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秋の夜長を実感

sybttl春分同様秋分も、昼と夜の長さがほぼ等しくなり、太陽は真東から昇り真西へ沈みます。秋分を過ぎれば昼より夜が長くなるので、秋の夜長を実感できる夜になります。また、秋分の前後は秋のお彼岸の時季でもあります。 「秋分」は次の「寒露」までの間の9月23日から10月7日頃までの期間です。

skehai inekari 稲刈り:黄金色に色づき豊に実った稲を刈り入れます。刈られた稲は稲木にかけられて天日干しされます。整然と稲木が並ぶ光景も秋の風物詩のひとつです。

■七十二候の区分

syokou sybsyokou 雷乃収声(かみなり、すなわちこえをおさむ) 9月23日から27日頃まで。 夏の間、夕立のころに鳴っていた雷が収まる頃。力強い入道雲が消え、澄んだ秋空に穏やかなイワシ雲が広がる頃です。
sjikou sybjikou 蟄虫坏戸(むし、かくれてとをふさぐ) 9月28日から10月2日頃まで。 寒さが少しずつ増し、元気に飛び回り、鳴いていた虫たちが、巣ごもりの支度を始め、土の中に潜っていく頃です。
smakkou sybmakkou 水始涸(みず、はじめてかるる) 10月3日から7日頃まで。 収穫の秋も最盛期を迎え、どの田んぼからも水が抜かれて涸れる時期。干した稲藁が風になびく風景が美しい頃です。

■旬のもの

syokuzai

akisaba 秋さば: 10~11月ごろに獲れる秋さばは脂を蓄えて一年で最も美味しい。シメサバ、煮付け、塩焼きにしても美味です。
modori 戻りガツオ: 秋に太平洋を南下するのが戻りガツオと呼びます。初ガツオより脂がのり、身はもっちりとしています。 「トロガツオ」とも呼ばれます。
satoimo 里いも: 里で採れるのでこの長就いたとされ、稲作より早く縄文時代から食べられていたそうです。便秘予防にもなります。子芋がたくさん増えることから縁起の良い野菜の一つとなっています。
syoga しょうが: ヨーロッパえは主に香辛料や薬用として、中国では漢方として利用されます。 生で食べるのは日本独自の習慣です。
yamabudou 山ぶどう: 古くから山に自生し、ビタミン、ミネラル、ポリフェノールがタップリ含まれる。ツルはカゴなどにも活用されます。
ichiji いちじく: 実の中に花が咲き、外から見えないことから「無花果」と書きます。食物繊維が多く、古くから薬用とされるほど薬効に富んでいます。
zakuro ざくろ: 旧約聖書や古い医学書に登場し、健康、美容に良いとされます。日本では庭木としても人気が高いようです。
kaki 柿: 「柿が色づくと医者が青くなる」と言われるほど栄養が豊富です。冬の風邪予防にもぴったりな果実です。

mikaku

ohagi おはぎ: お彼岸ではお餅には「五穀豊穣」を、小豆には「魔除け」の意味を込めてぼたもちやおはぎにしてご先祖さまへの感謝と家族の健康を願って墓前やお仏壇にお供えするようになったといわれています。 秋の七草と呼ばれる「萩」の花が小豆の粒と似ていることから「萩餅」、それから丁寧な「お萩餅」、そして「おはぎ」という呼び方になったと言われています。あま酒を砂糖代わりにしたほんのり優しい甘さで子供さんでも安心して食べられるおはぎのレシピです。 【材料】(小12〜13個分) 米 1合 ストレートあま酒-350cc 青ばたきなこ-適量 黒すりごま-適量 ココナッツロング-適量

【手順】 1 米をいつも通りとぎ、ざるにあげて水を切る。 2 炊飯釜に米、あま酒を入れて炊飯する。 3 炊き上がったらボウルにあけて混ぜ、粗熱を取る。 4 濡れた手で食べやすい大きさに握り、きなこ、黒ごま、ココナッツをそれぞれ軽く押すようにつける。

nimono 里芋の煮物:ホクホクの食感とほっとする味わいの里芋の煮物は、これからの寒い季節にぴったり!今日の夕食の献立にひと品加えてみてはいかがでしょうか。 里芋の煮物を作る手順を紹介しましょう。里芋はそのまま煮ると大量のアクが出てしまいます。ていねいに下処理することが、おいしい里芋の煮物を作る第一歩です。

【材料】 ・ 里芋(中)…10個くらい ・ 塩…適量 ・ 米のとぎ汁…適量 (なければ生米をひとつまみ) ・ 水…適量

1. 里芋を水で洗ったら、皮を厚めにむいていきます。 上部と底部を切り落として面を作ると簡単です。(水洗いする時に、皮のケバケバした部分は手でこすり落としておきましょう)

2. 里芋の皮がむけたら、ぬめりをとるために塩で軽く揉みます。

3. 竹串がスッと通る柔らかさになるまで、米のとぎ汁で里芋を茹でましょう。とぎ汁を使うと、キレイにアクが抜けます。 ※とぎ汁がない場合はお米をひとつまみ加えたお湯で“茹でこぼし”ましょう!(「茹でこぼす」とは、材料を茹でてそのゆで汁を捨てること。アクや余分なぬめりなどを取りのぞく際に行います)

4. 里芋のアクが取れたら、水でぬめりを洗い流します。 これで里芋の下ごしらえはバッチリです!

