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暑さ寒さも彼岸まで

keittl春分は太陽が真東から昇って真西に沈み、昼と夜の時間がほぼ同じ長さになることから大きな節目の日なのです。春分の日を中日に、前後3日間を含めた7日間が春のお彼岸です。
また、「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉もあるように、過ごしやすく活動しやすい季節なのです。
「春分」は次の「清明」までの間の3月20日から4月3日頃までの期間です。

skehai kanmodo 寒の戻り:3月も後半になると雨と晴れの日が繰り返し一雨降るごとに暖かくなりますが、急に真冬の寒さになることがあります。これを寒の戻りと呼びます。

■七十二候の区分

syokou syusyokou 雀始巣(すずめ、はじめてすくう) 3月20日から3月24日頃まで。
スズメが枯れ葉を集めて巣作りを始めるころ。民家の屋根の隙間などからひょっこりと顔をのぞかせたら、巣作りの最中かもしれません。
sjikou syujikou 桜始開(さくら、はじめてひらく) 3月25日から3月29日頃まで。
全国各地から桜の開花が知らされれば、本格的な春の到来です。つぼみ姿、満開の桜、移りゆく姿は風情があります。
smakkou syumakkou 雷乃発声(かみなり、すなわちこえをはっす) 3月30日から4月3日頃まで。
春の雷は恵みの雨を呼ぶ兆しとして、喜ばれるといいます。ただし、大気が不安定で時には雪やヒョウを降らせることもあります。

■旬のもの
syokuzai

taranome タラの芽: 桜の咲くころがちょうどタラの芽が採れる時季です。揚げたての天ぷらは、ほろ苦さと香りが絶品です。
kinusaya 絹サヤ: なめらかで繊細、軟らかい食感のやわらかい食感の絹サヤは春ならではの味覚です。路地物の旬は短いので逃さず味わいたいものです。
sirauo 白魚: 身はほぼ透明であり、死ぬと真っ白に変わってしまう。江戸時代、隅田川下流の佃島で白魚を醤油で煮たものが佃煮の始まりとされています。寿司ネタ、酢の物、かき揚げなどと相性がよい。
iidako いいだこ: 北海道以南の浅海に広く分布し、全長は30センチあまり。卵が飯粒のような形をしていることから「飯(いい)だこ」と呼ばれます。冬から春が産卵期で、卵も味が濃厚です。
sayori さより: 細長い下顎とスマートな銀色の体が特徴。大きな群れを作り、春から初夏にかけて産卵のために沿岸部にやってきます。上品な白身は見た目にも美しく、刺身や寿司ネタとして用いられます。
sirasu シラス:湘南、相模湾では3月にシラス漁が解禁になります。獲れたての釜揚げはふっくらやわらか。干しシラスも旨味タップリです。

smikaku

sirasudon シラスの丼:  簡単美味しい しらす丼の作り方

■しらす丼の材料を準備する
しらすはスーパーでも手に入る“釜揚げしらす”を使います(分量は一人あたり30gくらい準備できると、美味しいしらす丼に!)。 その他しらす丼の材料は、薬味ねぎの刻んだもの、大葉の千切り、切り海苔、炒りごま、かつお節、卵の黄身。

■しらす丼の材料 (1人分)
ごはん … どんぶり1杯
釜揚げしらす … 一人30gほど
卵の黄身 … 一人1個
薬味ねぎ、大葉の千切り、炒りごま、切り海苔、 鰹節など。
濃口醤油 … 適量
■しらす丼の作り方
しらす丼の作り方は非常に簡単。ごはんの上にそれぞれの具材を盛り付けるだけです。
① 丼にご飯を盛る。
② ご飯の上に、かつお節と切り海苔をまんべんなく広げ入れる。
③ ②のご飯の上に、ドーナツ状に釜揚げしらすを盛り付ける。その真ん中に卵の黄身をそっと入れる。
④ 釜揚げしらすをのせた丼ぶり全体に、薬味ねぎと炒りごまをたっぷり散らす。
⑤ 大葉の千切りを丼ぶりの隅に添えて、しらす丼の完成。
⑥ 食べるときは醤油を少しだけ垂らして、黄身をつぶして混ぜながら食べてください!

