今日12月22日から新しい季節に入ります。一年間を24等分した二十四節気(にじゅうしせっき)のひとつで、「一年で最も昼が短い日。「冬至冬なか冬はじめ」といえあれるように、二十四節気では冬の真ん中、真冬の始まり」。2017年は12月21日から1月4日ごろまでを「冬至」といいます。 そして七十二候ではこの間をさらに3つに分けます。
■初候:乃東生(なつかれくさ、しょうず) -12月22日から25日頃まで。 ウツボグサが芽を出すころ。花は夏に枯れるため「夏枯草」と呼ばれます。 |
■次候:麋角解(さわしかのつの、おつる) -12月26日から30日頃まで。 ヘアラジカの角が生え替わるころ。大きな角が抜け落ち、春になると新しい角が生え始めます。 |
■末候:雪下出麦(ゆきわたりて、むぎのびる) -12月31日から1月4日頃まで。 鮭降り積もった雪の下で麦が芽を出し始めます。極寒の中でも草木は芽吹く力を示します。 |
■野菜1 黒豆 晩秋に葉を取り除き、実に太陽を当てることで味がよくなります。12月に出回る新物は格別の味です。 |
■野菜2 金時人参 軟らかいが煮崩れしにくく、甘みが強い。濃いい紅色でおせち料理の煮染めに使われます。 |
■魚1 鮪 大型の回游魚で、本州近海での漁期は晩秋~初春です。日本の近海には,クロマグロ・メバチ・キハダ・ビンナガ・コシナガの五種がいて,肉は美味なものが多く刺身や寿司のネタとして愛用されます。 |
■魚2 伊勢えび 寒真冬になると肝が立派に膨らみ、価値が上がるそうです。肝を醤油に溶き、刺身に付けて食べると絶品だそうです。 |
■果物 柚子 洋柚子の香りや酸味は寒い時期のリフレッシュに最適。柚子湯に限らず、煮物や和え物に最適です。 |
■鳥1 雀 全長約15センチメートル。背面は地味な黄褐色で頭は茶色、ほおとのどに黒い模様があり、腹面は灰白色。人家の近くで群れをなして生活し、虫や穀物を食べ、イネに害を与えることがあります。 |
■鳥2 オナガ スラリと伸びた水色の長い尾がトレードマークです。 |