★「里芋の煮物」基本の作り方 里芋の煮物の材料 【材料】(2〜3人前) ・ 下ごしらえをした里芋…10個 ・ 水…300〜400cc ・ 酒…大さじ 2〜3 ・ 砂糖…大さじ2 ・ しょうゆ…大さじ2 ・ みりん…少々 ・ サラダ油…小さじ2

【作り方】 1.熱した鍋にサラダ油をひいて、里芋を軽く炒めます。炒めることで、油が皮膜を作り旨みを逃がさず、煮崩れもしにくくなります。

2.鍋に水300〜400ccと酒大さじ2〜3を加えて加熱します。

3.沸騰してきたら砂糖大さじ2を加え、落し蓋をして弱火で5〜6分煮ます。 [調理のポイント!] ・味付けはまず「甘み」から。先に塩気を入れてしまうと、里芋の甘みが薄れてしまうので注意しましょう。

4.その後に、落し蓋を取り、しょうゆ大さじ2を加えて里芋が柔らかくなるまで煮ます。

5.煮汁がほぼなくなるまで煮詰めたら、みりんを加え、強火で軽く煮詰めてできあがり。 [調理のポイント!] ・最後にみりんをまわしかけることで、里芋に照りが出て見栄えがぐっと良くなります! 自分で作るのは難しそうに思える里芋の煮っころがしですが、作り方はとてもシンプル。下ごしらえをていねいにすること、「甘み→塩気」の味付けの順番を守ることなど、ポイントをきちんとおさえれば料理が苦手でも意外と簡単に作ることができるんです。

syachou

akatonbo 赤とんぼ: 夏の暑いうちは山などの高地で暑さをしのぎ、涼しくなると下りてきて、ちょうど収穫を終えた水田などに産卵します。一般的には群れをなして飛ぶアキアカネを指すことが多いようです。
mozu もず: 鋭いくちばしを持った小型の鳥です。昆虫やムカデ、蛙などの小動物を見つけると舞い降りてきてくちばしで捕らえます。捕らえた動物を小枝などに刺しておく習性があります。
kitutuki きつつき: アカゲラ、コゲラなど「~ゲラ」と呼ばれる鳥の総称です。木の幹をくちばしで叩いて穴を掘り、中の虫を長い舌で捕らえて食べます。

skusa

kinmoku 金木犀: 普段は目立たないが、小さなオレンジ色の花が咲くとあたり一面に香りが漂います。我家の庭の金木犀も間もなく香りが漂い始めるはずです。
higanbana 彼岸花: 秋の彼岸の咲き、真っ赤なめしべ、おしべを広げる姿が妖艶です。別名「曼珠沙華」(まんじゅしゃげ)とも呼ばれます。 我家の庭の彼岸花は9月20日頃が満開で見頃です。

sgyouji

koromo 衣替え:夏冬の季節の変わり目に衣類を改めることを「衣替え」といいます。制服などについては、一般に6月1日と10月1日が「衣替え」の日となっています。これには、古来からの風習や衣類の歴史が大きく関わっています。 中国の宮廷で、旧暦の4月1日と10月1日に夏服と冬服を入れ替えていたことから始まった習慣です。日本へは、平安時代頃に伝わり、室町時代から江戸時代にかけて、四季に合わせて式服を替える習慣が定着しました。明治維新で新暦が採用されると、夏服は6月1日~9月30日、冬服が10月1日~5月31日となりました。学校や官公庁、制服のある会社などは、現在もこの日をめどに衣替えを行っています。 和服では、この衣替えのしきたりが今も重要視されています。 着物には袷(あわせ)、単衣(ひとえ)、薄物(うすもの)などがありますが、これらは着る時期が決められています。 一番長く着られるのは袷で、10月から冬を過ぎて5月末までです。6月は単衣、7月8月の暑い時期には薄物、9月には単衣に戻り、10月からはまた袷の季節になります。袷の出番が長いので、最初に着物を作るときは袷にする方が多いようです。 また、着物の場合、仕立てばかりでなく、四季折々にふさわしい柄があります。冬には雪輪や枯山水、そして椿や南天、梅で春を待ち、春には芽吹きや蝶、桜など。夏には藤やあやめ、魚や流水模様、秋になれば菊や萩、もみじ、月などその季節ならではの柄でおしゃれを楽しみます。ただし、実際の季節より一足早く身に着けるのが粋で、桜が咲き誇る頃に桜を着るのは野暮だといわれています。
akihigan 秋の彼岸: 秋のお彼岸は「秋分の日」を中日として前後3日間、計7日間が「お彼岸」の期間となります。 今年の秋分の日は9月23日(日・祝)ですから、9月20日(木) 彼岸入り 9月23日(日・祝) 中日(秋分の日) 9月26日(水) 彼岸明け お彼岸とは、私たちの生きる世界をこちら側の岸、すなわち「此岸(しがん)」、亡くなったご先祖様の生きる世界を「彼岸」と考えるようになりました。 つまり、太陽が真東から上り真西へと沈む春分の日には、彼岸と此岸とが通じやすくなると考えられ、それらの時期に先祖供養をすることでご先祖の冥福を祈るとともに、自らもいつか迷いのない此岸に到達できるよう願ったのです。
お彼岸には何をするの?1:仏壇仏具の手入れ・掃除 ご自宅にお仏壇がある方は、いつもより念入りにお掃除をしましょう。
2:お墓参り お彼岸といえばやはりお墓参りです。 3:お供え物 お彼岸のお供え物といえば、春彼岸のぼた餅、秋彼岸のおはぎが有名です。 落雁(らくがん)などのお菓子を供えることも多いですね。何より大切なのはご先祖に喜んでもらうことですから、生前好きだったものをお供えするのも良いでしょう。

秋の夜長を実感できます

synttl 春分同様秋分も、昼と夜の長さがほぼ等しくなり、太陽は真東から昇り真西へ沈みます。秋分を過ぎれば昼より夜が長くなるので、秋の夜長を実感できるよになります。また、秋分の前後は秋のお彼岸の時季でもあります。 「秋分」は次の「寒露」までの間の9月22日から10月7日頃までの期間です。

skehai inekari 稲刈り:黄金色に色づき豊に実った稲を刈り入れます。刈られた稲は稲木にかけられて天日干しされます。整然と稲木が並ぶ光景も秋の風物詩のひとつです。

