ペクチン、ビタミンCなどが豊富で「1日1個のりんごは医者を遠ざける」と言われるほどです。
kuri 栗:栗は種子が肥大化したものでナッツの一種です。でんぷんが多いヘルシーな食材です。植物繊維も多く、ゆで・蒸し・焼きなどと、様々に楽しめます。
ginnan ギンナン:硬い殻を割ると現れるムッチリと詰まった実。加熱するとツヤツヤと輝く深い黄色に変わります。

syachou

gan 雁:鋭い隊列を組んで飛ぶ水鳥。つがいの結びつきが強く、一方が死ぬまでつがい関係が維持されます。家族群を単位として合同誌、それが集まって大群を作ります。
昼間は安全な池や沼などで過ごし、早朝などに水田地帯に飛来して稲の落穂などを食べます。
uzura うずら:まだら模様の丸っこい体つきをした小さなキジ類。家禽として卵や肉などをとるために飼育されます。
manaturu マナズル:冬になると北から飛来します。目の周りは赤く、白いほっかむりをしたような模様が印象的です。翼を広げると2mの大きさになります。
koorogi コオロギ:この季節、枯れ草が目立つ草むらや畑に摘まれた草などをよけるといっせいに飛び出してめいめいに走り出します。ほとんどは夜行性であり、よく通る声で鳴く声は、秋の夜長によく響きます。
kirigiri キリギリス:夏には昼も夜も「ギーチョン」という間延びした鳴き声が聞こえてきます。人の気配を感じると隠れてしまうので捕まえにくい。玉ねぎをぶら下げてキリギリスを釣る遊びが昔から知られています。

skusa

kiku 菊:平安時代より薬草や観賞用植物として使われていました。菊花を皇室の御紋としたのは、後鳥羽上皇の頃で、正式に定めたのは明治2年のことです。戦後は誰でも自由に使うことができるようになりました。
nanakama ナナカマド:山に自生するほか街路樹でも見られます。初夏に白い小花が咲き、秋に紅葉、真っ赤な実が房なりに。

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juusanya 十三夜:十三夜は13夜とも表記をしますが、日本の古来からある年中行事の一つで、月がきれいな日・夜を意味します。元々旧暦の9月13日に綺麗な月を愛でるお月見の行事でした。十三夜の名前の意味は、新月から数えて13日目のお月さまを意味することから名づけられました。十三夜は日本固有のイベントです。
2019年は10月11日の秋も深まった二十四節気の寒露の時期が十三夜です。
十三夜は元々、収穫を行っている真っ只中である旧暦の9月13日に行うものであることから、秋の収穫のお祭として根付いたのではないかと呼ばれています。
十五夜を中秋の名月や芋名月と呼ぶように、十三夜にも「後の月」という別名があります。
☆十三夜の月へのお供え物等
十五夜のお月見ではお団子をお供えしてお月様を見るというのは昔からの決まりのようになっていますね。
十三夜もお団子をお供えしてお月見をする習慣はあります。
また、この時期旬を迎える栗やブドウと言った果物、名前の由来にもなっている豆を備えることもあるようです。
また、お月見のイラストなんかでよく見る、「ススキ」もお供えをするようです。
ススキは、お米の秋の収穫をお願いするという意味で、穂の出た稲穂に見立て飾るという習慣があります。
また、ススキは茎が空洞なので、神様がいらっしゃる、神様の依り代とも考えられてきました。
そのため、悪霊や禍から収穫物を守り、翌年の豊作も願うという意味を込められています。

冷気が増してきます!

syuttl 朝夕は冷気が増してくる時季で、草木の葉先に結んだ露にも、少しばかり冷たさが感じられるようになります。この頃になると、農作物の収穫はたけなわになり、農家は大忙しになります。山野には紅葉も目立ち始めます。「寒露」は次の「霜降」までの間の10月8日から10月22日頃までの期間です。

skehai kehaitl 鰯雲:夏の空にわき上がる入道雲に代わって、秋には鰯雲や巻雲が姿空は高く見えるのです。
ちなみに、鰯雲と巻雲が交互に現れたら、お天気は下り坂になる印です。

