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5月13日は愛犬の日なのです。

愛犬の日(5月13日 記念日)

5月13日は「愛犬の日」という記念日になっているが、制定した団体や目的、その由来などの詳細については不明である。

当サイトでも書籍の情報などに基づき、一般社団法人ジャパンケネルクラブ(Japan Kennel Club:JKC)が1994年(平成6年)に制定、との情報を掲載していたが、同クラブの公式サイトの「よくあるご質問」にて誤った情報であると説明されている。

また、1949年(昭和24年)のこの日、同クラブの前身である社団法人・全日本警備犬協会が創立され、これを記念した日との情報も誤りである。全日本警備犬協会は、1949年(昭和24年)に創立されたが、その創立記念日は9月1日となっている。

その他、戦後に創刊された『愛犬の友』という雑誌を出版していた会社が、昭和30年代に犬の催しを企画し、この日5月13日にイベントを開催していたとの情報があり、これに由来するという説がある。

ジャパンケネルクラブについて

ジャパンケネルクラブは、純粋犬種の犬籍登録、血統証明書の発行、ドッグショーや訓練競技会の開催、災害救助犬の育成などを行っている。また、ベルギーのトゥアンに本部を置く国際畜犬連盟(フランス語:Fédération Cynologique Internationale:FCI)に1979年(昭和54年)に正式加盟している。

国際畜犬連盟への加盟国は80ヵ国を超え、2020年(令和2年)3月時点で、352の犬種が公認されている。ジャパンケネルクラブでは、そのうち約200の犬種を登録し、スタンダード(犬種標準)を定めている。また、犬種のイラストやスタンダードの全文が記載された愛犬家のバイブル的な書籍である『全犬種標準書』を刊行している。世界には非公認の犬種を含めると約700~800の犬種があると言われている。

5月12日はナイチンゲール記念日です

ナイチンゲール・デー(5月12日 記念日)

1920年(大正9年)に赤十字社がイギリスの看護師フローレンス・ナイチンゲール(Florence Nightingale、1820~1910年)の誕生日にちなんで制定。

近代看護の基礎を築いたナイチンゲールの功績を称えることが目的。

フローレンス・ナイチンゲール

1820年のこの日、両親の2年間の新婚旅行中にトスカーナ大公国の首都フィレンツェで生まれ、フローレンスと名付けられた。フローレンス(Florence)は、イタリア語のフィレンツェ(Firenze)を意味する英語である。古代ローマ時代、花の女神フローラ(Flōra)の町としてフロレンティア(Florentia)と名付けたことが語源とされている。

裕福な家庭であり、フランス語・ギリシャ語・イタリア語・ラテン語などの外国語、経済学、数学、天文学、美術など高い教育を学んで育った。後に貧しい農民の悲惨な生活を目の当たりにして、人の役に立つ仕事がしたいと思うようになり、当時の看護婦となった。

ナイチンゲールは、1853年から1856年の間にクリミア半島などで行われたクリミヤ戦争の野戦病院で、負傷兵たちへの献身的な看護活動に従事し、看護の重要さと貴さを社会に広く認識させた。また、統計に基づく医療衛生改革を行い、イギリスではナイチンゲールを統計学の先駆者としている。

1860年、ロンドンの聖トーマス病院に付属してナイチンゲール看護学校(フローレンス・ナイチンゲール看護師助産師学校)を設立した。これは世界初の宗教系でない看護学校であり、現在はロンドン大学を構成するカレッジの一つであるキングス・カレッジ・ロンドンの最も大規模な学部の一つとなっている。

「われは心より医師を助け、わが手に託されたる人々の幸せのために身を捧げん」という言葉を残している。90歳でこの世を去った。現在、聖トーマス病院の敷地内にフローレンス・ナイチンゲール博物館がある。

ナイチンゲールの誕生日にちなんで、5月12日は1965年(昭和40年)に国際看護師協会(ICN)が制定した「国際看護師の日」、1990年(平成2年)に厚生省(現:厚生労働省)が制定した「看護の日」にもなっている。

5月2日は鉛筆記念日です

えんぴつ記念日(5月2日 記念日)