■七十二候の区分

syokou sybsyokou 雷乃収声(かみなり、すなわちこえをおさむ) 9月22日から27日頃まで。
夏の間、夕立のころに鳴っていた雷が収まる頃。力強い入道雲が消え、澄んだ秋空に穏やかなイワシ雲が広がる頃です。
sjikou sybjikou 蟄虫坏戸(むし、かくれてとをふさぐ) 9月28日から10月2日頃まで。
寒さが少しずつ増し、元気に飛び回り、鳴いていた虫たちが、巣ごもりの支度を始め、土の中に潜っていく頃です。
smakkou sybmakkou 水始涸(みず、はじめてかるる) 10月3日から7日頃まで。
収穫の秋も最盛期を迎え、どの田んぼからも水が抜かれて涸れる時期。干した稲藁が風になびく風景が美しい頃です。

■旬のもの

syokuzai

akisaba 秋さば: 10~11月ごろに獲れる秋さばは脂を蓄えて一年で最も美味しい。シメサバ、煮付け、塩焼きにしても美味です。
modori 戻りガツオ: 秋に太平洋を南下するのが戻りガツオと呼びます。初ガツオより脂がのり、身はもっちりとしています。
「トロガツオ」とも呼ばれます。
satoimo 里いも: 里で採れるのでこの長就いたとされ、稲作より早く縄文時代から食べられていたそうです。便秘予防にもなります。子芋がたくさん増えることから縁起の良い野菜の一つとなっています。
syoga しょうが: ヨーロッパえは主に香辛料や薬用として、中国では漢方として利用されます。
生で食べるのは日本独自の習慣です。
yamabudou 山ぶどう: 古くから山に自生し、ビタミン、ミネラル、ポリフェノールがタップリ含まれる。ツルはカゴなどにも活用されます。
ichiji いちじく: 実の中に花が咲き、外から見えないことから「無花果」と書きます。食物繊維が多く、古くから薬用とされるほど薬効に富んでいます。
zakuro ざくろ: 旧約聖書や古い医学書に登場し、健康、美容に良いとされます。日本では庭木としても人気が高いようです。
kaki 柿: 「柿が色づくと医者が青くなる」と言われるほど栄養が豊富です。冬の風邪予防にもぴったりな果実です。

mikaku

ohagi おはぎ: お彼岸ではお餅には「五穀豊穣」を、小豆には「魔除け」の意味を込めてぼたもちやおはぎにしてご先祖さまへの感謝と家族の健康を願って墓前やお仏壇にお供えするようになったといわれています。
秋の七草と呼ばれる「萩」の花が小豆の粒と似ていることから「萩餅」、それから丁寧な「お萩餅」、そして「おはぎ」という呼び方になったと言われています。あま酒を砂糖代わりにしたほんのり優しい甘さで子供さんでも安心して食べられるおはぎのレシピです。【材料】(小12〜13個分)米    1合
ストレートあま酒-350cc
青ばたきなこ-適量
黒すりごま-適量
ココナッツロング-適量【手順】1    米をいつも通りとぎ、ざるにあげて水を切る。
2    炊飯釜に米、あま酒を入れて炊飯する。
3    炊き上がったらボウルにあけて混ぜ、粗熱を取る。
4    濡れた手で食べやすい大きさに握り、きなこ、黒ごま、ココナッツをそれぞれ軽く押すようにつける。
nimono 里芋の煮物: ホクホクの食感とほっとする味わいの里芋の煮物は、これからの寒い季節にぴったり!今日の夕食の献立にひと品加えてみてはいかがでしょうか。
里芋の煮物を作る手順を紹介しましょう。里芋はそのまま煮ると大量のアクが出てしまいます。ていねいに下処理することが、おいしい里芋の煮物を作る第一歩です。
【材料】
・ 里芋(中)…10個くらい
・ 塩…適量
・ 米のとぎ汁…適量 (なければ生米をひとつまみ)
・ 水…適量1. 里芋を水で洗ったら、皮を厚めにむいていきます。
上部と底部を切り落として面を作ると簡単です。(水洗いする時に、皮のケバケバした部分は手でこすり落としておきましょう)
2. 里芋の皮がむけたら、ぬめりをとるために塩で軽く揉みます。
3. 竹串がスッと通る柔らかさになるまで、米のとぎ汁で里芋を茹でましょう。とぎ汁を使うと、キレイにアクが抜けます。
※とぎ汁がない場合はお米をひとつまみ加えたお湯で“茹でこぼし”ましょう!(「茹でこぼす」とは、材料を茹でてそのゆで汁を捨てること。アクや余分なぬめりなどを取りのぞく際に行います)
4. 里芋のアクが取れたら、水でぬめりを洗い流します。
これで里芋の下ごしらえはバッチリです!★「里芋の煮物」基本の作り方里芋の煮物の材料
【材料】(2〜3人前)
・ 下ごしらえをした里芋…10個
・ 水…300〜400cc
・ 酒…大さじ 2〜3
・ 砂糖…大さじ2
・ しょうゆ…大さじ2
・ みりん…少々
・ サラダ油…小さじ2【作り方】
1.熱した鍋にサラダ油をひいて、里芋を軽く炒めます。炒めることで、油が皮膜を作り旨みを逃がさず、煮崩れもしにくくなります。
2.鍋に水300〜400ccと酒大さじ2〜3を加えて加熱します。
3.沸騰してきたら砂糖大さじ2を加え、落し蓋をして弱火で5〜6分煮ます。
[調理のポイント!]
・味付けはまず「甘み」から。先に塩気を入れてしまうと、里芋の甘みが薄れてしまうので注意しましょう。
4.その後に、落し蓋を取り、しょうゆ大さじ2を加えて里芋が柔らかくなるまで煮ます。
5.煮汁がほぼなくなるまで煮詰めたら、みりんを加え、強火で軽く煮詰めてできあがり。[調理のポイント!]
・最後にみりんをまわしかけることで、里芋に照りが出て見栄えがぐっと良くなります!
自分で作るのは難しそうに思える里芋の煮っころがしですが、作り方はとてもシンプル。下ごしらえをていねいにすること、「甘み→塩気」の味付けの順番を守ることなど、ポイントをきちんとおさえれば料理が苦手でも意外と簡単に作ることができるんです。

