1931年(昭和6年)の今日、東京銀座・尾張町(現在の銀座四丁目)や京橋交差点などに赤・黄・青(緑とも言われるが)の三色灯の交通信号機が設置されたことに由来する。当時は、色が変わるたびにベルが鳴る方式であったため、近所の住民から「うるさい」と苦情がでたそうだ。
8月は「道路を守る月間」でもあるため、8月20日を「交通信号の日」としたそうだ。
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日本の国歌
リオ五輪も中盤を迎えます。柔道などの種目でマスコミに期待されていなかった(取り上げられなかった)選手達がメダルを獲得してくれています。
表彰台に上がると金メダル獲得者所属国の国歌が演奏されて国旗が掲揚されるのですが、テレビではこの場面は放映されたのでしょうか?
オッサンはテレビではニュース番組しか観ないので分かりません。
日本の国歌は「君が代」だということはご存知ですね。
1893年の8月12日、文部省(文部科学省)告示「小学校祝祭日大祭儀式規定」の公布により、小学校の祝日・大祭日の唱歌として「君が代」が定められ、1999年、「国旗国歌法」により正式に国歌になったそうです。
いろいろなサイトで君が代の歌詞について説明されていますが、それらのサイトの一つ「 なぜなぜぼうやの冒険 」で次のように説明されています。
(前略)歌詞は、『古今和歌集』からとの説が有力です。
我が君は 千代にやちよに
さざれ石の 巌となりて 苔のむすまでー古今和歌集巻七賀歌巻頭歌現代風に訳すと、
君が代は
千年も八千年も(永遠に続くほど)
小さな石が大きな岩になり、
さらに苔が生えるくらい
長く長く続きますように。君が代は、じつは2番や3番があるという説があります。
歌詞の意味と一緒に、これも調べてみました。2番
君が代は 千ひろの底の さざれ石の
うの居(ゐ)る磯と 現はるるまで3番
君が代は 千代ともささじ 天(あめ)の戸や
いづる月日の 限りなければ最初から、2番と3番があったわけではなく、
どうも、あとで付け足した印象です。(後略)
この歌詞の中に出てくる「さざれ石」とはどのような石かご存知ですか。
これも調べてみました。
君が代に登場してくる「さざれ石」とは岐阜県春日村にある天然記念物の石であり実在しているそうです。さざれ石を漢字で書くと「細石」となるそうで、もともとは小さな石のことをさしています。
「さざれ石の巌となりて」という文章は、小さなさざれ石が長年をかけて巌という大きな石になるまでの大きな年月を示す意味なのだそうです。
これが細石 |
天然記念物の巌 |
ムーミンの日
今日8月9日は「長崎原爆の日」です。「広島原爆の日」と同様鎮魂と哀悼を捧げる日でもあります。
そして昨日ビデオレターで報じられた「天皇陛下のお言葉」が今日の朝刊の多くの紙面を占めていました。
そしてもう一つあの有名な「ムーミンの日」でもあります。
誰もが知っている人気の『ムーミン』はフィンランドの作家トーベ・ヤンソンの作品です。最初は日本のムーミンファンが6(ムー)3(ミン)のゴロ合わせから6月3日に制定したのですが、2005年に「世界に通用する記念日」にするため、作者トーべ・ヤンソンの誕生日である8月9日に変更されました。
ところが、前にも一度お話ししたことがあるとおもいますが、2017年、日本にムーミン谷がやってくるのです。建設地は埼玉県飯能市にある、「宮沢湖」。自然豊かな土地です。待ち遠しいですね。
このような感じのムーミン谷になるのでしょうか |
ムーミンの故郷であるフィンランド以外にムーミンテーマパークができるのは世界初です。日本のムーミンテーマパークはどのようなパークになるのでしょうか。完成が待ち遠しいですネ。
ムーミンテーマパークの建設地である埼玉県飯能市には、すでにムーミン谷をモチーフとした公園である「あけぼの子どもの森公園」があります。
あけぼの子どもの森公園は「平成記念子どものもり公園」として国から指定を受け、飯能市が建設して平成9年7月に開園いたしました。
もう秋ですよ!