syachou

hibari ひばり: おしゃべりをするように鳴きながら空高く舞い上がる。姿は見えないが鳴き声だけが聞こえてくることもあります。

skusa

tanpop たんぽぽ: 田んぼで咲かせた花は、そのまま肥料にされるほか、ハチミツの原料としてもなじみが深い。
mokuren モクレン: 花は閉じたような状態で、上向きに咲き、満開になると白い鳥たちが木に止まっているように見えます。

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hanami 花見:桜は、日本全国に広く見られる樹木です。桜は開花から散るまで2週間足らずであり、「花吹雪」となって散り行くその姿は、人の命の儚さになぞらえられたり、または古来、「桜は人を狂わせる」と言われたりしてきました。独りで花を眺めるだけでなく、多人数で花見弁当や酒を愉しむ宴を開くことが伝統的である。花を見ながら飲む花見酒は風流なものです。花見は、訪日外国人旅行の来日目的になったりします。

夜に花見をすることは夜桜(よざくら)または夜桜見物(よざくらけんぶつ)と呼ばれる。東京では上野公園や靖国神社など一部の桜の名所では夜桜のために、ぼんぼりを設置することがある。

東京国立博物館などのように普段は一般公開されていないが花見の季節に特別公開されたり、六義園などのように幻想的にライトアップし夜間特別公開されます。

syahi 春の社日:社⽇は、⼋⼗⼋夜や半夏⽣と同じで、雑節の1つです。
社⽇の「社」は、その⼟地の守護神である祀る産⼟神を意味しています。社⽇とはその産⼟神を祀る⽇で、春と秋の年に2回訪れます。ちょうど、春は種まきの時期で、秋は収穫期に重なる事から農業を⾏う⼈々にとって、⼤切な節⽬の⽇となっていました。
春の社⽇には五穀を供えて豊作を祈り、秋の社⽇は稲穂を供えて収穫に感謝をあらわしていました。
社⽇は、春分の⽇と秋分の⽇に最も近い、戊(つちのえ)の⽇となります。
春の社⽇を「春社(はるしゃ・しゅんしゃ)」といい、
秋の社⽇を「秋社(あきしゃ・しゅうしゃ)」と呼びます。
戊は「⼟の兄(つちのえ)」にあたり、⼟の神を祀る⽇として選ばれたと⾔われています。
2020年の社⽇の⽇は、
春社が3⽉16⽇(⽉)
秋社が9⽉18⽇(⽕)です。
そして、この⽇は農作業を休みんでおはぎを作り、⽶を⼀升枡に⼊れ、お酒をお銚⼦に⼊れてお供えします。

虫たちの活動開始です

keittl土の中で冬ごもりをしていた色々な虫や生き物たちが、穴から地上へと這い出して来る時期です。まだまだ寒い時期だが、日足は長くなり爽やかな風、優しい日差しの中春が近づく気配が感じられる頃です。「啓蟄」は次の「春分」までの間の3月5日から3月19日頃までの期間です。

skehai kaminari 初雷:立春後、初めて鳴る雷を初雷といいます。初雷は別名「虫出しの雷」といわれ、虫たちが雷の音を聞いて驚き、巣穴から出てきたということを表した言葉です。

■七十二候の区分

syokou keisyokou 蟄虫啓戸(すごもりむし、とをひらく) 3月5日から3月9日頃まで。
冬眠していた生き物が、春の日差しのもとに出てくるころです。
sjikou keijikou 桃始笑(もも、はじめてさく) 3月10日から3月14日頃まで。
桃の蕾が膨らみ、花が咲き始める。丸い蕾がまるで微笑むようにふっくらと開いていく桃の花が、なんとも愛らしいころです。
smakkou keimakkou 菜虫化蝶(なむし、ちょうとなる) 3月15日から3月19日頃まで。
厳しい冬を越したさなぎが羽化し、美しい蝶となって羽ばたいていく頃です。菜虫とは、大根やキャベツなどの葉に付く青虫のことです。

