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容赦なく太陽が照りつける時季です

taittl容赦なく太陽が照りつけ、うだるような暑さが続くころです。軒先に風鈴を下げて音で涼を感じたり、窓に葦簀かけて日差しを避け、夜には川に船を浮かべて風に当たるなど、知恵と豊かな感性で、自然の中に涼を見つける納涼文化がありました。土用ウナギなどの食養生も、猛暑を乗り切るための習わしでした。梅雨が明けて、立秋までの土用の燗に行われるのが土用干しです。「大暑」は次の「立秋」までの間の7月22日から8月6日頃までの期間です。

skehai yudachi 夕立:午後から夕方にかけて雷を伴った大雨を降らせることがあります。夕立が去ると打ち水をしたように気温も下がって過ごしやすい夜を迎えられます。蒸発していく雨の香りを楽しんで美馬d庄。

■七十二候の区分

syokou taisyokou 桐始結花(きり、はじめてはなをむすぶ)7月22日から7月27日頃まで。 桐が天に向かって花を咲かせ、卵型の実をつけるころ。桐は神聖な機とされます。
sjikou taijikou 土潤溽暑(つち、うるおうてむしあつし)7月28日から8月1日頃まで。 熱気がまとわりつき、蒸し暑さが増すころ。草木は太陽の光をいっぱい浴び、濃い緑に色づきます。
matukou taimakkou 大雨時行(たいう、ときどきにふる) 8月2日から8月6日頃まで。 夏は時に激しい雨が襲ってきます。入道雲が湧き上がってくると夕立のサイン。暑さが流され、ひと時の清涼をもたらします。

■旬のもの

syokuzai

myougab みょうが:ほのかな苦み、しゃきっとした歯ざわりが特徴。インド・中国にも野生種はあるが、食用にしているのは日本だけ。食欲増進・解毒効果もあるので、夏バテにも効きます。
suika すいか:中国を経て、日本に渡ったのは平安時代だと言われます。約90%が水分で10%近くが糖分。利尿作用があり、老廃物の排出を促す、カリウム、シトルリンが多く含まれます。
okoze おこぜ:グロテスクな容貌を持ち、背びれの針に毒をもっています。定番料理としては薄造り、唐揚げ、味噌汁などにするとおいしい。
tachiuo 太刀魚:北海道以南の海に分布し、する々口でいかやたこなどをエサにします。新鮮なものは刺身で食べたり、塩焼きでも美味しい。
iwasi いわし:腹の上部に黒い点が7個程度あるので「ななつぼし」とも呼ばれます。群れを作って回遊するのでまとめて大量に捕れます。とても傷みやすい魚なので注意が必要です。

syachou

yotaka 夜鷹: 夏鳥として飛来します。フクロウと同様に羽毛が柔らかく、ふわふわと羽ばたき羽音をたてずに飛びます。全身が枯葉模様で身を守ってくれます。

 

usuba うすばかげろう: 幼虫は縁の下にすり鉢状の巣を作る蟻地獄。成虫はとんぼに似ており、昼間は葉の陰などにじっととまっているが、夜になると活発に動き始めます。夏の明け方、網戸に止まっている姿が見られます。

skusa

matuyoi 待宵草:原宵を待って花が咲くことからこの名がついたと言われます。荒地や、やせ地、放置された畑や路肩のような場所に生え、ほかの植物が成長すると姿を消すそうです。

sgyouji

sumida 隅田川の花火大会: 隅田川花火大会は、東京都の隅田川沿い(台東区浅草(右岸)・墨田区向島(左岸)周辺)の河川敷において毎年7月最終土曜日に行われる花火大会です。毎年8月に開催される江戸川区花火大会とともに東京二大花火大会の一つに数えられます。

その前の名称は、「両国の川開き」という名称で、昭和36年まで打上場所は両国橋上流で行われていました。しかしながら、交通事情の悪化等に伴い翌年以降は開催ができなくなりました。今に伝わる「隅田川花火大会」の名称は昭和53年からと意外と新しい名称です。ビルで囲まれた隅田川で復活しました。

また、打上場所もさらに上流へ移動し、打上会場も2ヶ所となりより多くの方々に観ていただける配慮が施されました。

花火の打ち上げは、最初期は鍵屋が担当しました。歴史は鍵屋のほうが古く、江戸での創業は1659年。7代目鍵屋の番頭(玉屋清吉、のちの玉屋市兵衛)が暖簾分けで、1808年に玉屋を創業し、2業者体制となり、双方が腕を競いあっていました。