1886年(明治19年)のこの日、眞崎仁六まさき にろくが東京・新宿(新宿区内藤町)に眞崎鉛筆製造所を創立し、日本初の鉛筆の工場生産が始まった。

眞崎仁六は1878年(明治11年)にフランス・パリで行われた万博で鉛筆というものを初めて見て感動を受けたことをきっかけに、様々な研究と努力を重ね、水車を動力とした工場を建てた。この眞崎鉛筆製造所は、後に三菱鉛筆株式会社となった。

記念日の由来となる年月日は書籍に記載のある情報であるが、同社の公式サイトでは鉛筆工場を建て、鉛筆の工業生産を開始したのは1887年(明治20年)との記載がある。また、月日については公式サイトに記載はなく、鉛筆の生産が始まった月日は不明のようである。記念日を制定した団体や目的も定かではない。

また、同社の創業年も公式情報で1887年(明治20年)となっている。その後、2006年(平成18年)10月、同社は創業120年を記念し、創業の地である新宿区内藤町に「鉛筆の碑」を建立し、新宿区に寄贈しており、碑の説明板にも1887年(明治20年)に鉛筆の製造を始めたと明記されている。

鉛筆の碑
説明板

これらの情報から、日本初の鉛筆の工場生産が始まった日付は、1886年(明治19年)5月2日は正しいとは言えないが、1887年(明治20年)5年2日とも言えない状況である。そのため、5月2日は「えんぴつ記念日」という情報が正しいかは不明であるが、情報提供の意味も含めてこの頁を残しておく。

ちなみに、鉛筆の起源は今から約600年前の14世紀頃、イタリアで鉛とすずを混合した芯を木軸に装着した鉛筆が作られたと言われている。日本に渡来したのは江戸時代初期。どのようにして日本に渡ったかは定かではないが、徳川家康に献上されたものと考えられ、現在も静岡県の久能山東照宮博物館に保存されている。

関連する記念日として、1月11日は「シャー芯の日」、9月23日は「万年筆の日」、10月1日は「uni(ユニ)の日」、11月3日は「文具の日」となっている。

4月25日は世界ペンギンの日です

世界ペンギンの日(4月25日 記念日)

毎年、この日の前後にアデリーペンギンがアメリカの南極基地に現れたことから、基地の科学者たちが「ペンギンの日」として祝ったことが始まりである。

記念日の英語表記は「World Penguin Day」。南極ではこの頃に秋から冬に変わる時期を迎える。

アデリーペンギン
アデリーペンギン

ペンギンについて

ペンギンは、鳥綱ペンギン目に属する種の総称で、ペンギン科のみが現生する。南半球の広い緯度範囲に生息する海鳥で、主に南極大陸で繁殖するのはコウテイペンギンとアデリーペンギンの2種のみである。

コウテイペンギン
コウテイペンギン

ペンギンは空を飛ぶことはできないが、泳ぐのは得意で、器用に海を泳ぎ回ってオキアミなどの小さな獲物を追いかける。海中を自在に泳ぎ回る様はしばしば「水中を飛ぶ」と形容される。

ペンギンは現在では6属19種だが、化石から、かつてはもっと多くの種類が存在したことが確認されている。属や種を特徴付けるのは頭部周辺で、それぞれ特徴的な形態をしている。現生の最大種はコウテイペンギンで体長100~130cmに達する。最小種はコガタペンギンで体長は約40cmである。

コウテイペンギンは、この記念日の時期に海を離れて繁殖地にあたる氷原へと向かう。海岸から50~160kmも離れた内陸部へ隊列を組んで移動する。その時、1列になって進むのは、クレバスや穴など、氷原に隠された危険を避けるためだと考えられている。

4月23日は子供読書の日です

子ども読書の日(4月23日 記念日)

2001年(平成13年)12月に「子どもの読書活動の推進に関する法律」で制定。文部科学省が実施。

子どもの読書活動についての関心と理解を深め、子どもが積極的に読書活動を行う意欲を高めることが目的。また、活字離れに歯止めをかける狙いもあった。出版社や書店などの団体で構成される公益社団法人・読書推進運動協議会が主催して、図書館などでこの日にイベントが実施される。

これよりも前の2000年(平成12年)を「子ども読書年」とする国会決議を受けて、国をあげて子どもの読書環境整備を支援した経緯がある。4月23日~5月12日までの20日間は「こども読書週間」であり、この日4月23日は国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)が定めた「世界図書・著作権デー(世界本の日)」にもなっている。

関連した記念日として、10月27日~11月9日は「読書週間」となっている。

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