syachou

akatonbo 赤とんぼ: 夏の暑いうちは山などの高地で暑さをしのぎ、涼しくなると下りてきて、ちょうど収穫を終えた水田などに産卵します。一般的には群れをなして飛ぶアキアカネを指すことが多いようです。
mozu もず: 鋭いくちばしを持った小型の鳥です。昆虫やムカデ、蛙などの小動物を見つけると舞い降りてきてくちばしで捕らえます。捕らえた動物を小枝などに刺しておく習性があります。
kitutuki きつつき: アカゲラ、コゲラなど「~ゲラ」と呼ばれる鳥の総称です。木の幹をくちばしで叩いて穴を掘り、中の虫を長い舌で捕らえて食べます。

skusa

kinmoku 金木犀: 普段は目立たないが、小さなオレンジ色の花が咲くとあたり一面に香りが漂います。我家の庭の金木犀も間もなく香りが漂い始めるはずです。
higanbana 彼岸花: 秋の彼岸の咲き、真っ赤なめしべ、おしべを広げる姿が妖艶です。別名「曼珠沙華」(まんじゅしゃげ)とも呼ばれます。
我家の庭の彼岸花は9月20日頃が満開で見頃です。

sgyouji

koromo 衣替え:夏冬の季節の変わり目に衣類を改めることを「衣替え」といいます。制服などについては、一般に6月1日と10月1日が「衣替え」の日となっています。これには、古来からの風習や衣類の歴史が大きく関わっています。
中国の宮廷で、旧暦の4月1日と10月1日に夏服と冬服を入れ替えていたことから始まった習慣です。日本へは、平安時代頃に伝わり、室町時代から江戸時代にかけて、四季に合わせて式服を替える習慣が定着しました。明治維新で新暦が採用されると、夏服は6月1日~9月30日、冬服が10月1日~5月31日となりました。学校や官公庁、制服のある会社などは、現在もこの日をめどに衣替えを行っています。
和服では、この衣替えのしきたりが今も重要視されています。
着物には袷(あわせ)、単衣(ひとえ)、薄物(うすもの)などがありますが、これらは着る時期が決められています。
一番長く着られるのは袷で、10月から冬を過ぎて5月末までです。6月は単衣、7月8月の暑い時期には薄物、9月には単衣に戻り、10月からはまた袷の季節になります。袷の出番が長いので、最初に着物を作るときは袷にする方が多いようです。
また、着物の場合、仕立てばかりでなく、四季折々にふさわしい柄があります。冬には雪輪や枯山水、そして椿や南天、梅で春を待ち、春には芽吹きや蝶、桜など。夏には藤やあやめ、魚や流水模様、秋になれば菊や萩、もみじ、月などその季節ならではの柄でおしゃれを楽しみます。ただし、実際の季節より一足早く身に着けるのが粋で、桜が咲き誇る頃に桜を着るのは野暮だといわれています。
akihigan 秋の彼岸: 秋のお彼岸は「秋分の日」を中日として前後3日間、計7日間が「お彼岸」の期間となります。
今年の秋分の日は9月22日(祝)ですから、9月19日(木) 彼岸入り
9月22日(祝) 中日(秋分の日)
9月25日(金) 彼岸明け
お彼岸とは、私たちの生きる世界をこちら側の岸、すなわち「此岸(しがん)」、亡くなったご先祖様の生きる世界を「彼岸」と考えるようになりました。
つまり、太陽が真東から上り真西へと沈む春分の日には、彼岸と此岸とが通じやすくなると考えられ、それらの時期に先祖供養をすることでご先祖の冥福を祈るとともに、自らもいつか迷いのない此岸に到達できるよう願ったのです。
お彼岸には何をするの?
1:仏壇仏具の手入れ・掃除
ご自宅にお仏壇がある方は、いつもより念入りにお掃除をしましょう。
2:お墓参り
お彼岸といえばやはりお墓参りです。
3:お供え物
お彼岸のお供え物といえば、春彼岸のぼた餅、秋彼岸のおはぎが有名です。
落雁(らくがん)などのお菓子を供えることも多いですね。何より大切なのはご先祖に喜んでもらうことですから、生前好きだったものをお供えするのも良いでしょう。

 

秋分です

sybttl昼夜の長さが同じになる秋分を迎えると、季節は少しずつ冬へと向かいます。中秋の名月はこのころで、収穫がひと段落した人々は、虫の音に包まれながら空を眺め、月が出てくるのを待ったのだという。稲刈り後の田の脇には彼岸花が咲き、夜空の月が人々を癒してくれます。「秋分」は次の「寒露」までの間の9月23日から10月7日頃までの期間です。

skehai inekari 稲刈り:実りの秋に一大行事を迎えるのが米農家です。豊かに実った稲を借り入れ、かられた稲は稲木にかけられて天日干しされます。整然と稲木が並ぶ光景も秋の風物詩のひとつです。

■七十二候の区分

syokou sybsyokou 雷乃収声(かみなり、すなわちこえをおさむ)9月23日から9月27日頃まで。 夏の間、夕立のころに鳴っていた雷が収まるころ。降りた露が白く光って見えるころ。入道雲が消え、澄んだ秋空に穏やかなイワシ雲が広がります。
sjikou sybjikou 蟄虫坏戸(むし、かくれてとをふさぐ)9月28日から10月2日頃まで。 寒さが少しずつ増し、元気に飛び回り、鳴いていた虫たちが、巣ごもりの支度を始め、土の中へと潜っていきます。
matukou sybmakkou 水始涸(みず、はじめてかるる) 10月3日から10月7日頃まで。 収穫の秋も最盛期を迎え、どの田んぼからも水が抜かれて涸れる時期です。干した稲藁が風にたなびく風景が美しいときです。

