オッサンと納豆の相性が良くない!ということは何回かお話をしていました。
それにも関わらず、納豆に関する記事に出会うと取り上げようとするのはなぜなのでしょうか?
今日は、”納豆は何回かき混ぜるべきか”という記事を目にしたので紹介します。
要点は次の通りです。納豆好きの方々にはすでにご承知だと思いますが、参考までにご覧になってください。
納豆って混ぜないといけないの?
パックで販売されている、納豆。好き嫌いが分かれる食材ですが、海外から熱く注目されています。納豆といえば、独特の粘り気が特徴です。でも、あの粘り気が苦手な人もいます。
納豆は、絶対に混ぜなければならない食材ではありません。しかし、混ぜた方がなめらかな舌触りになって美味しくなります。
『納豆を混ぜる回数』は何回がベスト?適切な回数といわれる理由
納豆は、何回くらい混ぜるのがベストなのでしょうか?
納豆は、25回以上かき混ぜるのがベストといわれています。
・25回未満…豆の食感が残り、ぬるっと感が強い
・25回以上…豆の食感は薄れやすくなり、ツルンとした食感になりやすい
・100回以上…豆が崩れ始め、ひきわり納豆のような食感になっていく
納豆独特の豆の食感や苦みなどを堪能したいのであれば、たくさん混ぜずに食べるのもアリ。また、納豆の粘り気が苦手な人は、最初にたれを入れてしまうのもよいです。たれを入れると、納豆の粘り気が弱くなる傾向があります。
どうして25回以上混ぜるべきなの?
25回以上かき混ぜるのがベストな理由は、食感だけではありません。
・適度な豆の風味ととろみのバランスが取れており、食べやすい
・ナットウキナーゼを、効率よく吸収しやすくする…胃酸でナットウキナーゼが溶けてなくなるのを避ける
ナットウキナーゼは、血液の流れを改善する効果がある成分です。名前の通り、納豆に含まれている成分なので、効率よく吸収したいところ。しかし、酸の強い胃酸には負けてしまい、ナットウキナーゼが効率よく吸収できないこともあります。
ナットウキナーゼの吸収率を上げるためには、粘りをアップさせて胃酸に負けない工夫を行うのが一番です。その工夫の一種が25回以上納豆をかき混ぜることなので、ぜひ実践してみましょう。
納豆と併せて食べたい薬味やちょい足しアイテム
納豆と併せて食べたい薬味は、以下のものがあります。
・ネギ…薬味の王様ともいえる食材で、硫化アリルでビタミンB群の吸収を助け、ビタミンCを補える
・キムチ…発酵食品同士で相性がよく、ダイエット効果や免疫力の向上、腸内環境改善効果が見込まれる
・大根おろし…大根でビタミンCと食物繊維を補充でき、さっぱりと納豆が食べられる
・油類(ラー油・オリーブオイルなど)…納豆に含まれる、ビタミンK2の吸収を高める
納豆だけでも十分美味しくて栄養抜群ですが、上記のものと組み合わせることで、さらに栄養価をアップできます。
納豆にすべきではない行動
『納豆を混ぜる回数』は何回がベスト?最適と言われている回数とその理由とは
納豆にすべきではない行動は、以下の通りです。
・炒める
・温かいご飯の上に乗せる
・賞味期限を大幅にオーバーしたものを食べる
納豆に含まれているナットウキナーゼは、70度以上の温度になると消滅してしまいます。ナットウキナーゼを消滅させないためにも、温かいものや炒め調理は避けましょう。また、発酵しているからといって賞味期限を大幅に超えるものを食べるのは、食中毒のリスクを上げてしまいます。
まとめ
納豆をかき混ぜる目安の回数は、25回以上です。100回を超えると、豆の形状がなくなり始め、ひきわり納豆に近くなってきます。好みの粘り気や豆の形状になるよう、納豆をかき混ぜておいしく食べましょう。そして、オッサンも徐々に納豆好きになっていって欲しいと願っています。
参考になりましたでしょうか?