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こたつ開きの日

“江戸時代にはこたつを出すのは、旧暦十月の初亥の日と決まっていました。火事が多かった江戸の世では、初亥の日にこたつ開きをすれば、その冬は火事にならずに済む、という縁起担ぎのようないいならわしがあったとか"

ということで、七十二候では11月7日から「立冬」にはいります。
晩秋から初冬に吹く冷たい北風を木枯らしといいますが、木の葉が吹き落とされ、枯れたようになってしまうことに由来します。気象庁で木枯らし1号が発表されるのもこの時期なのです。
冒頭にのべたように、火を使い始める時期なので、寺社では鎮火祭が行われます。鎮火祭では里芋やみかん、魔除けの赤飯をお供えします。西日本では、亥の子の日(11月の第一亥の日)に、多産のイノシシにあやかり、亥の子餅を食べて無病息災や子孫繁栄を祈願し、田の神に供えて収穫を祝う風習があるそうです。

立冬も3つの候に分けられています。
・初候ー山茶始めて開く(山茶は山茶花のことです。この花が咲き始めるころ)11月7日~11日ごろまでです。
・次候ー地始めて凍る(霜が降り、氷が張り冬を迎えます)11月12日~16日ごろまでです。
・末候ー金盞香し(水仙の花が咲くころ)11月17日~21日ごろまでです。

◆旬の魚介 ひらめ、毛蟹、甲いか

hirame kegani

kouika

◆旬の果物 温州みかん

unsyuu

◆旬の野菜 ホウレン草、れんこん

hourensou renkon

◆旬の草花 茶の花

chanohana

◆旬の野鳥 まひわ

mahiwa

◆旬の行事 嵐山もみじ祭、出雲大社の神在祭、七五三

●嵐山もみじ祭
"11月第2日曜、嵐山渡月橋上流付近。嵐山小倉山のもみじの美しさを讃え、もみじに感謝するとともに、一帯の豊かな史跡や文化を色とりどりの船上で盛り上げ、紹介する目的で、嵯峨、嵐山の社寺の支援を受け、1947年(昭和22)に始められた。天龍寺船、野ノ宮船など社寺の船のほか、能楽、舞楽、六斎念仏、今様歌舞、長唄等々芸能船が川を上り下りして技を競う。雨天中止。"ということだそうです。
momijimaturi

●出雲大社神在祭
"全国の神々は旧暦10月11日から17日まで7日間、出雲の地で神事(人には予めそれとは知ることのできない人生諸般の事などを神議り)にかけて決められるといわれています。
男女の結びもこのときの神議りであるといいます。
神々が滞在される7日間、稲佐の浜に程近い、出雲大社西方540mに位置する出雲大社の摂社「上の宮(仮宮)」で、縁結びや来年の収穫など諸事について神議りが行われます。また、御宿社(神々が宿泊する宿)となる出雲大社御本殿の両側にある「十九社(じゅうくしゃ)」でも連日お祭りが行われます。
この祭事期間、神々の会議や宿泊に粗相があってはならぬというので、土地の人は歌舞を設けず楽器を張らず、第宅(ていたく)を営まず(家を建築しないこと)、ひたすら静粛を保つことを旨とするので、「御忌祭(おいみさい)」ともいわれています。"
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●七五三
この行事はすでにご承知のとおり、7歳、5歳、3歳の子どもの成長を祝う日本の年中行事です。オッサンのところでは、子どもも孫も大きくなったのでこの行事には長い間ご無沙汰しています。

 

忘れていました

11月4日に勉強の題材として出したことわざの意味と四字熟語の漢字の間違いについての答をお知らせするのを忘れていました。
結果は次のようになりました。

kanbank

◆ことわざ

出題

答え

おかめ八目 直接関わっている人より関係のない人の方が物ごとの判断がよくできるということ。
さじを投げる 見こみがないとあきらめて見放すこと。
濡れ手に粟 たいした苦労もしないのに、もうけることをいう。

◆四字熟語(赤字の部分が間違い)

出題

答え

天衣無法 天衣無(人の性格や言動にかざり気や見栄がなく、純真なようす)
責任転化 責任転(自分が負うべき責任を他の人になすりつけること)
日新月歩 月歩(物ごとがたえまなく進歩していくこと)

本を買いました

新刊の時代小説が発売されていないので手持ちぶさたでした。
たまたま新聞の本の広告があり、その中に「知ってますか?小学校で習った日本語」というのが目に入りました。
出版社は株式会社サンリオで、「読めますか?小学校で習った漢字」・「書けますか?小学校で習った漢字」といった本が出版されていますが、その仲間なのです。
買ってみました。
nihongo