鍵屋と玉屋は異なる打ち揚げ場所から交互に花火を揚げたため、観客は双方の花火が上がったところで、良いと感じた業者の名を呼んだ。これが、花火見物でおなじみの「たまやー」「かぎやー」の掛け声の由来といわれます。当時評判がよかったのは玉屋のほうで、「玉やだと又またぬかすわと鍵や云ひ」と川柳にあるように、玉屋の掛け声ばかりで鍵屋の名を呼ぶものがいない、といわれた時代もある。ただし、玉屋は幕末期(1843年)に失火事故を起こし、半丁ほどの町並みを焼失させた罪で、江戸処払い(追放)を命じられ、1代限りで断絶した。ただし、その後も江戸のすぐ近くで細々と営業していたという説もあります。一方の鍵屋は、日本最古の花火会社「株式会社宗家花火鍵屋」として現存している。因みに、それまで難しい技術とされていた、同心円状に飛散する花火を明治期に及させたのが鍵屋です。

nebta ねぶた祭り: 「ねぶた祭」は主に青森県の各地で行われ、明かりを灯した巨大な灯籠(=ねぶた)を山車に乗せて練り歩く大変華やかなお祭りです。その起源は奈良時代の七夕祭りまで遡ると言われており、地元の多くの人にとって一年で最も重要なイベントとされています。

中でも青森ねぶた祭は毎年200万人以上を動員し、仙台の七夕祭り、秋田竿燈(かんとう)祭りと並んで東北の三大祭りに名を連ねる大人気のお祭りです。

「ハネト」と呼ばれる踊り手がねぶたの周りを取り囲み、お囃子の音に合わせて元気よく飛び跳ねる姿を一目見ようと、全国からの観光客で賑わいます。

ねぶた祭りの主役はもちろんねぶたを乗せた山車ですが、青森ねぶた祭ではこれを盛り上げる「ハネト」が大変重要な役割を果たしています。
ハネトは「跳人」と書き、文字通り飛び跳ねる人を指します。

お囃子のリズムに合わせて元気よく飛び跳ね、「ラッセーラー!ラッセーラー!」と掛け声をかけながら山車と共に練り歩くハネトは常に人気の的なのです。
その他にも、青森県内だけでなんと40以上の地域で、同様のお祭りが開催されています。
ねぶた祭は、奈良時代に中国から伝わった七夕祭りと、もともと津軽にあった精霊送りなどの行事が融合・変形したものだという説が有力なようです。
七夕では小さな灯籠をそっと川に流すのに対し、こちらのねぶた祭は高さ4~5m、幅9mあまりの巨大な灯籠(ねぶた)が街を練り歩くのです。
「ねぶた」の語源についても諸説ありますが、農作業の忙しい時期に疲れからくる眠気に負けないように「眠気を流す」→「ねむた流し」…と訛っていき、「ねぶた」または「ねぷた」と言われるようになったとの説が有力です。
ねぶた祭の多くは7~8月の間、青森県内の各地で行われています。

七夕の日です

ssyottl小暑の前後に梅雨は終わり、日増しに暑さが増していきます。この小暑から次の大暑までが暑中見舞いを送る時季です。7月7日は言わずと知れた七夕です。そして、さらにこの時季は、浅草でほおずき市、入谷では朝顔市と、東京の下町では夏の行事がめじろ押しです。「小暑」は次の「大暑」までの間の7月7日から7月22日頃までの期間です。

skehai kehai 梅雨明け:この小暑の頃に梅雨明けとなります。いよいよ本格的な夏の到来となりますが、実は梅雨の終わりころは台風シーズンと併せて集中豪雨が起こりやすい季節でもあります。

■七十二候の区分

syokou ssyosokou 温風至(あついかぜ、いたる)7月7日から7月11日頃まで。 風が熱気を運んでくるころです。同じ南風でも梅雨時は「黒南風」、梅雨明け時は「白南風」と呼んでいたそうです。
sjikou ssyojikou 蓮始開(はす、はじめてひらく)7月12日から7月17日頃まで。 夜明けとともに、ゆっくりとつぼみをほどくハスの花。花びらを開く様子は、とても幻想的です。
matukou ssyomakkou 鷹乃学習(たか、わざをならう) 7月18日から7月22日頃まで。 5~6月ごろに生まれた鷹のヒナが、巣立ちの準備を始めるころ。飛び方を覚え、獲物の獲り方を練習して一人前になっていきます。