■旬のもの

syokuzai

hanawasabi 花わさび: わさびが花を咲かせる前の花芽と葉のことで、葉わさびと同様に食べられます。独特の苦味と食感があり、おひたしや天ぷらとして食されます。
zenmai ぜんまい: 春の山菜ですが、とてもあくが強いので、食べる際はアク抜きが必要です。
sawara さわら: 魚へんに春と書いて鰆。特に関西地方では春を代表する魚として人気です。白身は西京漬けや酢〆で美味しくいただけます。
nisin にしん: 春の訪れとともに沿岸に現れる春の使者とされ、メスの卵巣は高級食材の数の子になります。新鮮なものは塩焼きで、または酢漬けにしても美味しいです。
sayori さより: 下あごが針のように鋭く突き出していることから、「針魚」、「細魚」などと書かれます。身の美しさを活かした糸造りが定番です。
yariika やりいか:冬から春先にかけて大きく成長し、ヤリのように尖った容姿からやりいかと呼ばれます。刺身で美味しいのはもちろん、加熱してもやわらかに食べられます。
iyokan 伊予柑: 愛媛県の旧国名である「伊予」から、名づけられたといわれます。香りがよく、酸味・甘味のバランスも良い。ビタミンCを豊富に含んでいるので、風邪予防にも大きな効果があります。

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monsiro もんしろちょう: 菜の花畑などを中心に日本各地で見ることができる白く小さな蝶です。桜が咲くころから現れるので、春を実感できる蝶です。

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renge レンゲ草: 田んぼで咲かせた花は、そのまま肥料にされるほか、ハチミツの原料としてもなじみが深い。
nekoyana ネコヤナギ: 早春の川辺で、ふわふわの花穂が春の光を受けるようすがとても美しい。ネコヤナギの樹液はカブトムシやクワガタなどの好物です。

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higan 春のお彼岸:2020年の春のお彼岸の期間は、春分の日を中日として前後3日間を合わせた7日間です。
彼岸入り・・・・・3月17日(火)
中日(春分の日)・・3月20日(金)
彼岸明け・・・・・3月23日(月)
お彼岸は何をすべきか決まっているわけではありませんが、彼岸入りの日には、まずお仏壇や仏具を清め、お墓をきれいに掃除しましょう。
普段よりも時間をかけて、丁寧に仏壇や仏具の手入れをしましょう。
お彼岸だからお墓参りで特別なことをする必要はありませんが、いつもより手厚く供養できるといいですね。墓石に水をかけたり、磨いたり、故人や先祖を改めて感じられる時間を大切にしましょう。
お彼岸の期間で、いつお墓参りに行くべきか日程が決まっているわけではありません。ただ霊園や納骨堂によってはお彼岸の中日には混雑する可能性がありますので、彼岸入りの早いタイミングでお墓参りを済ませる場合もあります。
また、お彼岸だからお墓参りで特別なことをする必要はありませんが、いつもより手厚く供養できるといいですね。墓石に水をかけたり、磨いたり、故人や先祖を改めて感じられる時間を大切にしましょう。
さらに、お墓参りの方法や手順に決まりはありませんが、
春彼岸入りにお供えするお菓子(ぼたもち)など季節に合わせて用意するといいでしょう。
お彼岸は先祖に手を合わせて感謝する機会だけでなく、人生において大切な6つのこと「六波羅蜜」を実践できているかどうか見つめ直す期間でもあります。
nigatudou お水取り:奈良、東大寺二月堂の修二会。通称「お水取り」と呼ばれています。
メインイベントは、暗い回廊を炎が駆け抜けるお松明と、日付が13日に変わった真夜中に、若狭からおくられた水をくむお水取りからなります。
特に大人気なのが「お水取り」の日の「お松明」。大混雑で、全部見ることはできないかもしれません。
修二会の期間中(3月1日~14日)はお松明は毎日行われます。そして一番大きな籠松明は、通称「お水取り」の3月12日に行われます。

農作業の準備開始です

usutt立春から15日目にあたる雨水は、降る雪が雨へと変わり、雪解けが始まるころのことを言います。雨水がぬるんで草木の芽吹きを促し、山につもった雪はゆっくりと溶け出し、田畑を潤し、畑仕事も始まります。人々は雨水を目安に農作業の準備を始めてきました。「雨水」は次の「啓蟄」までの間の2月19日から3月5日頃までの期間です。

skehai haruichi 春一番:北国2月末から3月にかけてその年に初めて吹く強い南風が春一番で、主に太平洋側で観測されます。徐々に気温が上昇することが多く、そのために春をもたらす風とされました。

