2024年12月 アーカイブ

12月15日は年賀郵便取り扱い開始日です

年賀郵便特別扱い開始日(12月15日 記念日)

この日から12月25日までの間に年賀状を投函すると、翌年の元日・1月1日に届く。

年賀状

年賀状の特別扱いが指定局で開始されたのは1899年(明治32年)のことである。その後、1905年(明治38年)に全局で特別取扱いが開始され、翌1906年(明治39年)に制度化がされた。

日本では、古く奈良時代から新年の年始回りという年始の挨拶をする行事があり、平安時代には貴族や公家にもその風習が広まり、挨拶が行えないような遠方などの人への年始回りに代わるものとして書状による年始挨拶が行われるようになった。

時代とともに新年の挨拶は一般に広まり、江戸時代になると飛脚が書状を運ぶようになった。近年では、若い人を中心として、携帯電話やスマートフォンによるメールやSNSなどで新年の挨拶を行う人も増えている。

また、年賀状を作成する方法も以前の手書きから、プリントゴッコなどの簡易印刷機による作成の時期を経て、パソコンやスマートフォンを使って作成する方法が一般的になるなど時代の流れを感じさせる。

ちなみに、年賀ハガキを元日に届ける特別扱いにしたくない場合は、ハガキ表面の料額印面の下部にある「年賀」の文字を二重線などで消すことで通常のハガキとして扱われる。

「年賀」の抹消

12月14日は四十七士討ち入りの日です

四十七士討ち入りの日(忠臣蔵の日)(12月14日 記念日)

1702年(元禄15年)のこの日(旧暦)、赤穂浪士(あこうろうし)47人が江戸・本所松坂町の吉良邸に討ち入りし、主君の仇討ちを成し遂げた。

この日を偲んで東京都港区高輪の泉岳寺や兵庫県明石市の大石神社・花岳寺などで義士供養の「義士祭」(ぎしさい)が行われる。義士祭の日付は12月14日前後に行われることが多い。

また、吉良邸の一部は現在、本所松坂町公園となっており、毎年「元禄市」(げんろくいち)でにぎわう。元禄市の日付は12月第2週の土日の二日間となっている。

義士祭(泉岳寺)
義士祭(泉岳寺)

赤穂事件について

1701年(元禄14年)3月14日(旧暦)、江戸城・松之大廊下で、播磨赤穂藩藩主の浅野内匠頭長矩(あさの たくみのかみ ながのり)が、高家(こうけ)の吉良上野介義央(きら こうずけのすけ よしひさ/よしなか)に斬りかかったことに端を発する。

事件当時、江戸城では、幕府が朝廷の使者を接待している真っ最中であり、場所がらもわきまえずに刃傷に及んだ浅野に対し、江戸幕府の第5代将軍・徳川綱吉(とくがわ つなよし)は激怒した。

そして、幕府は浅野内匠頭に即日切腹を言いつけ、浅野が藩主を務める播州赤穂浅野家は改易(かいえき:領地・屋敷の没収)、赤穂城も幕府に明け渡すよう命じた。それに対して、吉良には一切の咎めはなかった。

浅野のみ刑に処せられたことに浅野家家臣達は反発。筆頭家老(ひっとうがろう)である大石内蔵助(おおいし くらのすけ)を中心に対応を協議したが、浅野家再興の道はなく、主君の仇討ちのために吉良邸に討ち入ることを表明した。

吉良邸討ち入り(二代目山崎年信画・1886年)
吉良邸討ち入り(二代目山崎年信画・1886年)

1702年(元禄15年)12月14日(旧暦)、大石以下47人(四十七士)は、吉良邸に侵入し、吉良上野介を討ちとった。四十七士は吉良邸から引き揚げて、吉良の首を浅野内匠頭の墓前に供えた。そして、吉良邸討ち入りを幕府に報告し、幕府の指示に従って全員切腹した。

この「赤穂事件」を基にして人形浄瑠璃・歌舞伎の演目の一つ『仮名手本忠臣蔵』(かなでほんちゅうしんぐら、通称:忠臣蔵)など数多くの創作作品が作られ、現在まで語り継がれている。

なお、浅野が吉良に斬りかかった理由は、史実としては不明である。また、「忠臣蔵」は脚色された創作であるため、史実としての「赤穂事件」とは異なる部分もある。

関連する記念日として、この日12月14日は、47人の赤穂浪士が吉良邸に向かう前にそばを食べたことに由来して「麺の日」にもなっている。

12月13日は正月事始めです

少し早いのではありませんか?

