車の運転免許証を自主返納したオッサンに降りかかることのない事態です。
走行中の車が気が付かずに走っていると、車のタイヤがパンクするという卑劣な行為が発生したというニュースが飛び込んできました。詳しいことは以下の説明文書をご覧になってください。
卑劣な「仕掛け罠」誰が 段ボール片にネジ細工、踏んだ車のパンク相次ぐ 兵庫県警「人命にも関わり悪質」
神戸新聞NEXT
走行危険な状態に
JAF兵庫支部加古川基地によると、タイヤ表面の40センチ以内に複数の異物が刺さると、路面に接する強度が急激に弱まり、走行危険な状態になりかねない。
さらに近年、国内で販売される新車の9割は燃費性能などの観点からスペアタイヤを積んでおらず、代わりにパンク修理キットを搭載しているが、すぐに使える人ばかりではない。
男性は幸いJAFの会員で救援要請は無料だったが、四輪駆動でタイヤの全交換を余儀なくされると、対応には約16万円を要した。
■南東部の広範囲に
高砂署によると、同じ手口での被害は16日から相次ぎ、20日までに15台、23日までに20台に上っている。
パンクに気づくのが遅れるケースもあり、時間や地点は断定できないが、発生想定区域は市南東部の荒井町、高砂町の全域とその周辺とし、少なくとも東西2キロ、南北3キロに及ぶ。
17日夜に被害に遭った女性も取材に応じ、国道250号(明姫幹線)を走行中にタイヤの破裂音に気付き、事故につながりかねなかった恐怖を振り返った。
高砂署は「いたずらでは済まされない」と捜査を本格化。24日から署員が家庭や事業所を巡回する際にチラシを配り、ドライバーには異物を避ける安全運転を呼びかけている。
そして、パンク修理セットの利用も忘れないように。
パンク修理キットは万が一の応急用
近年、軽量化や燃費向上のためにスペアタイヤ(テンパータイヤ)を廃して、代わりにパンク応急修理キットを標準化したクルマが増えてきている。
パンク応急修理キットには、省スペースで低コスト、ジャッキやレンチなど工具を使い慣れていない人でも、わりと簡単にパンクの応急処置ができる、といったメリットもあるが、パンク応急修理キットで補修したタイヤは、薬剤の影響でそのまま継続して使用することはできないので要注意。
パンク応急修理キットは、その名のとおりあくまで最寄りのタイヤショップや修理工場まで、一時的な移動を想定したもので、一度パンク応急修理キットのパンク修理剤を注入したタイヤの再利用はNG。修理ではなくタイヤを買い替えることが原則だ。
従って、使用年数が長く、タイヤの残り溝が少ないタイヤなら、割り切ってパンク応急修理キットを使えるが、まだ溝がたっぷり残っているタイヤにパンク修理剤を使うのは正直もったいない。
一般的なサイズの205/60R16ぐらいのサイズでも、新品タイヤは1本ざっと1万円コース。パンク修理剤も5000円前後はするので、パンク応急修理キットで対応できる軽度のパンクであっても、元のように走れるようになるには、総額1万5000円〜2万円はかかる!
それに対し、パンクしたタイヤをタイヤショップなどにもち込めば、一般的な外面修理でも2000円前後で修理可能。より専門的な修理となる内面修理でも費用は5000円前後なので、パンク修理剤を使わず、専門店で正式なパンク修理をお願いするほうが、ずっと経済的だ。
というわけで、パンクをした際は、スペアタイヤがあればスペアタイヤに交換し、なければJAFや自動車保険のロードサービス特約でレッカーを呼んで、パンク修理ができる工場まで移動するのが一番といえる。
さらに、JAFの会員であれば、JAFに救援要請すると、その場でパンク修理(外面修理)までやってもらえて、費用も会員であれば無料で済むので、JAF会員ならスペアタイヤのあるなしにかかわらず、パンクをしたらJAFを呼ぶのがベスト!
パンク応急修理キットは、最後の一手だと思い、安易に使わないのが賢い考え方だ。
ちなみにパンク応急修理キットには有効期限があることも覚えておこう。通常、有効期限は4年間。4年たったら、未使用でも新品(5000円が目安)に交換しておくことも忘れずに。