■七十二候の区分

syokou ususyokou 土脉潤起(つちのしょう、うるおいおこる) 2月19日から2月23日頃まで。
冷たい霧が温かい春の雨に変わり、大地が潤い始めます。寒さも緩み、眠っていた生き物たちももうすぐ目覚めるときです。
sjikou usujikou 霞始靆(かすみ、はじめてたなびく) 2月24日から2月28日頃まで。
霧やもやで遠くの山や景色が美しく、豊かな表情を見せます。霞とは春に出る霧のことで、夜の霧は朧(おぼろ)といいます。
smakkou usumakkou 草木萌動(そうもく、めばえいずる) 2月29日から3月5日頃まで。
軟らかい春の日差しの中、潤った土や草木から、淡い緑に色づく新芽が見られ始めます。新しい命が芽生えるときです。

■旬のもの

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asitaba 明日葉: 若菜をつんでも翌日には芽が出る、という発育の速さから、このように呼ばれるようになりました。葉は、おひたしや和え物、天ぷら、炒め物、汁物の具などに利用されます。肥満防止に効果があるといわれます。
nanohana 菜の花: 黄色い花の蕾とほろ苦さが特徴です。栄養価がとても高く、活動を開始する春にぴったりです。
harukya 春キャベツ: ずっしりと重い冬キャベツに比べると、ずいぶん軽やかです。葉が軟らかいのでサラダに適しています。
houbou ほうぼう: 鮮やかな赤い色と派手な色のヒレ、角ばった大きな頭が特徴です。胸ビレで海底を歩き回ってエサを獲ります。身が淡白であらゆる食材として相性がいいのです。
mutu むつ: 目が大きく、下あごが飛び出した紡績形の魚です。青森産が有名です。身が柔らかく、刺身の他鍋ものなどあらゆる料理に会います。
hamaguri はまぐり:産卵前の2~4月ごろ、身が太っていて美味です。二枚の貝がピッタリ合うことから、夫婦和合で縁起が良いとされています。
deko デコポン: 露地栽培の旬は2月~4月ごろ。果肉が柔らかく、とてもジューシーで、人気も高い果物です。正式名は「不知火」(しらぬい)と言います。

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etunen 越年トンボ: 一般的にとんぼはヤゴの姿で越年しますが、成虫の姿で冬を超すことからこの名がつきました。

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jincho 沈丁花: 春の季語として俳句にもよく登場します。花の色は白や薄紅色があり、お香のようないい香りがします。
hakobe ハコベ: 小さな白い花は、太陽の光を受けると開くが、雨や曇りの日は閉じたまま。開花期は6月ごろまで。

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sekku 桃の節句:「桃の節句」は、本来は「上巳(じょうし、じょうみ)の節句」といい、3月の最初の巳の日を指していましたが、のちに3月3日に定まりました。
中国ではこの日に水辺で身を清める習慣がありました。それが平安時代に日本に伝わり、草木、紙や藁で作った素朴な人形(ひとがた)に自分の厄災を移す習わしや、貴族階級の子女の間で始まった「ひいな遊び」という人形遊びが結びつき、海や川に人形を流してお祓いをする「流し雛」の習慣となりました。やがて、江戸時代に上巳の節句が五節句のひとつに定められると、5月5日が男の子の節句であるのに対し、3月3日は女の子の節句となり、桃や雛人形を用いることから、「桃の節句」「雛祭り」と呼ばれて定着していったそうです。
「桃の節句」と呼ばれるようになったのは、旧暦の3月3日の頃に桃の花が咲くことや、桃は魔除けの効果を持つとされてきたからだと言われています。
雛人形には、娘の厄を引き受ける役目があるため、災いがふりかからず、美しく成長して幸せな人生を送れるようにという願いが込められているそうです。
■桃の節句の食べもの
〇菱餅:蓬の緑・菱の実の白・くちなしの赤い餅を重ねてあり、厄除け・清浄・厄病除けの効果で、健やかな成長を願っています。
〇雛あられ:関西風は餅を砕いて揚げたあられですが、関東風は米粒をあぶったものが原形で、倹約の心を表しています。
〇白酒:本来は桃の花びらを浮かべた「桃花酒」で、百歳(ももとせ)を願いましたが、江戸時代に白酒ができて定着しました。
〇はまぐり:潮汁にしていただきます。はまぐりは対の貝殻しか合わないため、相性の良い相手と結ばれて仲睦まじく過ごせるよう願います。
〇ちらし寿し:長寿祈願の海老、見通しのいい人生を願うれんこん、健康勤勉を願う豆など、縁起の良い山海の幸を彩り良くちらします。
kawazu 河津桜まつり:河津桜は2月上旬から開花しはじめる早咲きの桜で、1972年に河津町で発見されました。
伊豆の温暖な気候と早咲きの特色を生かし、約1ヶ月を経て満開になります。河津桜の開花時期:例年は2月初旬~3月初旬が開花時期。満開の期間は約1週間から10日のため、開花情報を直前までチェックしておくのがおすすめです。満開ではなくても、五~六分咲き以上で十分満足感の得られる河津桜観賞ができます。
河津川沿いには約850本もの桜が咲き、全体で約8,000本の桜が咲いています。
河津桜まつりは毎年多くの人が集まる大イベント。河津桜まつり期間中は多くの露店や桜のライトアップ、様々なイベントを開催し、より一層盛り上がります。「夜桜ライトアップ」は、ロマンティックな雰囲気が高まりデートにぴったりです。