正月事始め・煤払い・松迎え(12月13日 年中行事)

煤払い(すすはらい)などをして、年神様を迎える準備を始める日。

昔はこの日に門松やお雑煮を炊くための薪など、お正月に必要な木を山へ取りに行く習慣があった。

江戸時代中期まで使われていた「宣明暦(せんみょうれき)」では旧暦12月13日の二十七宿は必ず「鬼(き)」になっており、鬼の日は婚礼以外は全てのことに吉とされているので、正月の年神様を迎えるのに良いとして、この日が選ばれた。その後の改暦で日付と二十七宿は一致しなくなったが、「正月事始め」の日付は12月13日のままとなった。

京都祇園では、芸妓や舞妓が芸事の師匠宅やお茶屋を訪れ、あいさつをする習わしが続いている。また、地域によっては12月8日の「御事始め」として正月の準備を始める場合もある。

12月12府は漢字の日です

漢字の日(12月12日 記念日)

京都府京都市東山区に本部を置き、日本語・漢字に関する普及啓発・支援、調査・研究などを行う公益財団法人・日本漢字能力検定協会(漢検)が1995年(平成7年)に制定。

日付は「いい(1)じ(2)いち(1)じ(2)」(いい字一字)と読む語呂合わせから。

日本人ひとりひとりが毎年、「いい字」を「一字」は覚えて欲しいとの願いが込められている。記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。

毎年、その年の世相を象徴する「今年を表現する漢字」を全国から募集し、一番多かった漢字を、この日に「今年の漢字」として京都の清水寺で発表している。

今年の漢字(金)

2020年(令和2年)は12月12日が土曜日のため、月曜日の12月14日に発表された。同様に2021年(令和3年)は12月12日が日曜日のため、月曜日の12月13日(14時頃)に発表された。

清水寺貫主の揮毫(きごう)でその字は清水寺に奉納される。この行事は1995年から実施されていて、年末の風物詩となっている。

過去の「今年の漢字」は以下の通り。


漢字
説明

1995

阪神・淡路大震災

1996

O-157食中毒事件や狂牛病の発生

1997

山一證券など大型倒産の続出

1998

和歌山のカレー毒物混入事件

1999

世紀末

2000

シドニーオリンピックでの計5つの金メダル

2001

アメリカ同時多発テロ事件

2002

北朝鮮に拉致された被害者の帰国

2003

阪神タイガースの18年ぶりのリーグ優勝

2004

新潟中越地震

2005

「愛・地球博」の開催

2006

悠仁様のご誕生

2007

赤福や船場吉兆の偽装事件

2008

オバマ大統領の就任へ

2009

政権交代 新内閣が誕生

2010

猛暑日が続き30年に1度の異常気象

2011

東日本大震災 絆を深めた

2012

ロンドンオリンピックでの計7つの金メダル

2013

東京オリンピック開催が決定

2014

消費税が17年ぶりに増税

2015

全保障関連法案の審議で与野党が対立

2016

リオオリンピックでの計12つの金メダル

2017

弾道ミサイルや核実験を強行した北朝鮮

2018

地震や台風、豪雨など様々な災害が発生

2019

新元号「令和」

2020

新型コロナウイルス感染拡大

2021

東京オリンピック・パラリンピック開催

2022

ロシアのウクライナ侵攻やスポーツ熱戦

2023

生活に直結する増税・減税の動向に注目

オリンピック・パラリンピックが開催された2000年(平成12年)、2012年(平成24年)、2016年(平成28年)、2021年(令和3年)は「金」で同じ漢字となった。「金」の漢字は最多で4度選ばれている。

また、災害の多かった2004年(平成16年)、2018年(平成30年)は「災」の字、増税が注目された2014年(平成26年)、2023年(令和5年)は「税」の字で同じ漢字となった。

「今年の漢字」は一般公募で最も得票数の多かった漢字が自動的に選ばれる。そのため、似たような出来事が起こった年には同じ漢字が選ばれることもある。

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