■旬のもの

syokuzai

magarei まがれい:東シナ海から北日本海の砂底や岩礁地帯に生息し、甲冑類や二枚貝などをエサとします。裏面に目立つ黄色の線があり、黄色が強いほど鮮度が良い。味がよく、刺身や煮付けにすると美味です。
saba さば:日本の沿岸に分布するマサバとゴマサバの2種類があるが、秋に旬を迎えるのがマサバ。塩焼き、竜田揚げ、煮付けなどに最適。
modori 戻りガツオ:秋に太平洋を南下するのが戻りガツオ。初ガツオより脂が取っていて、身はもっちりです。「トロガツオ」とも言われます。
satoimo 里芋:里で採れるのでこの名がついたとされ、稲作より早く縄文時代から食べられていたと言われます。独特のぬめりは植物繊維で便秘予防になると言われます。
syoga しょうが:ヨーロッパでは香辛料や薬用として、中国では漢方にも利用さえ増す。生で食べるのは日本独特の習慣だそうです。殺菌作用や風邪の予防に効果があるといわれます。
budou ぶどう:奈良時代に日本に伝わったとされます。皮の色によって、赤系、黒系、緑系に分けられます。疲労回復やエネルギー補給に適していると言われます。
房の上の軸に近い部分が一番甘いそうです。
ichijiku イチジク:身の中に花が咲き、外から見えないので「無花果」と書かれます。植物繊維が多く古くから薬用とされるほど薬効に富んでいます。
zakuro ザクロ:旧約聖書や古い医学書にも登場し、健康、美容に酔いとされます。
kaki 柿:「柿が色ずくと医者が青くなる」と言われるほど栄養が豊富な果物です。冬の風邪予防にもぴったりです。

smikaku5

ohagi おはぎ:「普通のご飯で簡単おはぎの作り方」を紹介しましょう。
普通のご飯(うるち米)と片栗粉で作るもち米なしのモチモチおはぎです。麦飯や雑穀米でもOKです。きなこはあんこ玉入り。
■材料 (あんこ6個+きなこ4個)
ご飯    450g(お茶碗3杯、約1.3合)
片栗粉    40g
水        40cc
あんこ    (市販でも手作りでも)    340g
きなこ    適宜
砂糖    きなこの半量~同量
塩        ひとつまみ
■作り方
1    ご飯は白米でも麦飯でも雑穀米でもOKです。うちでは麦2:米8の麦飯を使っています。
2    ご飯に片栗粉と水をふり入れ、しゃもじでよく混ぜる。ラップしてレンジであつあつになるまでチン。鍋の場合は弱火にかけ蒸らす。
3    しゃもじでモチモチ感が出るようによく混ぜる。
4    すりこぎで軽く粒々をつぶす。
5    粗熱が取れたら、手に水をつけ、10個に丸める。1個50gくらい。
6    【きなこ版】きなこと砂糖と塩を器に混ぜておく。砂糖の量はお好みで。
7    あんこ玉を丸める。1個10gくらい。
8    手に水をつけて、ご飯玉の真ん中を深くくぼませ、あんこ玉を入れる。
9    周りのご飯で包む。
10    きなこをよくまぶす。
11    【あんこ版】手を水で濡らし、あんこを手のひらに取り、うすく広げる。1個あたり50g弱。
12    ごはん玉を乗せてあんこを引っ張るようにして包み込む。裏側が足りなければあんこを足す。
13    できあがり。あんこ6個ときなこ4個できました。
■コツ・ポイント
・包むたびに毎回手を濡らすのがポイント。
・あんこは粒あんでもこしあんでも。
・今回はきなこ4個、あんこ6個ですが、お好みで。あんこの量はきなこ版には10g、あんこ版には50gが目安。

syachou

mozu もず:鋭いくちばしをもった小型の鶏です。昆虫やムカデ、蛙などの小動物を見つけると舞い降りてきてくちばしで捕えます。
kitutuki きつつき:一般にきつつきと呼ばれていますが、アカゲラ、コゲラなど「~ゲラ」と呼ばれる鳥の総称です。いずれも木の幹をくちばしで叩いて穴を掘り、中の虫を長い舌で捕えて食べます。
akatonbo 赤とんぼ:涼しくなると山などの高地から降りてきて、丁度収穫を終えた水田などに産卵します。群れを成して飛ぶアキアカネを指すことが多い。鮮やかな赤に変化するのはオスなのだそうです。

skusa

keitou 金木犀:普段は目立たないが、小さなオレンジ色の花が咲くとあたり一面に香りが漂い、存在をアピールします。
higanbana 彼岸花:秋彼岸にに咲き、真っ赤なめしべ、おしべを広げる姿が見られます。別名「曼殊沙華」とも言われます。

sgyouji

akihigan 秋のお彼岸:秋のお彼岸は「秋分の日」を中日として前後3日間、計7日間が「お彼岸」の期間となります。
2019年の今年は、
9月20日(金) 彼岸入り
9月23日(月・祝) 中日(秋分の日)
9月26日(木) 彼岸明け
となります。
「お彼岸」という言葉に馴染みがないという方でも、春は3月、秋は9月にお墓参りをするのはご存知かも知れません。
それほど日本文化に定着している「お彼岸」ですが、もともとサンスクリット語の「パーラミター」が語源であると言われています。
「パーラミター」は仏教用語ですが仏教にとって重要な概念です。仏教の概念として用いられる場合、欲や煩悩、苦しみに満ちた輪廻の世界から解脱し、迷いのない悟りの境地に達することを表します。
この悟りの境地を、川を挟んだ向こう岸、すなわち「彼岸」に例えたのが私達日本人の伝統行事「お彼岸」なんです。反対に、私達の生きる煩悩の世界はこちら側の岸「此岸(しがん)」と呼ばれています。日本古来の自然観や先祖崇拝の影響から、亡くなった家族やご先祖は迷いのない「彼岸」へと渡り、時々私達の生きる此岸に姿を現すと考えられるようになりました。春分の日と秋分の日には、太陽が真東から上り真西へと沈みますが、それによって彼岸と此岸とが通じやすくなり、これらの時期に先祖供養をすることでご先祖の冥福を祈るとともに、自らもいつか迷いのない此岸に到達できるよう願ったのです。
彼岸と此岸(あの世とこの世、すなわちご先祖と私たち)とが交流する行事なのです。