寒さがとても厳しい時季です

daittl冷たい空気に思わず身体が縮み上がる季節。朝、道端の上に目をやると白い霜柱が。この時期、寒さはとても厳しいが、太陽は少しずつ力強さを増していきます。生き物たちは敏感に春の気配を感じ取り、目覚めの準備を始めたようです。

この頃の気温が寒い日が3日続いた後、暖かい日が4日続き、寒暖を繰り返す「三寒四温」を経て季節は春に向かっていきます。

「大寒」は次の「立春」までの間の1月20日から2月3日頃までの期間です。

skehai yukiarasi 雪あらし:「寒の内」に入る最初の日である小寒が「寒の入り」です。1年で最も寒い時季です。

■七十二候の区分

syokou daisyokou 欸冬華(ふきのはな、さく) 1月20日から1月24日頃まで。
フキノトウは、雪解けを待たずに顔を出し始める春の使者。寒さはピークだが、草花は春に向けて準備を進めています。
sjikou daijikou 水沢腹堅(さわみず、こおりつめる) 1月25日から1月29日頃まで。
水は冷たさを増し、池には暑い氷が張り詰める。一年で最も寒い時期を迎え、庭先のバケツの水も氷ることが増えてきます。
smakkou daimakkou 雞始乳(にわとり、はじめてとやにつく) 1月30日から2月3日頃まで。
厳しい寒さが続くが、日は少しずつ長くなり、春の気配を感じ始めたニワトリは卵を産み始めます。

■旬のもの

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fukinotou フキノトウ: 春の七草の「すずな」としても知られます。古くから親しまれてきました。葉も食用部分で、βカロテンやビタミンCなどを豊富に含みます。
yurine 百合根: 京都で作られていたため「京菜」や「千筋」とも呼ばれます。畑の畝に水を引くだけで栽培したので「水入り菜」と呼ばれ、その後「水菜」になったとされます。シャキシャキとした触感で、漬物や鍋料理に使われることが多いようです。
komatuna 小松菜: 今では周年出回りますが、本来はの旬は冬。1~2回霜が降りたものが甘くて美味しいとされます。
buri ぶり: 大きくなるにつれて名前が変わる出世魚。日本海で獲れた寒ぶりは、最も脂が乗っていて美味です。九州では正月魚として欠かせません。
maguro まぐろ: 刺身や寿司で人気を誇る魚です。中でも最高級がクロマグロである、マグロの中でも最も大きくなります。
namako なまこ: ウニと同じ棘皮動物であり、食用として流通しているのはマナマコが多い。北海道から九州まで全国の沿岸地域に分布し、冬に風味を増します。
kinkan 金柑: 一番小さなミカン科のレモン科の果実。皮が甘いので丸ごとたべるのが特徴です。昔から喉によいといわれています。

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jouyanabe 常夜鍋: 冬に旬をむかえるほうれん草をたっぷり食べる、栄養満点の鍋もの『常夜鍋』のレシピ。

■常夜鍋の材料(3~4人分)

•ほうれん草…500g(3束ほど)
•豚肉(しゃぶしゃぶ用)…300~400g
•椎茸…6~7枚
•木綿豆腐…1~2丁
•〆に食べるうどんや餅…適量
•水…1200ml
•酒…200ml
•昆布…5×10㎝四方を1枚
o薬味として…刻みねぎ、大根おろし、一味唐辛子など
oポン酢しょうゆ…適量
•市販のポン酢醤油…大さじ4
•醤油…小さじ4
•カツオ節…1パック(2g)

