2024年07月 アーカイブ

高校生が考える今年の流行語

高校生が2024年に流行りそうだと思う流行語TOPは「それガーチャー!ほんまゴメンやで」


毎度のことですが、高校生の流行語事情についてはオッサンとしては理解できない部分が多いのですが、今年の上四半期の流行語事情について調べてみました。
タイトルなる流行語トップの言葉の意味がお分かりになりますが?オッサンはお手上げですが、以下の通りです、少し長くなりますがお付き合いください。

昨年に引き続き、今年も高校生の流行語事情について調査。今年流行りそうだと思う言葉やその理由、今年は使わなさそうだと思う昨年の流行語について聞きました。また「マルハラ」などの話題もありましたが、実際に高校生が、メッセージやDMでやり取りするときにどのようなことを意識しているかについても聞いてみました。

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高校生に今年いちばん流行りそうな言葉について、自由記述形式で回答してもらいました(20244月時点)。
全体のTOPは、“それガチ?ほんとごめん”という意味で、「それガーチャー!」「ガーチャー」などを含めた「それガーチャー!ほんまゴメンやで」が8.4%。上位には昨年と異なる顔ぶれがランクインし、昨年のランキングで全体TOPだった「それな」は、今年は2.8%で2位となりました。
全体4位の「猫ミーム」は、猫ミームに関連する「HAPPY HAPPY HAPPY」「チピチピチャパチャパ」「べろべろべろ」も含めると3.7%で2位となります。

男女別にみると、ランキングに違いがみられます。
女子高校生のTOPは、「それガーチャー!ほんまゴメンやで」が16.3%でダントツです。2位には、昨年TOPだった「それな」。続く3位は「猫ミーム」で、「猫ミーム素材」も含めると4.6%となり2位同率です。
男子高校生のTOPは、4.2%で「厳しいって」。2位は「危機感持った方がいい」が3.6%で続きます。「危機感持った方がいい」は、通称“危機感ニキ”と呼ばれているジョージさんが発端でバズったといわれています。
男子高校生で昨年2位だった「草」は、今年は4位でした。

2.【高校生の流行語】今年は使わなさそうな昨年の流行語、全体TOPは「ひき肉です」

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高校生に昨年(2023年)「流行しそう/流行した」と話題になった言葉を中心に、今年(2024年)はもう使わなさそうだと思う言葉を聞きました
もう使わなそうだと思う言葉の全体TOPは「ひき肉です」で6割台後半。2位は「ひよってるやついる?」、3位は「それってあなたの感想ですよね?」も6割超でした。全体4位~11位までも5割台の高い割合で、「アレ(A.R.E.)」「好(ハオ)」「アセアセ・あせあせ」「なぁぜなぁぜ?」「うちゅくしい」「タイパ」「はにゃ?・はにゃり」「ちゅきちゅき」といった言葉が続きました。
男女別にみると、「ひき肉です」が男女ともにTOP。男子高校生に比べると、女子高校生のほうが7割超で高い割合となっています。
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位以降は男女でランキングに違いがみられます。
女子高校生の2位は「それってあなたの感想ですよね?」、3位は「ひよってるやついる?」で、どちらも7割弱で続いています。
男子高校生の3位には「うちゅくしい」が約6割でランクイン。また、ランキング外ですが、「きまZ/きまずい/きまず」「かわちい」「蛙化現象」「しんどw」は、女子高校生よりも男子高校生の割合が高くなっていました。

3.【高校生のメッセージ・DM事情】高校生が、やり取りするときに意識していることって?

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流行語とは別に、高校生がふだん誰かとLINEのメッセージや、InstagramXDMなどの「メッセージやDM」でやり取りするときに、やっている・意識していることについても聞いてみました。
全体のTOPは「返信をせかさない」で46%。2位以降、「文末に句読点「。」をつけない」「短文でやり取り(長文を避ける)」も4割超で続きます。
男女別にみると、女子高校生のほうが男子高校生よりも各回答の割合が高い傾向がみられます。
女子高校生のTOP2は、「文末に句読点「。」をつけない」「返信をせかさない」でそれぞれ5割超。3位以降は、「短文でやり取り(長文を避ける)」「文末にカタカナは使わない」「文末に()を使わない」「質問攻めをしない」と続き、いずれも4割台の高い割合です。
一方、男子高校生のTOPは「返信をせかさない」で4割超。2位以降は、「短文でやり取り(長文を避ける)」「文末に句読点「。」をつけない」「文末にカタカナは使わない」「文末に()を使わない」がそれぞれ3割台で続きます。

学年別にみると「受け取ってすぐに既読はつけない」「すぐに返信はしない」は3年生で高く、それぞれ高3女子で最も高くなっていました。

4.【高校生のメッセージ・DM事情】やり取りで、やっている/意識していることの理由は?