残暑が厳しい節季です

rittl暦の上では秋ですが、まだまだ厳しい暑さに見舞われます。秋分を過ぎた後の暑さのことを残暑と呼びますが、暑い中にも、吹いてくる風や雲の形などに秋の気配をほのかに感じることができる時季なのです。「秋分」は次の「処暑」までの間の8月7日から8月22日頃までの期間です。

skehai higurasi 秋虫の声:秋のイメージが強いヒグラシですが、夕暮れ時に響き渡るどこか切ない鳴き声が秋のイメージに合っているのかもしれません。コオロギやキリギリスが鳴き始めるのは8月下旬からです。

■七十二候の区分

syokou risyokou 涼風至(すずかぜ、いたる)8月7日から8月12日頃まで。
秋の涼しい風が吹き始めるころという意味ですが、実際にはまだまだ暑さが続き、昼間の気温は、さほど夏と変わらないが、夕暮れ時期になると軽やかな風が吹くのが分かります。
sjikou rijikou 寒蝉鳴(ひぐらし、なく)8月13日から8月17日頃まで。
「カナカナ」と鳴くヒグラシの声が耳に届き、夏の終わりを感じるころです。その鳴き声に、どこか去り行く夏を惜しむかのような気持ちを感じさせてくれます。
matukou rimakkou 蒙霧升降(のうむ、しょうりゅうす) 8月18日から8月22日頃まで。
残暑が厳しい時候だが、朝夕の空気はヒンヤリとしたものになってきます。早朝、守屋水辺などには白く霧が立ち込める様子が見られます。
春にも同じような現象が起きますが、こちらは霞と呼ばれます。

■旬のもの

syokuzai

suzuki すずき:夏を代表する白身の魚であり、別名シーバスと言います。夏は汽水域に生息し、秋から冬にかけて海に戻ります。出世魚であり、60センチ以上のものをスズキと呼びます。
刺身もいいが、洗いにすると身がしまっておいしい。
togan とうがん:利尿効果があるので中国では薬膳料理にも使われます。低カロリーで、95%以上が水分。含め煮をはじめとする煮物や、炒め物にすると美味です。
生のしぼり汁は、発熱時や糖尿病の喉の渇きなどに効果があると言われています。
ichijiku いちじく:いちじくを「無花果」を書くのは花がないからではなく、実の中で白い小さな花を無数につけるが、外から見えない食べです。生食やジャムやシロップ漬けなどにして食べられます。
momo 桃:軟らかくてジューシーな甘さが特徴。桃の葉にはタンニンやマグネシュームなど、消炎・解熱効果がある成分が含まれています。葉を布袋に入れて浴槽に漬けておくと、かぶれ、日焼けなどに効果があると言われています。
kabosu かぼす:ゆずに似た似た果実であり、枝にはトゲがあります。さわやかな香りは、焼き魚や土瓶蒸しなど、素材の味わいを引き立たせるような料理に合います。生産量のほとんどが大分県産です。

syachou

kasasagi かささぎ:けたたましい声で鳴く尾の長い白と黒の鳥。佐賀県の天然記念物であり、同県の県鳥です。エサは地上に降りて取ることが多く、昆虫類などの動物や穀類や、時には柿の実などもたべます。
semi セミ:日本には32種類がいると言われます。夏になると一日中啼いているように聞こえますが、午前中はクマゼミ、アブラゼミやツクツクボウシは午後といったように種類によって鳴く時間帯が異なるそうです。
onbubatta おんぶばった:小さなオスがメスの背中に乗っている時間が長いことからこの名前がついたそうです。生い茂った草原などで見られ、簡単に捕まえられるが、口から黒っぽい汁を出すことがあります。跳ねるのみで飛ぶことは稀です。

skusa

kituri 黄釣船:「きつりふね」と読みます。学名はインパティエンスといいます。ラテン語で「我慢できない、耐えられない」という意味で、果実が触れられると弾けて、種子を勢いよく飛ばす性質からきてるそうです。
sarasi 晒菜升麻:「さらしなしょうま」と読みます。日本中の山地や林内に生育します。高さは1メートル以上にもなり、茎の先端に20センチほどの円柱状の小花を多数つけます。かつて若菜をゆで、水にさらして苦味を取って料理したことからこの名がついたそうです。

sgyouji

awaodori 徳島市阿波踊り:徳島市阿波おどりは、徳島県徳島市で毎年8月12日 – 15日のお盆期間に開催される盆踊りです。江戸時代より約400年続く日本の伝統芸能の一つ。
阿波踊り発祥の地である徳島県(旧阿波国)では8月になると各地で阿波踊りが開催されます。徳島市阿波おどりはその中でも突出した規模と知名度を誇ります。
人口約26万人の徳島市に例年、全国から120万人を超える観光客が集まるそうです。
この期間中は毎日、開演は18:00で徳島駅南側の繁華街一帯が18:00 – 23:00の5時間にわたって歩行者天国となり、全域が阿波踊り一色となります。
また、昼間は市内のホールで公演が行われるほか、夕方になると公園などでリハーサル風景を見ることができる。最終日は、全演舞場の公演が終了した後でも、暫くの間小規模な輪踊りをしている様子も見られ、夜通し街中には鉦と太鼓の音が止むことは無い有様です。
阿波踊りでは踊りのグループを連(れん)と呼び、徳島市阿波おどりの参加連は2010年度で1000組に上ります。街頭での飛び入り参加まで含めると総参加者数は10万人にもなるといわれています。
そのうち踊りの技術のある「有名連」が40 – 45組、企業の社員やその家族で構成された「企業連」、学生による「学生連」、気の合う仲間が集まってできた連などがあります。