■常夜鍋の作り方

常夜鍋はたっぷりのほうれん草と豚しゃぶ肉を基本に、椎茸などのきのこ類や豆腐などを合わせた、ポン酢でいただく鍋です。
はじめに、水(1.2L)だけを鍋に入れて、昆布を入れておきます(30分以上置いてから火にかけると昆布のだしが出やすくなります)。
※他の具材としてはにんじんや白菜、厚揚げや餅などポン酢で食べて美味しいものを好みで入れるとよいです。また、〆はうどんがおすすめです。

◎常夜鍋の下ごしらえ

はじめに、ほうれん草を下ごしらえします。乾いた根っこを切り落としてから、左手でほうれん草の中ほどをつかみ、右手で持った包丁で切り込みを細かく入れます。
このときほうれん草を持っている左手に注意しながら、1~2㎝の深さで茎の太さよりも細かくなるようにすると、後から水洗いしたときに土が落ちやすいです。
ほうれん草はしっかりと水気を切っておき、豆腐は食べやすい大きさに、椎茸は石づきを切り落として2~4等分に切ります。

◎作り方

昆布を入れた鍋を火にかける前に、酒を加えます。
鍋を火にかけて沸いてきたら昆布を取り除きます。
はじめに椎茸と豆腐を入れて軽く火を通します。ほうれん草や豚しゃぶ肉、薬味類が準備できれば、食卓で常夜鍋のスタートです!

■食べ方

軽く沸いた状態を保って、各自が食べたい分量のほうれん草や豚しゃぶ肉を鍋に入れて火を通し、ポン酢しょうゆにつけていただきます。
その時、刻みねぎや大根おろしなどと一緒に食べると、柔らかくて甘いほうれん草、食べやすい豚しゃぶ肉がさらにさっぱりと美味しく食べることができます。〆はゆでうどんを入れ、ポン酢しょうゆにつけていただきましょう。

syachou

joubitaki ジョウビタキ: オスは胸の部分が美しい橙色。冬になると訪れる小さな渡り鳥で、「ヒッヒッ、カッカッ」と鳴きます。
kawarahira カワラヒラ: 澄んだ声で「キリリ、コロロ」「ビィーン」と鳴きます。飛ぶと見える翼の黄色い模様が美しい。

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nanten 南天: 「難を転じる」ということから縁起物として祝い飾りに用いられます。冬景色に赤い実が美しい。。
setubunsou 節分草: 日本原産の山野草で、節分のころに咲きます。寒い時期に芽を出し、春先の短期間だけに咲きます。可憐ではかない春の花です。

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hatuka 二十日正月:二十日正月(はつかしょうがつ)とは、日本の行事の一つで1月20日のことを指し、この日を正月の終りとなる節目の日とします。

正月の終りとする節日で、この日を持って神祭りの月の終了、正月の祝い納めとして仕事を休む物忌みの日とされています。小正月に飾った餅花等を取り外す日ともなっています。

この日は、正月になってから毎日食べていた正月用の年肴が食ペつくされて骨だけになってしまうため、「骨正月」とも言われています。

京阪神地方では正月に食べたブリの骨を二十日間酒粕の中に入れ、牛蒡・大根等と一緒に煮て食べる事から骨正月とも言われ、野菜と一緒に煮て食べ、お節料理の食べ納めをしました。

また、石川県では「乞食正月」、群馬県では「棚探し」、岐阜県では「フセ正月」、岩手県では「二十日ワッパカ」などと言って、この日にはお正月のごちそうの残りを食べつくしました。

setubun 節分:節分(せつぶん、せちぶん)は、雑節の一つで、各季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日のことです。2020年の節分は2月3日です。

一般的には「鬼は外、福は内」と声を出しながら福豆(煎り大豆)を撒いて、年齢の数だけ(もしくは1つ多く)豆を食べる厄除けを行います。また、邪気除けの柊鰯などを飾ります。豆まきは、邪気を追い払うために、古くから豆撒きの行事が執り行われています。