高校生に、LINEのメッセージや、InstagramXDMなどの「メッセージやDM」でやり取りするときに、やっている・意識していることについて、その理由を聞きました。

・「。」は友達に使うには固いように感じるから。文末だけカタカナは古いイメージがあるから(高3女子)
・「。」をつけるとやり取りの内容が雑談でも堅苦しい感じになってしまうから。目上の人とのやり取りではちゃんと「。」はつけます(高3女子)
・相手に、自分が怒っている、というような勘違いをされたくないから(高2女子)

・短文などでお互いが見やすいようにしようと思っているから(高1女子)
・長文はめんどくさい人と思われそうだから(高2女子)
・メッセージを長文で送るのがめんどうくさいから。できるだけわかりやすくするため(高3男子)
・相手が読みやすい文章にしたい、負担にさせたくないから(高3女子)

・自分が受け取って嫌だなと思ったものはしないようにしている(高3女子)
・相手が不快にならないような言葉遣いで返信する(高2男子)

・なんとなく自分がやられたら違和感があるような文章の作り方は避けようと思っているから(高1女子)
・(返信をせかさないのは)相手が返信したいと思ったタイミングでしてほしいから(高3男子)
・せかすと、相手との人間関係が悪化する恐れがあるため(高2女子)
・すぐに返信してしまうと、相手に返信をせかしているような印象を与えてしまうと思ったから(高2男子)
・(受け取ってすぐ既読をつけないのは)返事をなかなか返せないときに既読スルーしていると思わせたくないから(高3女子)
・友達と連絡を取ることが多いので、相手の迷惑にならないような時間に、また伝えたいことがすぐ伝わるような文面になるようにしている(高2女子)
・相手の気持ちを考えて送信する、時間に合わせる、言葉遣いに気をつける(高3女子)
・早朝や深夜に送るのは相手の迷惑になる可能性があるから(高1女子)
・みんながやっているから、ある種のマナーみたいになっている。おじさん構文を送ってドン引きされたり、「配慮が足りない人だな」と思われたりしたくない(高2男子)
・文の終わりは絵文字や「!」や「?」を使っているため、(笑)などは使わない(高1女子)
LINEDMなど、常に友達と繋がれる状況下で、ずっと深い話をしているととっても疲れてしまうので、それを避けるため(高3女子)
・返信に困るようなメッセージを送らない、wより笑を使う、語尾に小さい「っ」をつけちゃう笑(高3男子)


高校生は、メッセージのやり取りをする際に、相手に不快感や威圧感を与えないように、さまざまな配慮をしていることがわかりました。ダサいと思われたくない、印象を良くしたいなど、メッセージを受け取る相手がどのような気持ちになるか、また、相手にどう思われるかを意識している意見も非常に多くみられました。
最新の高校生の流行語では、昨年の顔触れとまた違う流行語が生まれ、トレンドとなっている様子がうかがえました。来年は、どのような流行語が生まれるのか、今から楽しみですね。

また、DM等のメッセージのやり取りにおいては、高校生が、コミュニケーションにおいて大事にしている点や価値観といったものも感じられる結果となりました。

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内容はご理解いただけましたか?オッサンはまだ首をひねっている部分がありますが。。。。

ここでマッチ棒クイズに挑戦してみませんか。
【マッチ1本だけを動かして正しい式にしてください】

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スマホ老眼増えています

  1. 若者にも増える“スマホ老眼” 「手元で見ていることが問題」 チェックリスト&目にまつわる“都市伝説”のウソ・ホント

 今日はメガネに関わる情報を入手しました。お陰様で、オッサンも例にもれずメガネ愛好者(?)なのです。そしてパソコンとスマホの両刀使い!!
最近はスマホの小さな文字が読みにくい!ということでルーペのお世話になる始末。
そのような状況の時に次のようなニュースを入手しました。
メガネ愛好者は多く、スマホ老眼に悩んでいるかもしれない方々のお役に立てればと思いこのニュースを取り上げてみました。参考になれば幸いです!!

エンジニアのひろきさん(29)が3年前に眼科で診断を受けたのが、「スマホ老眼みたいな状態になっている」。スマホなどの使い過ぎが原因で、近くの物にピントが合いにくくなり、いわゆる老眼のような状態になること。デジタル社会の今、若い人の中でもスマホ老眼が増加しているという。

【映像】“目からスマホまで20cm”の実際の距離感

 ひろきさんは会社がフルリモート勤務になり、110時間は画面を見ているというが、これは驚くべき数値ではない。日本デジタルデトックス協会の推計によれば、スマホやパソコンで仕事する人の平均利用時間は9時間45分にもおよぶ。

 二本松眼科病院の副院長・平松類氏は、「問題はスマホそのものでなく、手元で見ることにある」と指摘する。「目は約12m先を見るのが最も自然と言われていて、あまり手元を見るようにできていない。スマホは約20cmの距離で見て筋肉を使うため、離したほうがいい」。『ABEMA Prime』ではさらに、平松氏に目の健康や都市伝説について聞いた。