■七十二候の区分

ssyokou syokoutl 鴻雁来(こうがん、きたる) 10月8日から10月12日頃まで。  ツバメと入れ替わるように雁が北からわたってくるころです。毎年初めに訪れる雁を「初雁」といいます。
sjikou jikoutl 菊花開(きくのはな、ひらく) 10月13日から10月17日頃まで。  菊の花が咲き始め、各地で菊の展示や品評会が行われるころ。旧暦9月9日の重陽の節句では菊酒で長寿を祈る風習もあります。
smatukou makkoutl 蟋蟀在戸(きりぎりす、とにあり) 10月18日から10月22日頃まで。 キリギリスというのはコオロギではないかといわれます。鈴のような風情のある声で鳴くコオロギは、万葉集にも登場します。

■旬のもの

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akisaba はたはた: 淡白で身が引き締まっており、歯触りの良い卵も楽しめます。子持ちはたはたの旬は10月中旬から2月ごろまでです。
katuo シシャモ: 「シシャモ荒れ」という木枯らしが吹くころに漁が始まります。獲れたてが味わえるのは10月~11月だけだそうです。

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satoimo マツタケ: 万葉集にも香りのよさが歌われるほど古くから慕われてきたマツタケ。土瓶蒸しや焼きマツタケ、炊き込みご飯が最適です。惜しむらくは高価なので一般庶民にはなかなか手が出しにくいことですネ。
syouga ギンナン: 硬い殻を割ると現れるムッチリと詰まった翡翠色の実。加熱するとツヤツヤと輝く深い黄色に変わります。
ギンナンの実は素手で触ると手が荒れるので要注意です。

mikaku

ohagi ギンナンの茶椀蒸し: 秋の味覚『銀杏』がおいしい茶碗蒸し。
材料 (4人分)
銀杏    12個
えび    2尾
鶏肉    適量
生しいたけ    1枚
冷凍枝豆(みつばの代わりです)    適量
卵    3個
すだち    適量
★水    2カップ半
★市販の白だし    大さじ1と1/2
★酒    大さじ1
★醤油    小さじ1/2
★塩    1つまみ

1     銀杏は殻をむき、鍋にひたひたのお湯を沸かし転がしながら薄皮を剥きます。
2     銀杏と茹でたえび(1/2にスライスしたもの)、茹でた鶏肉、しいたけのスライス、枝豆(三つ葉が無かったので)を用意します。
3     ★印をつけたものをひと煮立ちさせ粗熱をとってから溶いた卵を入れて裏ごしをしておきます。
4     えびと枝豆以外の具材を器に入れ、3を静かに流し入れます。
5    蒸しあがったら、えび、枝豆、すだちを飾って出来上がりです。
nimono ギンナンご飯: 季節のぎんなんの素材の味を存分に活かした料理です。
材料 (4人分)
米    2合
本だし    小さじ1
酒    大さじ1
塩    小さじ1/2
ぎんなん    30粒

1    ぎんなんを1つ1つ薄皮まで丁寧にむきます。
2    米2合に水を普通に水積もり、うるかしておきます。
3    本だしを小さじ1入れます。
4   お酒を大さじ1入れます。
5    塩を小さじ1/2入れます。全体を軽くしゃもじで、かき混ぜます。
6    冷凍しておいたぎんなんを凍ったまま、30粒位、
7    炊飯器に入れます。
8    炊飯します。盛り付ける前に、ざっくりぎんなんとご飯を混ぜ
9    できあがり!
コツ・ポイント
調味の時、これは、不思議と本だし(顆粒)がおいしいです。ただし、入れすぎて本だしの味が勝ってしまうと、あまりおいしくないので、気をつけてください。