豆は、「穀物には生命力と魔除けの呪力が備わっている」という信仰、または語呂合わせで「魔目(豆・まめ)」を鬼の目に投げつけて鬼を滅する「魔滅」に通じ、鬼に豆をぶつけることにより、邪気を追い払い、一年の無病息災を願うという意味合いがあるのだそうです。

豆を撒き、撒かれた豆を自分の年齢(数え年)の数だけ食べる。また、自分の年の数の1つ多く食べると、体が丈夫になり、風邪をひかないという習わしがあるところもある。初期においては豆は後方に撒くこともあったと言う。

近年、恵方巻きという太巻き寿司・丸かぶり寿司を取り入れる方が増えています。

恵方巻きは、恵方を向いて食べるとよいとされています。2020年節分の恵方は「西南西」です。

恵方巻きの食べ方を一般的なルールで説明します。

・太巻きをひとりにつき1本準備する

・福を巻き込むことから巻き寿司。縁が切れたり、福が途切れたりしないよう、包丁で切ってはいけません

・恵方を向く

・願いごとをしながら、黙々と最後まで食べる

寒の時季に入ります

syouttl1年を通して、最も寒い「寒」の時季に突入です。小寒と大寒を合わせた期間を「寒の内」と呼びます。家庭ではそろそろお正月のお重を片付けて、1月7日は年末年始の暴飲暴食で疲れた胃腸を七草粥で癒しましょう。1月15日は門松やしめ縄などの正月飾りを田で燃やし、正月の間迎えていた年神様を送る火祭り-左義長の日です。
「小寒」は次の「大寒」までの間の1月6日から1月19日頃までの期間です。

skehai kanniri 寒の入り:「寒の内」に入る最初の日である小寒が「寒の入り」です。1年で最も寒い時季です。

■七十二候の区分

syokou syousyokou 芹乃栄(せり、すなわちさかう) 1月6日から1月9日頃まで。 田んぼや水辺でセリが生え始めるころ。一か所から競り合って生えることからセリと名付けられたとか。
sjikou syoujikou 水泉動(しみず、あたたかをふくむ) 1月10日から1月14日頃まで。 地中で凍っていた泉の水が溶け、動き始める時期です。まだ、空気は冷たく寒い時期だが、春に向かって事前は少しずつ歩んでいます。
smakkou syoumakkou 雉始雊(きじ、はじめてなく) 1月15日から1月19日頃まで。 一面キジのオスがメスに恋して「ケーン、ケーン」と甲高い声で鳴くころ。オスは派手な模様だが、メスは茶色でとても地味な装いです。

■旬のもの

syokuzai

kabu かぶ: 春の七草の「すずな」としても知られます。古くから親しまれてきました。葉も食用部分で、βカロテンやビタミンCなどを豊富に含みます。
mizuna 水菜: 京都で作られていたため「京菜」や「千筋」とも呼ばれます。畑の畝に水を引くだけで栽培したので「水入り菜」と呼ばれ、その後「水菜」になったとされます。シャキシャキとした触感で、漬物や鍋料理に使われることが多いようです。
syungiku 春菊: ほのかな苦味と独特の香りが魅力です。冬の身体に必要なビタミンをたっぷり含み、風邪予防ににも最適です。
ankou アンコウ: 春に産卵期を迎えるため、冬の間に体内に栄養を蓄えます。なかでも12月から2月が最も濃厚になります。たんぱく質やコラーゲンが豊富なのであんこう鍋は最適な料理です。
hirame ヒラメ: 冬になると上品な白身に脂がのって最高の味わいになります。プリプリとした食感が魅力のエンガワも抜群に美味です。
komai コマイ: 水温が氷点下になっても凍らないことから漢字では「氷下魚」と書きます。干物が定番でお酒の肴に良く会います。
remon レモン: 国産レモンが黄色く色づいて登場するころです。「塩レモン」を仕込むのがこの時期です。

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adukigayu 小豆粥: ハレの日に邪気払いとしていただく、あずき粥の簡単な作り方のご紹介です。あずきの豊かな風味に、ほんのり塩味がとてもよく合います。お餅を入れて仕上げるので、腹持ちも良いですよ。炊いたごはんで簡単に作れるので、ぜひお試しください。

