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今日から"啓蟄"です

前回二十四節気の「雨水」の紹介で、「雨水」は3月5日ごろまでと説明しました。
ところが今年は3月5日から次の節気「啓蟄」が始まるそうなのです。今年が閏年のためなのでしょうか。
3月5日から3月19日ごろまでの期間になります。

このような事情のため取り急ぎ「啓蟄」の紹介を始めたいと思います。

土の中で冬ごもりをしていた色々な虫や生きものたちが、穴を啓いて地上へと這い出してくることから、この時期を「啓蟄」と呼びます。二十四節気の三番目にあたります。
まだまだ寒い時期ですが、日足は長くなり、爽やかに感じる風、優しい日差しのなか、人も生きものも心を弾ませる時期でもあります。

七十二候ではこの時期をさらに3つに分けています。
●初候-「蟄虫啓戸」(すごもりのむし、とをひらく)、冬眠していた生きものが、春の日差しのもとに出てくるころ。
●次候-「桃始笑」(もも、はじめてさく)、桃のつぼみが膨らみ、花が咲き始めるころ。
●末候-「菜虫化蝶」(なむし、ちょうとなる)、厳しい冬を越したさなぎが羽化し、美しい蝶となってはばたくころ。

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春が近づいているので数が多いようです。

・野菜類 葉ワサビ、コシアブラ、ニラ、ノビル、新玉ねぎ
オッサンは"コシアブラ"という野菜類は知りませんでした。下の写真右上のものが"コシアブラ”だそうです。
そして新玉ねぎと通常の(?)玉ねぎの見分け方も分かりません。今の時期店頭に並んでいるのが”新玉ねぎ"なのでしょうネ。

hawasabi kosiabura
nira nobiru

sintama

・魚介類 サヨリ、サワラ、ヤリイカ

sayori sawara

yariika

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植物や生きものは少ないです。代表的な植物はレンゲ草、ネコヤナギです。

rengesou nekoyanagi

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「東大寺二月堂のお水取り」が有名です。

omizutori

「お水取り」の井戸は閼伽井屋という建物の中にあり、当役の者以外は誰も入ることもうかがうことも出来ないそうです。行列が閼伽井屋に到着すると咒師、堂童子等が中に入り水を汲む。これが二荷ずつ、閼伽井屋と二月堂の間を三往復して、お香水が内陣に納められます。「お水取り」が終わると閼伽井屋に下っていた練行衆等は再び行列を組んで二月堂へ戻り、中断していた後夜の「時」が再開されるそうです。

詳しいことは「 東大寺のホームページ 」をご覧になってください。

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会員になっている「AJINOMOTO Park」には、"新玉ねぎ"のレシピは次のものただ一つでした。
tamanegi1

tamanegi2 tamanegi3

"材料"と"作り方"の画像をクリックすると拡大表示されます。

七十二候と二十四節気について

今まで節気毎に「日本の七十二候を楽しむ」という本に基づいて、その節気の意味や旬の魚介類・旬の果物などの紹介をしてきましたが、おっさん自身が七十二候と二十四節気の関係をよく知らずに紹介して来たことに気付かされました。
「大寒」について紹介したとき、二十四節気と七十二候の最後を飾るのが「大寒」とお話ししました。
なぜ「大寒」が節気の最後になるのかということを本に書かれている通りに紹介しただけでした。
節気では、1年は「立春」から始まり「大寒」で終わるという仕組みになっていることなのです。

そして二十四節気と七十二候とはどのような関係があるのでしょうか。
「にっぽんの七十二候」(株式会社枻(えい)出版社)による解説を整理すると次のようになります。

●二十四節気
太陽の運行をもとに、1年を二十四に分けたもので、季節の指標となる大切な暦なのです。
立春、立夏、立秋、立冬の4つの季節を設定して、それぞれの季節を6つの節気に分け、正しく季節を把握するために使われてきた暦なのです。
これをもとに農作業や行事が行われていたのです。
立春→立春、雨水、啓蟄、春分、清明、穀雨
立夏→立夏、小満、芒種、夏至、小暑、大暑
立秋→立秋、処暑、白露、秋分、寒露、霜降
立冬→立冬、小雪、大雪、冬至、小寒、大寒

●七十二候
日本独自に発達した暦です。二十四節気の、ひとつの節気をさらに3つに分けたものです。5日ごとに「初候」「次候」「末候」として、それぞれの季節を短い言葉で表した季節の告知板みたいなものです。
例えば、「立春」をさらに初候、次候そして末候に分けて、
立春・初候→東風解氷(はるかぜこおりをとく)
立春・次候→黄鶯睍睆(うぐいすなく)
立春・末候→魚上氷(うおこおりをいずる)
という具合に短い言葉で表したものです。

ということで、1年の始まりは節分の翌日から始まる「立春」からです。

「日本の七十二候を楽しむ」という本は少し古いので、「立春」の紹介からは「にっぽんの七十二候」の本をもとにして行うつもりです。

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