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akatonbo コオロギ: 枯草が目立つ草むらや畑に摘まれた草などをよけるといっせいに飛び出してめいめいに足り出すことがあります。ほとんどは夜行性であり、よく通る声で鳴く声は、秋の夜長によく響きます。
akatonbo キリギリス: 「ギーチョン」という間延びした鳴き声がきこえてくるとき、鳴き声がする辺りに近づいても人の気配を感じて隠れてしまうので捕まえにくい。
たまねぎをぶら下げてキリギリスを釣る遊びは昔から知られています。

syacho

moju 雁: 隊列を組んで飛ぶ水鳥。雄雌同色であり、つがいの結びつきが強く、一方が死ぬまでつがい関係が維持されます。家族群を単位として行動し、それが集まって大群を作っています。
昼間は安全な池や沼で過ごし、早朝などに水田地帯に飛来して稲の落穂などを食べます。
kitutuki うずら: まだら模様の丸っこい体つきをした小さなキジ類です。家禽として卵や肉をとるために飼育されます。草原や牧場、農耕地などでよく見られます。
kitutuki マナヅル: 冬になると北から飛来します。目の周りは赤く、白いほっかむりをしたような模様が印象的です。翼を広げると2mにもなります。

skusa

kinmoku 菊: 平安時代から薬草や観賞用植物として用いられていました。菊花を皇室の御紋と定めたのは明治2年のことです。菊家紋は終戦まで一部を除いて使用禁止とされていたが、戦後は誰でも自由に使用できるようになりました。
higan ナナカマド: 山に自生するほか街路樹でも見られます。初夏に白い小花が咲き、秋に紅葉、真っ赤な実が房なりになります。

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yamabu あけび: 古くから山に自生し、熟すと皮が割れ、中には粒々としたゼリー状の甘い果肉が。皮は千切りにしてきんぴらにすると良いそうです。
ichiji りんご: 国内栽培では最も多いのが「フジ」。カリウム、ペクチン、ビタミンCなどが豊富で「1日1個のりんごは医者を遠ざける」と言われています。
zakuro 栗: でんぷんが多いヘルシーな食材です。タンパク質、ビタミンA、カリウムなども含まれています。茹で、蒸し、焼きなどと、さまざまに楽しめます。
kaki ドングリ: クヌギ、ナラ、カシ、カシワなどの実の総称です。縄文時代には渋抜きをして食べられたとか。

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koromo 13夜:2018年の十三夜は、10月21日です。
十五夜(中秋の名月)から約1か月後に巡ってくる十三夜は、十五夜に次いで美しい月だといわれ、昔から大切にされていました。
十五夜または十三夜のどちらか一方のお月見しかしないことを「片見月」と呼び、縁起が悪いといわれています。
十五夜は中国から伝わったものですが、十三夜は日本固有の風習で、秋の収穫祭の一つではないかと考えられています。
延喜19年(919年)には宇多法皇によって9月13日にも観月の宴が行なわれ、これが日本独自の十三夜の月見のはじまりとされます。
十三夜は中秋の名月に次ぐ月の美しさと言われており、翌月にそのタイミングが巡ってくることから「後の名月」とも称されていました。
十五夜はあまりすっきりしない夜空であることが多いのに対し、十三夜の夜は晴れることが多いようで、「十三夜に曇り無し」という言葉もあります。

空気が澄んだ季節

kanttl 一年間を24等分した二十四節気(にじゅうしせっき)のひとつで、「朝露が冷たい外気に晒されて凍る直前の時期で、野草に降りた露が寒さで凍る一歩手前の時期です。
このころになると、秋の長雨が終わり大気の状態が安定し、空気が澄んで晴れの日が多くなります」。2017年は10月8日から10月22日ごろまでを「寒露」といいます。 そして七十二候ではこの間をさらに3つに分けます。

hatukari ■初候:鴻雁来(こうがん、きたる) -10月8日から12日頃まで。
 ツバメと入れ替わるように雁が北から渡ってくるころ。毎年初めに訪れる雁を「初雁」といいます。
kikuhana ■次候:菊花開(きくのはな、ひらく) -10月13日から10月17日頃まで。
菊の花が咲き始め、各地で菊の展示や品評会が行われるころ。重陽の節句では菊酒で長寿を祈る習慣もあります。
kirigirisu ■末候:蟋蟀在戸(きりぎりす、とにあり) -10月18日から10月22日頃まで。
キリギリスと言われるがコオロギではないか。鈴のような風情ある声で鳴くコオロギは、万葉集にも登場します。

