秋も終わりが近づき、早朝などには、所によっては霜が見られるような時季です。冬の到来を予感させる頃ですが、この時季に霜が降りるのは高地の山間部や北国だけです。 「霜降」は次の「立冬」までの間の10月23日から11月6日頃までの期間です。
紅葉:北海道から紅葉前線が南下していくにのにつれて緑だった山が赤や黄色に変わるさまは壮観です。立冬までの間に吹く寒い北風を木枯らしと呼びます。 |
■七十二候の区分
■旬のもの
かじき: 最も美味とされるのがマカジキで、クロカジキとシロカジキがこれに次ぎ、主に刺身として利用されます。ほかの種は練り製品の原料となります。 | |
秋鮭: 秋の鮭は脂がのってとても美味です。産地である北海道には石狩鍋やちゃんちゃん焼き、宮城にははらこ飯など多くの鮭料理がありあす。 |
落花生: 南米が原産。江戸時代に日本に伝わったといわれています。栽培量が最も多いのが千葉県。落花生の皮質にはコレステロールを減少させるオレイン酸やリノール酸が含まれており、生活習慣病予防になります。 | |
トンブリ: 秋田の特産品でプチプチとした食感から「畑のキャビア」とも呼ばれています。とろろや納豆、酢の物などに加えて食べると美味です。 |
ひよどり: 「ヒーヨ、ヒーヨ」と鳴く身近な野鳥で、花の蜜やミカンなどをついばむ様子がよく見られます。10月~11月頃は、暖地へと移動する「渡り」が日本各地でみられます。 | |
むくどり: 橙色の足とクチバシが良く目立ちます。秋から冬の夕暮れには100羽以上もの大群が見られることもあります。 |
紫式部: 平美しい紫色の実を「源氏物語」の作者である紫式部にたとえて名づけられたそうです。我が家の庭の紫式部も紫色の実を沢山つけています。白い実がなる白式部もあるそうです。 |