この日は太陽が真東から昇ります

syuttl 春分同様秋分も、昼と夜の長さがほぼ等しくなり、太陽は真東から昇り真西へ沈みます。秋分を過ぎれば昼より夜が長くなるので、秋の夜長を実感できるよになります。また、秋分の前後は秋のお彼岸の時季でもあります。 「秋分」は次の「寒露」までの間の9月23日から10月7日頃までの期間です。

skehai kehaitl 稲刈り:黄金色に色づき豊に実った稲を刈り入れます。刈られた稲は稲木にかけられて天日干しされます。整然と稲木が並ぶ光景も秋の風物詩のひとつです。

■七十二候の区分

ssyokou syokoutl 雷乃収声(かみなり、すなわちこえをおさむ) 9月23日から27日頃まで。
 夏の間、夕立のころに鳴っていた雷が収まる頃。力強い入道雲が消え、澄んだ秋空に穏やかなイワシ雲が広がる頃です。
sjikou jikoutl 蟄虫坏戸(むし、かくれてとをふさぐ) 9月28日から10月2日頃まで。
 寒さが少しずつ増し、元気に飛び回り、鳴いていた虫たちが、巣ごもりの支度を始め、土の中に潜っていく頃です。
smatukou makkoutl 水始涸(みず、はじめてかるる) 10月3日から7日頃まで。
収穫の秋も最盛期を迎え、どの田んぼからも水が抜かれて涸れる時期。干した稲藁が風になびく風景が美しい頃です。

■旬のもの

sgyokai

akisaba 秋さば: 10~11月ごろに獲れる秋さばは脂を蓄えて一年で最も美味しい。シメサバ、煮付け、塩焼きにしても美味です。
katuo 戻りガツオ: 秋に太平洋を南下するのを戻りガツオと呼びます。初ガツオより脂がのり、身はもっちりとしています。
「トロガツオ」とも呼ばれます。

syasai

satoimo 里いも: 里で採れるのでこの名がついたとされ、稲作より早く縄文時代から食べられていたそうです。便秘予防にもなります。子芋がたくさん増えることから縁起の良い野菜の一つとなっています。
syouga しょうが: ヨーロッパえは主に香辛料や薬用として、中国では漢方として利用されます。
生で食べるのは日本独自の習慣です。

mikaku

ohagi おはぎ: お彼岸ではお餅には「五穀豊穣」を、小豆には「魔除け」の意味を込めてぼたもちやおはぎにしてご先祖さまへの感謝と家族の健康を願って墓前やお仏壇にお供えするようになったといわれています。
秋の七草と呼ばれる「萩」の花が小豆の粒と似ていることから「萩餅」、それから丁寧な「お萩餅」、そして「おはぎ」という呼び方になったと言われています。
あま酒を砂糖代わりにしたほんのり優しい甘さで子供さんでも安心して食べられるおはぎのレシピです。
【材料】(小12〜13個分)
米    1合
ストレートあま酒-350cc
青ばたきなこ-適量
黒すりごま-適量
ココナッツロング-適量
【手順】
1    米をいつも通りとぎ、ざるにあげて水を切る。
2    炊飯釜に米、あま酒を入れて炊飯する。
3    炊き上がったらボウルにあけて混ぜ、粗熱を取る。
4    濡れた手で食べやすい大きさに握り、きなこ、黒ごま、ココナッツをそれぞれ軽く押すようにつける。
nimono 里芋の煮物: ホクホクの食感とほっとする味わいの里芋の煮物は、これからの寒い季節にぴったり!今日の夕食の献立にひと品加えてみてはいかがでしょうか。
里芋の煮物を作る手順を紹介しましょう。
里芋はそのまま煮ると大量のアクが出てしまいます。ていねいに下処理することが、おいしい里芋の煮物を作る第一歩です。
【材料】
・ 里芋(中)…10個くらい
・ 塩…適量
・ 米のとぎ汁…適量 (なければ生米をひとつまみ)
・ 水…適量
1. 里芋を水で洗ったら、皮を厚めにむいていきます。
上部と底部を切り落として面を作ると簡単です。(水洗いする時に、皮のケバケバした部分は手でこすり落としておきましょう)
2. 里芋の皮がむけたら、ぬめりをとるために塩で軽く揉みます。
3. 竹串がスッと通る柔らかさになるまで、米のとぎ汁で里芋を茹でましょう。とぎ汁を使うと、キレイにアクが抜けます。
※とぎ汁がない場合はお米をひとつまみ加えたお湯で“茹でこぼし”ましょう!(「茹でこぼす」とは、材料を茹でてそのゆで汁を捨てること。アクや余分なぬめりなどを取りのぞく際に行います)
4. 里芋のアクが取れたら、水でぬめりを洗い流します。
これで里芋の下ごしらえはバッチリです!
「里芋の煮物」基本の作り方
里芋の煮物の材料
【材料】(2〜3人前)
・ 下ごしらえをした里芋…10個
・ 水…300〜400cc
・ 酒…大さじ 2〜3
・ 砂糖…大さじ2
・ しょうゆ…大さじ2
・ みりん…少々
・ サラダ油…小さじ2
【作り方】
1.熱した鍋にサラダ油をひいて、里芋を軽く炒めます。炒めることで、油が皮膜を作り旨みを逃がさず、煮崩れもしにくくなります。
2.鍋に水300〜400ccと酒大さじ2〜3を加えて加熱します。
3.沸騰してきたら砂糖大さじ2を加え、落し蓋をして弱火で5〜6分煮ます。
[調理のポイント!]
・味付けはまず「甘み」から。先に塩気を入れてしまうと、里芋の甘みが薄れてしまうので注意しましょう。
4.その後に、落し蓋を取り、しょうゆ大さじ2を加えて里芋が柔らかくなるまで煮ます。
5.煮汁がほぼなくなるまで煮詰めたら、みりんを加え、強火で軽く煮詰めてできあがり。
[調理のポイント!]
・最後にみりんをまわしかけることで、里芋に照りが出て見栄えがぐっと良くなります!
自分で作るのは難しそうに思える里芋の煮っころがしですが、作り方はとてもシンプル。下ごしらえをていねいにすること、「甘み→塩気」の味付けの順番を守ることなど、ポイントをきちんとおさえれば料理が苦手でも意外と簡単に作ることができるんです。