■旬のもの

syokuzai

goyab ゴーヤ:沖縄野菜の代表。育てやすいので家庭栽培でも人気が高い。個性豊かな苦みの成分は夏バテ対策にも力を発揮します。
ninniku ニンニク:6月に収穫した後、乾燥させて出荷される新ニンニクは、みずみずしさタップリ。この時季限定の美味しさです。
karei カレイ:冬場の子持ちカレイも美味ですが、身が肥えて美味しいのは夏なのです。ほどよく脂がのった白身は刺身で食べると絶品です。
anago アナゴ:江戸前寿司の人気ネタ。煮アナゴはもちろんシンプルな白焼きも旬ならではの味と言えます。
sumomo 李:日本の主な原産地は山梨県で、最も多く作られている品種は「大石早生」(プラム)だそうです。豊富に含まれる鉄分は貧血に、カリウムは便秘解消に良いとされている。なお、日本で扱われている李の多くは中国原産のものです。

syachou

taka 鷹: 日本では山陰から近畿以北で繁殖します。亜高山から平地の林に生息しますが、しばしば獲物を求めて農耕地や水辺などへも出てきます。獲物は主にツグミなどの小鳥や、ハトやキジなどの中型の酉だが、時にはネズミやウサギなども狙います。
kabutoms カブトムシ: 夏の虫の王者。夜、雑木林などで樹液に集まる姿が見られますが、昼間でも活動します。一般的に肥沃な場所の方が大きな個体が多いそうです。

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hasu 蓮:蓮華(れんげ)とも呼ばれ、仏教と共に渡来し、その名は古くから使われていました。清らかさの象徴とされており、仏典では釈迦誕生のとき、母親の周りには蓮の花が咲き乱れた、と言われています。
sarusube サルスベリ:約100日間花を咲かせることから「百日紅」=サルスベリと言われています。鮮やかなピンクや白の花は真夏の青空によく映えます。
asagao 朝顔:原産地は中国地方からヒマラヤ地方と言われているがハッキリと分かっていないそうです。観賞用として現在まで人気となっています。

smikaku

hitumal ひつまぶしの作り方: 昆布茶を使っただしでいただくレシピの紹介です。一膳目はそのまま、二膳目は薬味を添えて、三膳目はお出汁をかけて、四膳目はお好きな食べ方でどうぞ。土用の丑の日にもおすすめです。鰻を食べて、暑い季節を乗り越えましょう。

■調理時間:15分
■費用目安:600円前後
■材料(1人前)
・うなぎの蒲焼き (蒲焼) 1/2尾
・ごはん 1膳
・薬味
・青ねぎ 適量
・ のり (刻み) 適量
・ わさび 適量
・ 出汁
・ 昆布茶 4g
・ 熱湯 200ml
■作り方
準備. 鍋に湯を沸かしておきます。
1. 青ねぎを刻みます。
2. うなぎを2cm幅に切ります。
3. 2を天板にのせ、トースターで温めます。上からアルミホイルをかけ2分、途中アルミホイルを取って2分、うなぎがふっくら温まるまで加熱します。
4. お湯に昆布茶を加えて出汁を作ります。
5. 3をごはんの上にのせれば完成です。お好みで薬味をのせたり、出汁をかけてお召し上がり下さい。
★料理のコツ・ポイント
・お使いのトースター機種によって焼き加減が異なりますので、様子を見ながらご調整ください。
・今回は昆布茶を使った簡単な昆布出汁をご紹介しました。白だしをお湯割りしたもの等、お好みの方法でお召し上がり下さい。

sgyouji

tanabata 七夕:
五節句の一つ。天の川の両脇にある牽牛星と織女星とが年に一度相会するという、七月七日の夜、星を祭る年中行事。中国由来の乞巧奠(きこうてん)の風習と日本の神を待つ「たなはたつめ」の信仰とかが習合したものでしょう。奈良時代から行われ、江戸時代には民間にも広がりました。 庭前に供物をし、葉竹を立て、五色の短冊に歌や字を書いて飾りつけ、書道や裁縫の上達を祈ります。 七夕祭、銀河祭、星祭ともいわれます。
七夕は、昔、中国から日本に伝わった星祭りです。ひこ星と、織りひめという男女の星が、天の川をはさんで向かい合っていて、この2つの星が、1年に1度、7月7日にだけ会えるという言い伝えから、祭りが始まりました。七夕は、はた織りが上手な神様の娘『おり姫』と働き者の牛飼いである『ひこ星』は、神様の引き合わせで結婚し仲良く過ごしていましたが、楽しさのあまり仕事をせずに遊んでばかり。激怒した神様は天の川の両端に引き離してしまいましたが、悲しさのあまり元気をなくした2人を見かね、7月7日を年に1度だけ会える日として許しました。
全国各地で開催される七夕まつりですが、関東にも「関東三大七夕祭り」と呼ばれるお祭りがあります。
豪華な七夕飾りを楽しめる「湘南ひらつか七夕まつり」、七夕飾りだけでなくイベントも盛りだくさんの「茂原七夕まつり」、「都市景観大賞都市空間部門」で優秀賞を受賞した事もある「狭山入間川七夕まつり」の3祭です。
doyou 土用入り:
土用(どよう)とは、五行に由来する暦の雑節です。1年のうち不連続な4つの期間で、四立(立夏・立秋・立冬・立春)の直前約18日間ずつです。
俗には、夏の土用(立秋直前)を指すことが多く、夏の土用の丑の日には鰻を食べる習慣があります。各土用の最初の日を土用の入り(どようのいり)と呼び、最後の日は節分です。
五行の性質において、木気は植物のような発育伸長する勢いある傾向、火気は勢いが頂点に達し燃え盛る性質、金気は熱や勢いが衰え凝縮・固化しつつある状態、水気は凝縮しきってエネルギーを秘めつつ静的に留まった状態であり、これらは四季、太陽、植物などの周期変化の観察から象徴化されたのです。
このように五行では、春に木気、夏に火気、秋に金気、冬に水気を割り当てています。残った土気は季節の変わり目に割り当てられ、これを「土旺用事」とか「土用」と呼びました。
土用の間は、土の気が盛んになるとして、動土・穴掘り等の土を犯す作業や殺生が忌まれました。ただし、土用に入る前に着工して土用中も作業を続けることは差し支えないとされました。

