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節分の日ですネ

厄払いのため、「福は内!鬼は外!」と言いながら、福豆を撒きます。巻き終わった後、撒いた福豆を自分の年に数食べるという風習もありますね。そして、「恵方巻」を1本無言でまる齧りするという風習もあります。
「初午の日」は農作業が始まる日で、その年の豊作を祈願する日とされていました。各地で「来訪神行事」が行われます。2023年の「初午の日」は2月5日の日曜日です。
【「来訪神行事」とは、仮面や被り物、泥などをまとった「異形の姿」をした者が「来訪神」となり正月などの年の節目となる日に家々を訪れ、怠け者を戒めたり、家や人々に幸せや福をもたらしたりする行事で、各地域において受け継がれています】

その中の一つである「米川の水かぶり」(宮城県登米市東和町米川の五日町地区に古くから伝わる火伏せ行事)毎年2月の初午の日に行われます。

【地区の男だけが水かぶりの姿になり行事に参加できます。男たちは裸体の腰と肩にワラで作った「しめなわ」を巻き、「あたま」と「わっか」を頭から被り、足にわらじを履き、頭に火の神様の印であるかまどのすすを塗ります。この水かぶり装束を身につけ、男たちは神様の使いに化身します。
水かぶりの一団は大慈寺の秋葉山大権現と諏訪森大慈寺跡に祈願した後、奇声を上げながら町に繰り出し、家々の前に用意された水を屋根にかけ、町中の火伏せをします。
人々は男たちが身につけた「しめなわ」のワラを抜き取り、自家の火伏せのお守りにします。
水かぶりの一団とは別に、鐘を鳴らす墨染僧衣のひょっとこ(火男)と天秤棒に手桶を担いだおかめが、家々を訪れご祝儀をいただきます】

という行事なのです。

mizukaburi 節分の話が長くなりました。今日は数独3題が掲載されていたので紹介します。節分の豆を食べたり、恵方巻を食べたりしてお腹が一杯ではないかと思いますが、頭の体操をしてください。
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今日から2月

コロナ・コロナと騒いでいるうちに、気が付いたらもう2月ですね。
立春とか節分という言葉が聞かれるようになると、暖かい春の訪れが間地かにやってくると思われます。しかしコロナさんが居座っている限り落ち着けません。節分の豆まきで鬼さんと一緒に追い出してほしいものです。

ご存知だと思いますが2021年の節分は例年のように2月3日ではなく「2月2日」なのです。
今年は暦の関係で「2月3日が”立春”」になり【立春の前日が節分になるという決まりに従い、2月2日が「節分」になった】のです。
新しい年に「災厄が起こらないように」と願って、
・豆まきを行ったり。
・邪気が家の中にはいらないように、柊の枝に鰯の頭を刺して門や家の軒下につるしたり。
・「恵方巻」を食べたり。(ちなみに、2021年の恵方は、南南東になります)

といった行事が、節分には行われますね。今年は、ぜひともコロナが退散して終息することを願うばかりです。

今日は2月最初の日なので、数独2題を紹介します。コロナ退散を願いつつ頭の体操に励んでください。

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今日は節分

今日は「節分」の日です。
「節分」と「恵方巻き」について蘊蓄を傾けてみたいと思います。寄せ集めの知識で長くなり、退屈をするかもしれませんがお付き合いください。

「節分」は記念日ではなく年中行事のひとつです。昔は、節分の日をこえると、年が変わるといわれていました。良い年も悪い年も節分が境目という考え方からでした。

「節分」になると、「鬼は外!福は内!」と言いながら「福豆」を撒きます。その後自分の年の数だけ福豆を食べると縁起がよいといわれます。
また、古くから、節分の日には、恵方をむいて食べると縁起がいいとして、丸かぶり寿し、恵方寿し、吉方寿し、などいろいろな食べ物があったそうです。
そこに、関西地方の一部にあった、商売繁盛や無病息災などを願い、巻き寿司を丸かぶりする風習がミックスされ、恵方巻を食べる由来とされています。
今では「節分」といえば「豆まき」と「恵方巻き」と言われるようになりましたネ。
ところで、恵方巻には様々な具材が使われていますが、ベーシックな恵方巻には7種具材が巻かれています。
「7」という数字には、七つの宝という意味や、七福神の神様が七人など、縁起物として扱われます。その七種の具材を海苔で巻くことで、福を巻き込むという願いも込められているのだそうです。
7つの具材とは、「しいたけ」、「うなぎ」、「かんぴょう」、「高野豆腐」、「伊達巻」、「桜でんぶ」、「きゅうり」とのことです。
また、恵方巻きを食べるときに重要となるのが、方角です。
「恵方」とは、「その年に最も良いとされる方角」という意味があり、恵方を向いて恵方巻きを食べることがポイントとなります。