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chingen ■野菜1チンゲンサイ
青梗菜(チンゲンサイ)は中国から伝わった野菜で、白菜などと同じ仲間で、不結球タイプになります。和名では「たいさい(体菜)」と呼ばれています。
satuma ■野菜2さつまいも
さつまいも(薩摩芋/さつまいも)はヒルガオ科の植物の肥大した根の部分で、甘藷(かんしょ)とも呼ばれ、原産地は中米ですが、今では世界中の生産の約9割がアジアで作られています。ある程度暖かいところで取れるので、日本では西日本が中心です。
sisyamo ■魚1 シシャモ
木枯らしが吹く頃に漁が始まります。獲れたてが味わえるのは10月~11月だけです。
syake ■魚2 鮭
遡河回遊を行う魚として有名で、川で生まれたのち海で生活し、産卵の際に再度川を登ってくる。
日本で主に食用とされる鮭はシロザケ。赤い切り身が特色。「サケ」の語源について、その切り身が「酒に酔った」ような色をしているから、という説があるほどである。肉は淡紅色で美味。卵は筋子(すじこ)・イクラとして賞味されます。
nanakama ■花 ナナカマド
山に自生するほか街路樹でも見られます。初夏に白い小花が咲き、秋に紅葉、真っ赤な実が房なりになります。
matutake ■キノコ類 マツタケ
万葉集にも香りのよさが歌われるほど古くから慕われてきました。土瓶蒸しや焼きマツタケ、炊き込みご飯が美味です。でも、値段が高いのが玉に傷ずですね。
kuri ■果物1 栗
秋の味覚を代表する「栗」は、大きく分けて4つの種類があります。国内で一般的に売られている「ニホングリ」、天津甘栗でおなじみの「チュウゴクグリ」、マロングラッセなどに使われる「ヨーロッパグリ」、そして日本ではあまり見かけない「アメリカグリ」です。見かけはあまり変わりませんが、それぞれ地域に合った特徴があります。
zakuro ■果物2 柘榴
秋に熟する赤い果実は、完熟すると自然に皮が裂ける。その中には、透明な淡紅色の粒が約600個ほどあり、汁が多い。生で食べられるが、可食部は少ない。
manazutu ■動物 マナズル
冬になると北から飛来。目の周りは赤く、白いほっかむりをしたような模様が印象的です。翼を広げると2mにもなります。
taiiku ■行事1 体育の日
10月体育の日は10月の第2日曜日に制定されてますが、元々は10月10日に制定されていました。これは1964年に開催された東京オリンピックの開会式が行われた日にちなんでいます。
東京オリンピックは、日本で初めて開催されたオリンピックということもあり、その感動や輝かしい成績を称えてこの日を記念日とすることにし、なおかつ「国民がスポーツにしたしみ、健康な心身をつちかう日」として、を国民の祝日に制定されています。
体育の日は国民の祝日となっており、各種スポーツイベントは勿論のこと、体力測定やスポーツ施設の無料開放など、国民が運動やスポーツ、そして健康作りに親しみやすい行事がたくさん開催されています。
kiku ■行事2 菊の節句
菊の節句とは、一年に5つある五節句のうちの一つで、重陽(ちょうよう)あるいは重陽の節句と呼ばれることも多いものです。なお、節句とは季節の節目となる日のことをいいます。
中国の重陽のように、日本でも平安時代の頃から、菊の節句には菊花酒(日本酒に菊の花を浸したもの)を飲んだり、菊の花を飾ったりする風習がありました。また前夜に綿を菊において露を吸わせ、節句の日にその綿で身体をぬぐうなどの習慣もありました。これは「菊の被せ綿(きせわた)」と呼ばれていました。江戸時代までは盛んに行なわれていた菊の節句ですが、明治時代からは次第に忘れられていったような感があります。

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