コウホネってなんでしょう?

今日の毎日新聞朝刊「埼玉西」版に、"コウホネかれんに"という記事が掲載されていました。

一体「コウホネ」って何だろう?と首を傾げました。
記事の内容をもう少し読んでみると、"所沢市の航空記念公園内の日本庭園の池で、県の準絶滅危惧種になっている「コウホネ」が咲いている
”と言うことなので花の名前だと分かった次第。

でも、今までコウホネという花は聞いたことも見たこともありませんでした。
こうなったら調べて見るしかありません。その結果を要約すると次のようになりました。

コウホネ(河骨)は北海道から九州に分布し、朝鮮にも見られる多年生の水草。水底の泥の中に太い地下茎がある。地下茎は白色で葉の跡が点々とあり、これが骨のイメージがあることが和名の河骨の由来となっている。葉には水中葉と水上葉がある。水中の葉は薄くて細長く、水底にあって水面には出てこない。水上葉は水深が深い場所では水面に浮かんだ状態(浮葉)となり、水深の浅い場所では立ち上がって抽水葉となる。
花は6月から9月にかけて次々と咲き、光り輝く黄金色であり、曇りの日でなければ撮影が困難である。5枚の花弁状のものは顎であり、その内側に多数あるリボン状のものが花弁である。中心部に雌しべがその周りを多数の雄しべが取り囲んでいる。水位変動の少ない古いため池などに生育する。近年は減少しつつある植物である。

「コウホネ」とは上の説明のような花で、下の写真のような花なのです。
kouhone

なお所沢の日本庭園以外では、県西部地域では入間市野田の円照寺のコウホネが知られている、そうです。


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