一年で最も日が長い時季

gesttl夏至は、一年で最も日が長く、夜が短くなるころです。夏の盛りに向け、日に日に暑さが増していきますが、梅雨のため長雨が続きます。田んぼでは恵みの雨となり、植えつけた作物はすくすくと成長します。このころになると、農家では田植えは終了。忙しさもようやく一段落します。「夏至」は次の「小暑」までの間の6月21日から7月6日頃までの期間です。

skehai niji 虹:夏は、激しいにわか雨ー夕立の季節です。一気に激しく降ってすぐに上がり日差しが戻ると、太陽の反対側に虹が見られることがあります。夕暮れ近くの虹は、非常に大きく見えます。

■七十二候の区分

syokou gessyokou 乃東枯(なつくさ、かれる)6月21日から6月26日頃まで。
冬に芽を出した夏枯草(がごそう)が枯れていく頃です。夏の花が咲く時期に、枯れていく花を思う、優しさに溢れる言葉です。
sjikou gesjikou 菖蒲華(あやめ、はなさく)6月27日から7月1日頃まで。
アヤメは梅雨の到来を告げる花です。カキツバタやショウブと似ていますが、花びらに網目模様があるのをアヤメといいます。
matukou gesmakkou 半夏生(はんげ、しょうず) 7月2日から7月6日頃まで。
半夏(からすびしゃく)が生えると田植えを終えるのが目安です。このころ半化粧の草の葉も白く染まります。

■旬のもの

syokuzai

kyurib きゅうり:路地物が旬を迎えます。じめじめとした蒸し暑い梅雨時に、江戸っ子はアイス感覚でキュウリを齧ったとか。
mizunasu 水なす:大阪泉州地方の特産品種です。軟らかくみずみずしいのが特徴です。
okura オクラ:オクラのネバネバ成分には整腸、健胃作用があるため、夏の健康管理にお勧めです。
dojou ドジョウ:体の側面に白い点が等間隔で並んでいるためハカリメ(秤目)とも呼ばれます。栄養価が高く、寿司や天ぷらに欠かせません。夏が旬であり、関東では江戸前、関西より西では明石や赤穂、広島のものが知られています。
sakuranbo さくらんぼ:セイヨウミザクラの果実のことで、山形の品種「佐藤錦」が有名です。ビタミンCやカリウム、葉酸が含まれ中国では漢方薬にも利用されます。

syachou

kakou かっこう: 名前の通り「カッコウ」と鳴くことで有名だが、産卵途中のほかの鳥の卵を一つくわえとり、その巣に自分の卵を紛れ込ませる「托卵」をすることで知られています。待ち伏せする姿から「拝み虫」とも呼ばれます。
kibitaki キビタキ: 代表的な夏鳥で、オスはオレンジ色と黒の美しい模様でひときわ目立ちますが、メスは地味な暗緑色なのです。

skusa

syobu 菖蒲:「あやめ」とも「しょうぶ」とも読みます。見た目も似ているが、畑のような乾燥地で栽培されるのがかやめです。
hange 半夏生:上部の葉は半分が白くなって化粧をしているように見えることから「半化粧」の名前がついたととも言われます。別名を「烏柄杓」という名です。
nejibana ネジバナ:花がらせん状にねじれてついているのが名前の由来です。小さいけれど蘭の仲間なのです。

smikaku

minaduki 水無月の作り方:
半透明の白い生地が、なんとも涼しげな和菓子。見た目よりもずっと簡単にできるので、夏のおやつにおすすめです。
■材料:135×145×高さ45mmの流し缶1個分本くず粉 30g
白玉粉    20g
薄力粉    70g
グラニュー糖 80g
甘納豆    120~130g