二十四節気では8月7日~22日ごろまでを「立秋」と呼びます。
真夏日・猛暑日が続く中、暦の上では立秋を迎えます。お盆が明けると少しずつ秋の気配が濃くなってきます。
雲の形も”入道雲”から”いわし雲”えと変わって行きます。
ただし長期予報では9月中旬頃まで強い残暑が続くということです。
現実の動きはさておいて暦の上での秋の気配を辿ってみましょう。
七十二候では「立秋」の期間を3つに分けます。
●初候:8月7日~12日ごろ “涼風至”(すずかぜいたる)-涼しい風が立ち始めるころ。暑い風の中に、時折涼しい風が混じり始める頃。
この写真は「ねこじゃらし」と呼ばれますが、夏から秋にかけてつける花穂が、犬の尾に似ていることから、犬っころ草(いぬっころくさ)が転じて”エノコログサ”という呼称になったとされ、漢字でも「狗(犬)の尾の草」と表記します。ネコジャラシ(猫じゃらし)は俗称だそうです。
●次候:8月13日~17日ごろ “寒蝉鳴”(ひぐらしなく)-ひぐらしが鳴き始めるころ。終わりゆく夏を惜しむかのように「カナカナカナ・・・」とひぐらしの声。
●末候:8月18日~22日ごろ “蒙霧升降”(ふかききりまとう)-深い霧が立ち込めるころ。森や水辺に白い霧が立ちこめる。
秋に向かっていろいろな食材が・・・。
●山の幸-梨、トウモロコシ、ブドウ、ズイキ、生トウガラシ
●海の幸-あわび、スルメイカ、クルマエビ
夏の植物に似ていますが-サギソウ、ヒマワリ、アサガオ
サギソウは、日本を代表する野生のランで、自生のものは準絶滅危惧種に指定されています。
●風物詩
夏の暑い夜、蚊に悩まされた人々に福音をもたらした(?)のは蚊取り線香と蚊帳でした。
いまではエアコン(冷房)のお陰でお世話になる頻度が非常に少なくなりましたね。
●習わし
・お盆
先祖の御霊をお迎えし、感謝し、お送りする「盂蘭盆会」は、一般的には8月13日~16日のお盆です。
精霊馬やほおずきなどの盆飾りを用意して、13日の盆の入りに先祖を迎える迎え火を焚き、先祖の霊を慰める盆踊りを行い、16日の夕方には送り火を焚いて先祖をお送りすることです。
◆盆飾り
このような盆棚をつくり、精霊馬・ほおずき・落雁・そうめんなどを飾り付けます。昔から伝わる盆飾りには、それぞれ意味や思いが込められているのです。
今日は何の日でしょうか
今日8月4日は「はしの日」です。
「はし」といっても「箸」なのか「橋」なのか、どちらの「はし」か分かりますか?
答は両方のはしの日、つまり「橋の日」でもあり「箸の日」でもあるのです。両方とも、8(は)4(し)の語呂合わせで読めることから今日に定められたそうですよ。
●箸の日
「箸を正しく使おう」という民俗学者の提唱で、わりばし組合が1975年に制定しました。
日本人の食事になくてはならない箸。フォークやナイフなどよりも、食事をしっかりとつかめることから、宇宙飛行士の食事方法にも採用されているとか。東京都千代田区にある日枝神社では、箸に感謝する「箸感謝祭」が行われます。一般に開放されているお祭りなのです。
●橋の日
宮崎県の「橋の日実行委員会」が1986年に制定しました。橋への理解を深めるためのイベントもおこなわれます。瀬戸大橋では、普段入ることのできない橋のケーブルを固定するアンカレイジに入ることができるほか、ステージパフォーマンスも行われます。橋の清掃などのイベントも実施されます。
そしてこの日は「吊り橋の日」でもあります。日本最長の鉄線の吊り橋「谷瀬の吊り橋」など、村内に約60か所の吊り橋のある奈良県十津川村が制定しました。
【付録】箸の日にちなんで、正しい箸の使い方を知っていますか?次のように使うのが正しい使い方だそうです。
上の箸は中指と人さし指の第一、第二関節を使って上下に動かし、親指はぐらつかないようにそえる。下の箸は薬指の先端と親指の付け根に置いて固定し、食べ物をはさむには上の箸を動かす。これが正しい持ち方だそうです。そして箸の選び方もついでに。