    1. ■“スマホ老眼”チェックリスト

平松氏が監修したスマホ老眼のチェックリストがある。

スマホを使う時、目と画面の距離が20cm
寝転んだ状態でスマホを操作することが多い
スマホに夢中でまばたきを忘れがちになる
スマホやPCの画面を目より上にして見ていることがある
スマホでの動画視聴やゲーム操作を1時間以上連続して行うことが多い

 平松氏は「1つでも当てはまる=スマホ老眼ではないが、疑いがありチェックが必要だ」と説明する。「スマホ老眼は病名ではなく、医学的には“調節機能不全”という。若くても老眼のような症状を訴える時のわかりやすい呼び方だ。スマホを使っていなくても、遠くは見えるが手元が見づらい、もしくは疲れる症状が多い」。

 また、自分でできる簡易チェックの方法として、「人指し指を両目の間に置くとぼやけるが、段々離していくとあるポイントでしっかり見えてくる。それが30cmよりも手前ならOKで、30cmより離れると注意が必要だ」と述べた。

    1. 「緑を見る」は目に良いってホント?“都市伝説”を聞く

スマホ老眼に加えて、目にまつわる“都市伝説”の真偽も聞いた。

・緑を見るのが目に良いって本当?
 ポイントは「緑」ではなく「距離」にあり、遠くを見ると近視が進行しづらく、遠くに緑があることが多いだけだという。「鉄塔などでもいいが、遠くのものを見ることで近視が進行しづらくなる。アメリカの学会では、モニター使用時に『20分に120秒間、6m以上先を見ろ』と言うが、現実的ではない。一般的には、1時間に1回程度でいいのではないか」。

・光っているモニターを見るとダメ?
 光は視力とはあまり関係がないという。スマホやPCなど電子機器で重要なのは、使用頻度ではなく対象物との距離。電子機器でも、より大きいデバイスを使うことを勧める。とはいえ、デジタルデバイスが発する強い光はまばたきの回数を減らし、目を疲れやすくする側面も持つそうだ。また勉強なども近視の要因となり、「親はよく『ゲームはダメ』と言うが、勉強や本を読むことも近視を進める」とする。

・カラーコンタクトはダメ?
 カラコンなどは酸素透過率が低く、装着している間、黒目が酸欠状態になってしまうと指摘。続けて使用していると、黒目が小さくなってしまう可能性もあり、「リスクを下げるために必要な時だけ使う」との回答を示す。「消費者センターで調べると、色素が溶け出すような怪しいカラコンもある。きちんとした性能のカラコンでも、透明なコンタクトと比べると性能は劣る。外す時間を長くするなどの注意が大切だ」。

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・ブルーライトカットってどうなの?
 これには「正直、あまり効果がない」と指摘。市販のブルーライトカットメガネはカット率が2060%程度で、良くも悪くもなく、あえて使う意味はないという。子どもの使用については、臨床眼科学会など7学会が「基本的に推奨しない」と声明を出しているということだ。一方、UVカットに関しては、「ある程度効果があるというデータが出ている。UVをカットしないと、白内障や目が傷つくリスクが高まるデータがある」とした。

3カ月以上前の目薬は使っちゃダメ?
 目薬の容器は外から不純物を取り込みやすい構造で、「古い目薬は感染症の元」になり得ると指摘。薬液が残っていても惜しまず3カ月で買い替え、手軽に捨てられるように値段の安いもので十分だと勧める。また、目薬を差したら「まばたき」せず、しばらく目を閉じるのが良いということだ。点眼後にそっと目を閉じ、目薬が眼球に行き渡るように目頭を軽く抑えることを推奨した。

・コンタクトよりレーシックやICLが良い?
 レーシックやICL(眼内コンタクトレンズ)をしたからといって、「視力の低下が進行しない」わけではないという。視力が良くなったため眼科に行かなくなること、見えることに安心して放置してしまい、緑内障や他の病気を併発する可能性もあると懸念を示す。「メガネがいらなくなると思いきや、ある程度の年齢になると老眼になることは忘れてはいけない。また、手術自体のリスクもある」。

    1. 眼科に行かない現代人のリスクとは?

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ジョンソン・エンド・ジョンソンのビジョンケアカンパニーによる2020年の調査によると、眼科検査は「受けたことがない」が15%、「2年以上受けていない」が35%で、合わせると半数以上を占める。

 平松氏は「少し目に疲れを感じても、ちょっと寝れば治ると思う人が多い現状がある」と指摘。「メガネでも23年でコーティングがはがれたり、度の変化があったりするように、定期的な目のチェックは必要だ。また“視力がよければ大丈夫”と考えがちだが、日本人の失明原因トップの緑内障は、末期まで視力が1.2ある人もいる。視力があっても目が悪くなる病気はたくさんある」と述べる。

 また眼科受診について、「年1回が好ましいが、せめて健康診断で眼底カメラを撮っておくと、さまざまな対応ができる。かつての健康診断では比較的行われていたが、今は9割以上が視力しか測定されない」とした上で、「目を使い過ぎないように気をつける。なかなか眼科に行きづらいと思う人も多いが、ちょっとしたことで行っても問題ない」と呼びかけた。(『ABEMA Prime』より)