■作り方
①鍋(または蒸し器の下段)に湯をたっぷり入れ、強火にかける。 ②ボールに本くず粉、白玉粉を入れ、指で粉のかたまりをつぶしながら、水1カップを少しずつ加える。全体をよく混ぜ、粉を溶かす。
③ボールに本くず粉、白玉粉を入れ、指で粉のかたまりをつぶしながら、水1カップを少しずつ加える。全体をよく混ぜ、粉を溶かす。
④別のボールに、薄力粉、グラニュー糖を入れて泡立て器で混ぜ、②を少しずつ加えながら混ぜる。なめらかになったら、万能こし器を通してこす。
⑤③の生地を80ml取り分けておく。流し缶の内側をさっとぬらし、残りの生地を流す。①の鍋が沸騰したら、せいろ(または蒸し器の上段)に流し缶を入れて鍋に重ね、ふたをして強火で20分ほど蒸す。
⑥やけどをしないように注意しながら、せいろ(または蒸し器の上段)を取り出す。生地の表面に水滴がついていたら、ペーパータオルで押さえるように拭く。全体に甘納豆を散らし、取り分けておいた生地を流して、再び強火で10分蒸す。
⑦流し缶を取り出してさまし、生地を取り出す。三角形に切り、器に盛る。

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nagoshi 夏越の祓(なごしのはらえ):旧暦の6月末に行われる「夏越の祓」は、半年分のケガレを落とす行事で、心身を清めてお盆を迎えるためのもので、この後の半年の健康と厄除けを祈願します。6月30日ごろ日本各地の神社で行なわれている伝統行事です。

■「茅の輪くぐり」で厄落とし
茅の輪とは、チガヤという草で編んだ輪のことです。神社の境内に作られた大きな茅の輪の中を「水無月の夏越の祓する人は、千歳(ちとせ)の命延(の)ぶというなり」と唱えながら8の字を書くように3度くぐり抜けます。茅の輪をくぐることで、病気や災いを免れることができるとされています。

■人形(ひとがた)を流して厄落とし
人形(ひとがた)とは、人の形を模した紙の形代(かたしろ)です。人形に自分の名前や年齢などを書き、それで体を撫でて人形に罪やケガレを移し、身代わりとして神社に納めます。人形を川に流したり、篝火を焚いたり、水や火を使う神事で清め、厄を落とします。
紙だけでなく、藁などで人形を作るところもあります。また、お清めのために人が直接、川や海に入る地方もあります。

■「水無月」を食べて厄落とし
冷房も冷蔵庫もない時代、蒸し暑くなる7月はしばしば病気がはやりました。体力も消耗するので、甘く食べやすいお菓子でエネルギーを補給し、厄祓いをしていたようです。

gionmatu 祇園祭り:毎年6月、コンコンチキチン、コンチキチンと祇園囃子とともに、7月の京都は祇園祭一色。祇園祭は千年以上の歴史を持ち、7月1日(吉符入)から31日(疫神社夏越祭)まで、1か月にわたって多彩な祭事が行われる八坂神社の祭礼です。なかでも17日(前祭)と24日(後祭)の山鉾巡行、そしてそれぞれの宵山には大勢の人々が訪れ、京のまちは祭りの熱気に包まれます。

祇園祭は八坂神社の祭礼で、その祭事は、7月1日の「吉符入」に始まり7月31日の「疫神社夏越祭」まで、およそ1か月にわたって行われます。なかでも、祭のハイライトは7月17日と7月24日に行われる八坂神社の神輿渡御と33基の山鉾巡行。「京都祇園祭の山鉾行事」はユネスコ無形文化遺産にも登録されています。
なお、2020年の祇園祭山鉾巡行(前祭山鉾巡行:7月17日・後祭山鉾巡行:7月24日)は、新型コロナウイルス感染症の拡散防止ため中止が決定されました。

万物がすくすくと育つ時期です

smttl小満とは、あらゆる命が満ちていく時期。太陽を浴び、万物がすくすくと育つ時期です。梅雨を前に、麦は金色の穂を揺らし、収穫の時期を待ち、田んぼは田植えの準備に追われます。さらに育ち盛りの蚕には常に桑の葉を与えて世話をせねばならず、農家は「猫の手も借りたい」ほど大忙しの頃なのです。「小満」は次の「芒種」までの間の5月21日から6月5日頃までの期間です。

skehai tenkiame 天気雨:晴天なのに小雨が降る「日照り雨」のことです。「狐の嫁入り」とも呼ばれ、夏の季語になっています。昔は、不可思議なことは何でも狐の仕業と考えられていたのです。

■七十二候の区分

syokou smsyokou 蚕起食桑(かいこおきて、くわをはむ)5月21日から5月25日頃まで。
蚕が元気に桑の葉を食べ、成長するころ。美しい絹糸を紡ぐ蚕は「おかいこさま」と呼ばれ、人々の生活を支えてきました。
sjikou smjikou 紅花栄(べにはな、さく)5月26日から5月30日頃まで。
古代エジプト時代から染料として利用されていた紅花。あたり一面に紅花が咲くと、化粧の紅を採る為の花摘みが始まります。
matukou smmakkou 麦秋至(むぎのとき、いたる) 5月31日から6月5日頃まで。
黄金色に色づいた麦の穂が実る頃です。麦にとっての実りの季節を「麦の秋」と名付けられています。