smusi

akatonbo 赤とんぼ: 夏の暑いうちは山などの高地で暑さをしのぎ、涼しくなると下りてきて、ちょうど収穫を終えた水田などに産卵します。一般的には群れをなして飛ぶアキアカネを指すことが多いようです。

syacho

moju もず: 鋭いくちばしを持った小型の鳥です。昆虫やムカデ、蛙などの小動物を見つけると舞い降りてきてくちばしで捕らえます。捕らえた動物を小枝などに刺しておく習性があります。
kitutuki きつつき: アカゲラ、コゲラなど「~ゲラ」と呼ばれる鳥の総称です。木の幹をくちばしで叩いて穴を掘り、中の虫を長い舌で捕らえて食べます。

skusa

kinmoku 金木犀: 普段は目立たないが、小さなオレンジ色の花が咲くとあたり一面に香りが漂います。我家の庭の金木犀も間もなく香りが漂い始めるはずです。
higan 彼岸花: 秋の彼岸の咲き、真っ赤なめしべ、おしべを広げる姿が妖艶です。別名「曼珠沙華」(まんじゅしゃげ)とも呼ばれます。
我家の庭の彼岸花は9月20日頃が満開で見頃でした。

skajitu

yamabu 山ぶどう: 古くから山に自生し、ビタミン、ミネラル、ポリフェノールがタップリ含まれる。ツルはカゴなどにも活用されます。
ichiji いちじく: 実の中に花が咲き、外から見えないことから「無花果」と書きます。食物繊維が多く、古くから薬用とされるほど薬効に富んでいます。
zakuro ざくろ: 旧約聖書や古い医学書に登場し、健康、美容に良いとされます。日本では庭木としても人気が高いようです。
kaki 柿: 「柿が色づくと医者が青くなる」と言われるほど栄養が豊富です。冬の風邪予防にもぴったりな果実です。

sgyou

koromo 衣替え:夏冬の季節の変わり目に衣類を改めることを「衣替え」といいます。制服などについては、一般に6月1日と10月1日が「衣替え」の日となっています。これには、古来からの風習や衣類の歴史が大きく関わっています。
中国の宮廷で、旧暦の4月1日と10月1日に夏服と冬服を入れ替えていたことから始まった習慣です。日本へは、平安時代頃に伝わり、室町時代から江戸時代にかけて、四季に合わせて式服を替える習慣が定着しました。
明治維新で新暦が採用されると、夏服は6月1日~9月30日、冬服が10月1日~5月31日となりました。学校や官公庁、制服のある会社などは、現在もこの日をめどに衣替えを行っています。
和服では、この衣替えのしきたりが今も重要視されています。
着物には袷(あわせ)、単衣(ひとえ)、薄物(うすもの)などがありますが、これらは着る時期が決められています。
一番長く着られるのは袷で、10月から冬を過ぎて5月末までです。6月は単衣、7月8月の暑い時期には薄物、9月には単衣に戻り、10月からはまた袷の季節になります。袷の出番が長いので、最初に着物を作るときは袷にする方が多いようです。
また、着物の場合、仕立てばかりでなく、四季折々にふさわしい柄があります。冬には雪輪や枯山水、そして椿や南天、梅で春を待ち、春には芽吹きや蝶、桜など。夏には藤やあやめ、魚や流水模様、秋になれば菊や萩、もみじ、月などその季節ならではの柄でおしゃれを楽しみます。ただし、実際の季節より一足早く身に着けるのが粋で、桜が咲き誇る頃に桜を着るのは野暮だといわれています。
akihigan 秋の彼岸: 秋のお彼岸は「秋分の日」を中日として前後3日間、計7日間が「お彼岸」の期間となります。
今年の秋分の日は9月23日(日・祝)ですから、
9月20日(木) 彼岸入り
9月23日(日・祝) 中日(秋分の日)
9月26日(水) 彼岸明け
お彼岸とは、私たちの生きる世界をこちら側の岸、すなわち「此岸(しがん)」、亡くなったご先祖様の生きる世界を「彼岸」と考えるようになりました。
つまり、太陽が真東から上り真西へと沈む春分の日には、彼岸と此岸とが通じやすくなると考えられ、それらの時期に先祖供養をすることでご先祖の冥福を祈るとともに、自らもいつか迷いのない此岸に到達できるよう願ったのです。
お彼岸には何をするの?
1:仏壇仏具の手入れ・掃除
ご自宅にお仏壇がある方は、いつもより念入りにお掃除をしましょう。
2:お墓参り
お彼岸といえばやはりお墓参りです。
3:お供え物
お彼岸のお供え物といえば、春彼岸のぼた餅、秋彼岸のおはぎが有名です。
落雁(らくがん)などのお菓子を供えることも多いですね。何より大切なのはご先祖に喜んでもらうことですから、生前好きだったものをお供えするのも良いでしょう。

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