小学校で習う漢字1,006字(常用漢字は1,945字)のうち579字を取り上げて、間違えやすい言葉・慣用句・覚えていますか?・正しく使えますか?などの章に分けて、大人向けの問題としてまとめられています。
こんなに沢山の漢字を小学校で習ったのか?と驚きでした。そして頭の体操にもなりました。

さて、今日は毎日新聞の「週刊漢字」のお題が出る日です。小学校で習う漢字ではありませんがチャレンジしてください。
紅葉真っ盛りの時期ですが、今日は地名の読み方が問題です。そしてこの場所はどこにありますか?地元の方々は当然分かりますよネ。

御岳渓谷

三次市

栂尾

オッサンからの問題です。お題は上で紹介した本から出しました。
四字熟語で間違った使い方の漢字を見つけて欲しいのです。

五里夢中

一年発起

諸行無情

日新月歩

易しすぎて頭の体操にもなりませんでしたか?

答は次で→

(さらに…)

冷え込みますねえ!

朝夕の冷え込みが厳しくなってきました。
今日などは天気が良いので昼間の時間は快適に過ごせますが・・・。
夕の冷え込みは何とか我慢出来ますが、朝の冷え込みは我慢出来ないオッサンです。
温々とした布団の中から這い出て、冷え込んだ部屋の中で着替えをしなければならないのが苦痛なのです。

冷え込みが厳しいのもそのはずです。七十二候によると「霜降」の時期に当たります。
朝夕にぐっと冷え込み、霜が降りるころといわれます。10月・11月は山の方で霜が降り、12月になると平野でも霜が降り始めます。

霜降初候-霜始めて降る。新暦の10月23日~27日ごろまで。
霜降次候-霎時施す(しぐれときどきほどこす)。10月28日~11月1日ごろまで。
霜降末候-楓蔦黄なり(もみじつたきなり)。11月2日~6日ごろまで。

と3つの候に分けられています。秋も終わり冬に向かって季節が移ってゆくのですね。

◆旬の魚介ーほっけ、かわはぎ、きんき

hokke kawahagi

kinki

◆旬の野菜-とんぶり、山芋、さつまいも

tonburi yamaimo


satumaimo

◆旬の草花-紫式部、紅葉

murasakisikibu momiji

◆旬の野鳥-ひよどり
hiyodori

◆旬の行事-宇和津彦神社秋祭り、弥五郎どんまつり
①宇和津彦神社秋祭り(愛媛県)
宇和島城下の総鎮守で祭神は宇和津彦神。初代秀宗の時、ここに再建しました。10月29日の秋の祭礼日には、伝統的な八ツ鹿踊りと牛鬼の練り、稚児行列などが催されます。
目を惹くのは、5~6メートルもの巨大な赤い牛鬼の練り歩きです。
usioni

②弥五郎どんまつり(鹿児島県)
毎年11月3日、900年以上の伝統を持つ「県下三大祭り」の一つ「弥五郎どん祭り」が行われます。弥五郎どんは、身の丈4m85cmの大男で、25反もの梅染めの衣を身に纏っています。祭りの見ところは何といっても、岩川八幡神社から市街地を威風堂々と練り歩く「浜下り」です。
yagorodon

同じ時期に巨大な牛や大男が出現する祭があるのですね。

今日は体育の日

早朝は曇り空だったのが、午前9時頃には晴れの天気に変わった当地です。
絶好の体育祭日和になったようです。

昨夕は数ヶ月ぶりに友人達と居酒屋で楽しく過ごしました。
昨日の共食の話ではありませんが、自分の姿を鏡でみながら食べるよりも、友人達の姿を見ながら・話ながら・飲み食いするほうが満腹感を味わい楽しく有意義な時間を過ごすことができますね。
久しぶりの居酒屋だったので、雰囲気に飲まれすぎて少し疲れた感じで熟睡できました。

今日は月曜日なので「週刊漢字」掲載日です。
今回は次の3つの漢字です。読めますよね。意味も分かりますね。

重畳

快哉

日々是好日

体育の日にちなんでオッサンからスポーツに関する四字熟語のお題です。
やさしすぎて申し訳ありませんが読み方と意味を調べてください。

雄気堂堂

全身全霊

先手必勝

週刊漢字の答と四字熟語の参考資料は次で →

(さらに…)

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