■旬のもの

syokuzai

tamanegib たまねぎ:日本では辛みが強い黄たまねぎが主流。切ると涙がでるのは、辛味とニオイを出す硫化アリルが揮発するため。料理をする前に冷蔵庫で冷やしておくと押さえることができます。
sayaingen さやいんげん:いんげん豆を若採りしてさやごと食べるのがさやいんげん。関西地方では3度収穫できることから「さんど豆」とも呼ばれ、塩ゆでやおひたしなどに使用されます。
aoume 青梅:生では食べられない青梅は、梅シロップや梅酒に、やさしい梅の香りとほのかな酸味はこの時期ならではの味覚です。
dojou どじょう:古くから江戸の郷土料理として有名です。食べ物としても優等生で、栄養価の高さは「うなぎ一匹、どじょう一匹」とされ、うなぎ一匹に匹敵するといわれています。国内産では関東が本場です。
sirogisu シロキス:天ぷらや寿司のネタとして江戸っ子に愛されてきた魚です。ほどよく脂がのった白身がとても上品なのです。

smikaku

kisuten キスの天ぷら:  白玉粉外サクッ中ふわっの簡単キスの天ぷら
■材料
キス    6匹
油        適量
卵    1個
水    1カップ
小麦粉    1カップ
■作り方
①キスは鱗落としか包丁の背で鱗を落とす。
②頭を落とし、お腹を切って内臓を取り出す。
③背側から包丁を入れ、身を開いて、腹骨をすく。
④キッチンペーパーで水気を取り、小麦粉(分量外)をつけておく。
⑤卵と水を混ぜ、小麦粉を少しずつ加えて混ぜる。天ぷら粉の出来上がり。
⑥3のキスを4の天ぷら粉につけ、高温の油で3分揚げたら出来上がり
★コツ・ポイント
キスはしっかり水気を切り、天ぷら粉は混ぜ過ぎないように。
そうすると食感よくサクッふわっと仕上がります。          

syachou

sijuukara しじゅうがら: 胸から腹の黒いネクタイ模様が特徴です。細い声で「ツーピー、ツツピン」と鳴きます。初夏は子育ての時期なのです。
tentoumusi てんとう虫: 星の数や色はさまざまで、コロンとした姿が愛らしい。アブラ虫などの害虫を食べてくれます。

skusa

benibana 紅花:アザミに似た菊科の花。原産地はエジプト・地中海沿岸からシルクロードを経て渡来したといわれています。鼻を発行・乾燥させたものが染料や着色料の材料として用いられ、生薬や口紅、食用油などにも利用されます。
suzuran スズラン:開花期は4~5月です。うつむき加減で葉の陰に咲くことから「君影草」という奥ゆかしい別名を持っています。
hamanasu 浜茄子:アジア島北部の沿岸沿いに育ち、大きさは1メートルにもなり、枝は多くて太い。枝先にはバラのような6~8センチの赤紫色の花を数個つけます。

sgyouji

kifune 貴船祭: 貴船神社で最も重要な最大の祭典が「貴船祭」です。
本宮での厳粛な神事では雅やかな舞楽が奉納され、新緑が最も美しい時季に金色の御神輿が貴船町内を華やかに巡行します。
奥宮では出雲神楽奉納など賑々しい行事が繰り広げられます。
貴船祭は毎年6月1日に行われています。貴船祭では先ず本宮で神事を行い、次に舞楽(ぶがく)が奉納されます。その後神輿が本宮から奥宮に巡行します。なお奥宮では先ず神事を行い、次に子供が神石・船形石に千度詣りを行います。その後出雲神楽(いずもかぐら)が奉納されます。
2020年(令和2年)6月1日(月曜日)11:00から行われ、13:00頃から神輿の巡行、15:00頃から奥宮で神事が行われます。
ただ、2020年の貴船祭は新型コロナによる実施の有無・内容を確認する必要があります。 
koromo 衣替え:四季があり、季節によって天気や気温が変化する日本では、季節ごとに衣類や持ち物を替えて来ました。特に夏冬の季節の変わり目に衣類を改めることを「衣替え」といいます。
中国の宮廷で、旧暦の4月1日と10月1日に夏服と冬服を入れ替えていたことから始まった習慣です。日本へは、平安時代頃に伝わり、室町時代から江戸時代にかけて、四季に合わせて式服を替える習慣が定着しました。
明治維新で新暦が採用されると、夏服は6月1日~9月30日、冬服が10月1日~5月31日となりました。学校や官公庁、制服のある会社などは、現在もこの日をめどに衣替えを行っています。
和服では、この衣替えのしきたりが今も重要視されています。
着物には袷(あわせ)、単衣(ひとえ)、薄物(うすもの)などがありますが、これらは着る時期が決められています。
一番長く着られるのは袷で、10月から冬を過ぎて5月末までです。6月は単衣、7月8月の暑い時期には薄物、9月には単衣に戻り、10月からはまた袷の季節になります。袷の出番が長いので、最初に着物を作るときは袷にする方が多いようです。
昔から衣類の手入れとして「虫干し」が行われてきました。天気の良い空気の乾いた日に陰干しをして、衣類につく虫やカビを防ぎます。衣類のほか、書画や調度品なども虫干しをして大切に保管されてきました。