2020年の恵方は「西南西」です。
ということで最後に、皆さんご存じのこととおもいますが、恵方巻きを食べるときのルールはは以下の通りです。
・立っても座っても、食べやすい姿勢でよいのです。
・恵方を向いて食べる(最大のルールです!)
・口から離さないで一気に食べる
・お願い事をしながら食べる
・醤油はつけない

何かお役に立つような部分がありましたでしょうか?

節分の日です

今日2月3日は、豆まきをして邪気を払い、願いを込めて恵方巻きを食べる日ですね。
もっとも朝早くからやないでしょうが・・・。このような各家庭での行事とは別にお寺などではいろいろな行事が行われるはずです。
節分とは季節の分かれ目のことで、立春、立夏、立秋、立冬の前日をそれぞれ節分といいますが、なかでも盛大に祝われたのが1年の始まりである立春前の節分です。

2月3日の節分の日には、寺社の多い奈良では、各所で催される行事は多く、東大寺二月堂の豆まき、火渡りが行われる元興寺の節分会、興福寺の追儺会(鬼追い式)等などです。
春日大社の万燈籠も一見の価値があるそうです。
節分の夜、春日大社の参道沿いの石燈籠が約2000基、本殿の釣燈籠が約1000基ほどあるといわれ、その三千基ともいわれる燈籠に灯がともされるのは幻想的な光景だそうです。
昔は奉納とともに油料も納められ、油の続くかぎり毎夜灯されていたそうだが、最近はせち辛くなったのか、いまは節分(2月3日)と中元(8月15日)の万燈籠の夜にだけ灯がつくのだそうです。
残念というか申し訳ないというか、オッサンは奈良で行われるこれらの行事を直接見たことはありませんので受け売りです。
春日大社のホームページには次のような万燈籠の写真が掲載されていました。

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明日から二十四節気の「春分」に入ります。冬から春への移行時期です。まだ寒さは続きますので立春だからといって気を抜かないで体調には十分気をつけましょう。

鬼やらい神事とは

節分の日の由来や意味はすでにご承知でしょう。

sittoku.xyz 」というサイトで親切に丁寧に紹介されているので、興味のある方はご覧になって下さい。

今日は埼玉県秩父市の秩父神社で行われる「鬼やらい神事」を紹介します。
2月3日の節分祭で、「とうとうたらり、とうたらり、春のはじめの厄払い」として行われます。

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豆まきでおなじみの節分。本殿でおはらいを受けた年男年女らが6回に分けて「福は内、鬼は外」と威勢良く福豆を巻きます。
神楽殿では福神舞が行われ、夜になると恒例の節分追儺祭(ついなさい)の神事行われます。「奉幣(ほうべい)行事」、「散豆(さんとう)行事」、「引目(ひきめ)行事」そして「鬼やらい(鬼払い)」と、古式の形に倣って行われるのです。
鬼やらいは、神社の氏子、神楽氏が赤鬼・青鬼30匹にふんし、神楽の曲にのって「人の苦しみ我等の楽しみ・・・」と人々が苦しむ姿を見て喜び踊っているところに神官が善悪問答を挑み問答に負けた悪鬼達は、年男年女に豆をぶつけられ、逃げ出すという行事なのです。
節分は、各季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日のことで、季節を分けることを意味しています。季節の変わり目には邪気(鬼)が生じると考えられており、それを追い払うための悪霊払い行事が執り行われるのが、豆まきなのだそうです。

なお、この「鬼やらい神事」は秩父神社だけではなく、
石清水八幡宮
吉田神社
静岡浅間神社
鎌倉宮
恩智神社
などでも執り行われているそうです。

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