調理時間:15分
費用目安:200円前後
カロリー: クラシルプレミアム限定

■材料(1人前)
・ごはん    100g
・切り餅    1個
・ゆであずき((無糖)    30g
・塩    ふたつまみ
・水    200ml
・ごま塩    ひとつまみ
・三つ葉(葉)    適量

■作り方
●準備
・三つ葉は葉を取っておきます。
・切り餅は1.5cmの角切りにします。
・鍋にごはん、塩、水を入れ強火にかけ、沸騰してきたら弱火にし、ゆであずきを入れ、切り餅が柔らかくなるまで煮ます。
・茶碗によそい、ごま塩をふりかけ三つ葉を添えたら出来上がりです。
●料理のコツ・ポイント
塩加減は、お好みで調整します。
お粥の柔らかさは水の量でお好みで調整します。
今回は無糖のゆであずきを使用しましたが、風味は変わりますが、砂糖入りのものでもおいしく作ることができます。

syachou

turu 鶴: 一般的には頭頂が赤く背が高いタンチョウヅルが有名です。春先には求愛行動が目立つようになり、飛び跳ねたり鳴きあったりする「鶴の舞」が見られます。
kiji 雉: この時期、オスの雉がメスを呼んで鋭く鳴くと言われます。やがて雉がつがいでやってきて、そして子供が生まれます。生まれた子供雉は育ち、巣立っていなくなります。

skusa

hiragi ヒイラギ: 黄は真冬でも濃い緑色で鋭いトゲがあることから、庭に植えると魔除けになるといわれます。
nanten 南天: 「難を転じる」ということから縁起物として祝い飾り用いられます。冬景色に赤い実が美しく映えます。

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nanakusa 七草の節句:1月7日の人日の日に行われ、春の七草を入れた七草粥で邪気を祓います。七草粥は正月行事として定着していますが、本来は「人日の節供」の行事だったのです。
人日とは文字通り “人の日”という意味です。
古代中国では、元日は鶏、2日は狗(犬)、3日は猪、4日は羊、5日は牛、6日は馬、7日は人の日としてそれぞれの吉凶を占い大切に扱いました。7日は人に刑罰も与えず、7種の若菜を入れた粥を食べ、無病息災や立身出世を願う風習がありました。
この風習が日本へ伝来し、年のはじめに若菜を摘んで、自然界から新しい生命力をいただく「若草摘み」という日本古来の風習と結びついて「七草粥」となり、平安時代の宮中行事になりました。さらに、江戸時代に「人日の節供」(七草の節供)として五節供のひとつに定められ、定着していきました。
また、七草粥が定着した背景には、お正月も関係しています。7日といえば松の内(一般的には1月1日~1月7日)の最後の日にあたるので、正月のご馳走に疲れた胃腸をいたわり、青菜の不足しがちな冬場の栄養補給にもなることから、この日に七草粥を食べることで、新年の無病息災を願うようになりました。

■春の七草の効用
(1)芹(せり)は食欲を増進。
(2)薺(なずな)は別称はペンペン草で江戸時代にはポピュラーな食材。
(3)御形(ごぎょう)は別称は母子草で、風邪予防や解熱に効果。
(4)繫縷(はこべら)は目によいビタミンAが豊富で、腹痛の薬にも。
(5)仏の座(ほとけのざ)は別称はタビラコ。タンポポに似ていて、食物繊維が豊富。
(6)菘(すずな)は蕪(かぶ)のことで、ビタミンが豊富。
(7)蘿蔔(すずしろ)は大根(だいこん)のことで、消化を助け、風邪の予防にも。
kosyou 小正月:小正月は、毎年日付が変わる行事ではなく、毎年1月15日に当たる行事です。
松の内という、お正月の正月飾りを飾っておく期間はこの小正月の1月15日までとするのが古くからの習わしです。
小正月かその前日に松飾り・門松、注連縄を外します。
小正月は、1月15日とする考え方が一般的ですが、1月14日から16日までの三日間を小正月とする考え方もあります。
中には、14日の日没から15日の日没までとする考え方もあります。

■小正月の意味
次のような意味を持つ日です。
・今年一年間の健康を願う
・正月に家にお越しになっていた歳神様(年神様)をお見送りする
・お正月働いた女性を労う
・今年一年間、災厄が降りかからないように厄払い・悪霊払いをする
・今年一年豊作でありますようにと願う
・今年の豊凶を占う
このような意味を持つ行事が行われるのが小正月です。

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