菖蒲の季節です

rikttl雨立夏は新緑が青々と萌え、1年で最も行楽に最適な、爽やかな夏の最初の二十四節気です。5月5日は端午の節句。桃の節句に対して、菖蒲の季節ともいわれます。また5月は物忌みの時季ともいわれます。薬草である菖蒲でケガレを祓うというのがその由来です。昔の子どもたちは菖蒲で邪気を祓いながら遊んでいたようです。「立夏」は次の「小満」までの間の5月5日から5月20日頃までの期間です。

skehai kunpuu 風薫る:初夏に新緑の間を抜けてくる心地よう風が薫風です。かっては花の香りを運ぶ春の風のことだったようです。柔らかな緑の香りの誘いに乗って森林浴に出掛けるにも最適な季節です。

■七十二候の区分

syokou riksyokou 蛙始鳴(かわず、はじめてなく)5月5日から5月10日頃まで。
春先に冬眠から目覚め、まだ寝ぼけていたカエルたちもウオーミングアップを終え、元気に活動をℎ締め増す。
sjikou rikjikou 蚯蚓出(みみず、いずる)5月11日から5月15日頃まで。
マイペースなミミズは、他の生き物に比べると少し遅れて目覚めます。土を耕す名人が、いよいよ始動です。
matukou rikmakkou 竹筝生(たけのこ、しょうず) 5月16日から5月20日頃まで。
すくすくと盛著司、立派な若竹になるタケノコは健やかさの象徴です。初夏の味覚としても欠かせません。

■旬のもの

syokuzai

takenokob たけのこ:日本原産の真竹(マダケ)の旬は5~6月です。タケノコご飯、若竹煮、採れたては刺身にもなります。なお、収穫から時間が経ったものはアク抜きが必要です。
asitaba アシタバ:伊豆諸島原産で、今日摘んでも明日伸びるため「明日葉」と名づけられたそうです。天ぷらにするのがおすすめです。
kibinago きびなご:南方系の魚で、千葉県以南に分布します。外海で群れを作って生息していますが、産卵期には内湾に入ってきます。新鮮なものは刺身として食され、上品なうま味があります。天ぷら屋煮付けでも美味しい。
maaji 真あじ:沿岸にいる黄あじと沖合で回遊する黒あじに分けらえますが、なかでも数が少ない黄あじが美味しいとされています。新鮮なものは刺身かタタキがお勧めです。なお、冗談のようですが、味がよいからこの名前がついたといわれます。
hotate ホタテ:産卵を経て再び」栄養を蓄えた5~7月がもっとも美味しい時期です。

smikaku

kasiwa 柏餅:  白玉粉だけで柏餅を作ってみます。いつもと違う食感が楽しめます。
お子さんと一緒に、節句やこどもの日用に。
</span>■材料(6人分)
白玉粉    200g
上白糖    大さじ1
水        200ml
粒あん    300g
柏の葉    6枚
■作り方
①ボウルに白玉粉と上白糖を入れ、水を加える。
1割程度残し、耳たぶの硬さになるように加減し、こねる。硬いようなら水を足す。
②丸くし、中央をつぶす。
③鍋に湯を沸かし、②を入れる。
沸いてきたら、取り出す。
④ボウルに入れ、麺棒で粘りが出るまで、つぶす。
⑤あんこを6等分にし、円形にする。
⑥④のもちを、円形にのばし、あんこを包む。
手に水をつけながら、成形していく。
⑦皿に片栗粉を広げ、⑥をのせる。
⑧柏の葉でつつむ。
★コツ・ポイント
白玉を茹でたら、粘りが出るまで、よくつきます。もちもちの食感に。
生地が柔らかく扱いにくいのですが、その分、何とも言えないもちもちの食感に。
粒あんとの相性もグッド。時間がたっても、硬くなりにくいです。

