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仕事のミスで落ち込む私に「これもらってくれる?」電車で出会った「おばあさんの言葉」に「泣きそう」
今日は次のような心温まる情報が飛び込んできました。世の中捨てたもんじゃない!と勇気づけられる情報でした。
落ち込んでいるとき、誰かの何気ないひと言に励まされることがありますよね。知人は仕事がうまくいかないときに出会ったあるおばあさんに、とても励まされた経験があるそうです。今回の話は、そんな知人から聞いた、疲れている方におすすめな、ちょっと和むほっこりエピソードです。
仕事がうまくいかない日々
働き始めたばかりのころ。仕事にはまだまだ慣れないし、何かと先輩に怒られるしで、ちょっと落ち込んでいたことがありました。
初めてなんだから最初からうまくいくわけがない、と今ならわかります。ですが当時は、『自分ってこんなに役立たずなんだ』と感じてしまっていました。
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いつもと違う電車で出会ったおばあさん
朝の通勤電車、その日はちょっと早めに駅に着いたので、いつもの特急ではなく普通電車に乗ることに。混雑した特急とは違い、座席もちらほら空いていました。
座席に座っていると、隣に座っていたおばあさんに「今日はいいお天気ですね」と話しかけられました。びっくりしたのですが、「そうですね」と返事したあと、なんとなく「今日はどこかへお出かけですか?」と質問を返している自分がいました。
そこから周りの迷惑にならないよう、小さめの声で少し会話をしました。会話の内容はたわいもない話だったのですが、仕事中の『要件は短く的確に!』のような忙しい会話とは違う、のんびりした会話はなんだか心地よく、楽しいものでした。
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あなたのおかげで楽しかった
おばあさんが次の駅で降りる、というタイミングで「これもらってくれる?」と何かを手渡してきました。
それは飴3つと折り紙で折ったウサギでした。
とてもかわいらしいプレゼントに私は、
「わあ、かわいい。ありがとうございます」と笑顔がこぼれました。
おばあさんは続けて
「今日はおしゃべりしてくれてありがとう。あなたのおかげで楽しい時間を過ごせたわ」と言ってくれました。
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私でも役に立てる
私自身も、ただおばあさんとの会話を楽しんでいただけなのに。私はこのとき、おばあさんの言葉に少し泣きそうな気持ちになりました。
仕事で役立たずな自分に落ち込んでいましたが、『こんな私でも役に立った』と言ってもらえたのがとても嬉しかったのです。
おばあさんは、「ありがとう」を伝えたい人に渡せるよう、飴と折り紙をいつも持ち歩いているんだそう。なんてステキなんだ、と感動しました。いつもはゆううつな朝の通勤時間が、おばあさんのおかげでステキな朝になりました。
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まとめ