syachou

hoojiro ほおじろ: 胸を張るような姿勢でさえずるのが特徴。地表に落ちたイネ科の植物などの実をエサとするが、繁殖期には昆虫などを食べるようになります。そして、繁殖期には春早くから澄んだ声でさえずり始めます。
kaeru カエル: 水辺で生活しているが、完全に水中で生活するものは多くない。繁殖期、オスはメスを呼ぶために最も大きく鳴くといわれる。水田が多い地方では夏の夜にたくさんのカエルが一斉に鳴きだすと、季節の風物詩となっている。

skusa

syakunage 芍薬:牡丹に似ているが、牡丹は木、芍薬は草なのです。冬は休眠し、春に芽を出し、初夏に花を咲かせます。
dokudami ドクダミ:日陰を好んで生え、春から夏に白い花が咲きます。なお、白い部分は花ではなく、ガクと呼ばれる部分です。独特の香りの葉は茶葉としても利用されます。
katakuri カタクリ:3~5月上旬に薄紫色の可憐な花を咲かせます。山菜としても人気が高く、天ぷらにすると美味です。根は片栗粉の原料になります。

sgyouji

tango 端午の節句: 男の子の健やかな成長を願うお祭りとして広く親しまれているのが、5月5日の端午の節句です。端午とはその月の最初の午(うま)の日を指していますが、午と五が同じ音であることから、5日のことになり、やがて5月5日になったという説があるようです。
そして古代中国の風習が導入され、日本にあった田植えの時期に薬効のある植物の蓬(よもぎ)や菖蒲(しょうぶ)を飾って厄除けとする風習が交じり合って、日本における端午の節句の風習の原型ができたといわれています。また、菖蒲を浸した酒を飲んだり、粽(ちまき)や柏餅を食べるという風習もできました。こうした端午の節句の風習は、奈良時代にまでさかのぼると考えられています。
■男の子のお祭りになった端午の節句
奈良・平安時代の端午の節句は、軒に蓬や菖蒲を挿し、子供たちが小弓を引いたり、印地(いんじ)と呼ばれた石を投げ合う遊びが行われました。やがて、武家が支配層となり、都市や城下町に集住するようになった江戸時代に入ると、端午の節句は武家の男の子のお祭りとなりました。端午の節句にお約束の菖蒲は、武勇を尊ぶという意味の「尚武」と音が通じることから男の子のお祝いの日になったといわれています。また、町人など庶民が力をつけて豊かになっていったのも江戸時代ですから、男の子の成長を祝う端午の節句は、江戸時代を通じて武家以外にも広まっていきました。そうして、立身出世を願って鯉のぼりを飾り、強くたくましく育つようにと武者人形を飾る風習が新たに生まれました。
■屈原の霊魂を慰めるものだった粽(ちまき)
餅米などの粉を水で練って蒸したものを、熊笹や菖蒲の葉などで包む粽は、古代の中国は戦国時代の楚という国の人、屈原に由来します。国を想って王様を諫めたものの聞き入れられず、やがて追放されて失意の内に端午の節句の日に、川に身を投げたという人で、忠臣として名高い人です。この屈原の霊魂を慰めるため、当時の人々が竹筒に米を入れて川に投げたのが粽(ちまき)の由来とされています。
■子孫の絶えない願いが込められた柏餅
粽(ちまき)に並んで、柏餅も端午の節句の重要な食べ物です。柏の葉は新しい葉の芽が出ないと古い葉が落ちません。そこから、子孫が途絶えることなく代々続くようにという縁起物になりました。
年は5月1日が八十ハ夜です。遅霜が発生する時季で、農家は注意が必要です。米農家にも重要な日とされ、神事が行われたそうです。この頃にできる苗代でその年の米の出来が決まるといわれています。
sannja 三社祭:東京都台東区の浅草寺境内に隣接する浅草神社の例祭。正和1(1312)年に始まったと伝えられ,本来は 3月17,18日の祭りだったが,1872年以降 5月17,18日となり,今日ではこの日に近い金曜日から日曜日にかけて行なわれている。
浅草神社は,浅草寺創建伝承に語られる隅田川から観音菩薩像を引き上げた 3人の漁師を祭神とすることから,江戸時代には三社権現社と呼ばれ,1873年に浅草神社と改称してからも三社明神,三社さまの名で親しまれており,例祭も三社祭と通称される。
祭りの中心行事は,日曜日の 3基の宮神輿の氏子町内渡御だが,江戸時代末までは,祭神の観音像引き上げの故事にちなんだ船祭りが中心で,宮神輿は浅草橋の船着場から駒形橋まで大森の漁師の船に乗って船渡御し,神社にかえっていた。また,船渡御に先立って,各町から出された山車が神輿に参って芸能を奉納していた。今日では,土曜日の例大祭の神事のあと,各町から出された約 100基の神輿が集合し,浅草神社でお祓を受けて各町に向けて渡御する連合渡御が行なわれている。このほか,祭り初日の金曜日には,鷺舞やビンササラ舞(→ささら)の奉納もある。

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