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蓄音機って?

突然ですが、「蓄音機」って言葉を聞いたことありますか、見たことありますか、そして触ったり操作してみたことはありますか?
オッサンくらいな年代の方々ならば、見たり操作をしたことが必ずあるはずです。

種明かしをすると、言葉の意味は録音機であり、レコードプレーヤーの前身となる機械です。
今日の用語としては、蝋管(ろうかん)などによるエジソンらの装置から、エレクトロニクス時代以前のレコードプレーヤーまでを総称して、日本では蓄音機と呼んでいます。

ejison_chiku chikuonki

左の写真がエジソンらの蝋管装置の蓄音機、右歯エレクトロニクス時代以前の蓄音機です。

【注釈】蝋管とは蝋(ロウ)を円筒状にしたものに溝を掘って音を記録再生するもので、直径2.25インチ(65mmぐらい)、長さ4インチ(100mmぐらい)です。
再生するものが蝋管再生機で、録音するものが蝋管録音機です。そのうち多く販売されたものは、もちろん 蝋管再生機です。
roukan

今日7月最後の日に「蓄音機」という代物を取り上げたのには理由があります。
今日は「蓄音機の日」なのです。
1877年のこの日、エジソンが蓄音機の特許をとりました。言葉の意味は録音機であり、レコードプレーヤーの前身となる機械です。

今ではスマホでも音楽を録音したり再生して聞くことができる時代ですね。

暑さが厳しくなる時節です。涼しくなる音楽でも聴いて暑さを忘れたら如何ですか?
音楽を聴くより冷えたビールを飲んだほうがいい!!まあ人様々ですからお好きなように。

花火大会

今日は恒例の「隅田川花火大会」が開催される日です。
朝から晴れの良い天気が続いているので、突然の雷雨が発生しない限りは間違いなく開催されることでしょう。
隅田川区役所のホームページには次のように紹介されています。

1733年(享保18年)の江戸中期に始まった「両国川開き花火大会」を継承する、伝統、格式共に関東随一の花火大会。隅田川で2つの会場に分けて打ち上げられる。
第一会場では、大会の目玉でもある計200発の花火コンクール玉を含む約9350発が、第二会場ではスターマインなど約1万650発が花開く。

sumida_hanabi

オッサンも一度行ってみたいと思うのですが、今のところ実現していません。

ポケモンは会場にあらわれるのでしょうか?
花火を楽しむわけですからポケモンはあらわれて欲しくありませんね。

花火大会が終わるといよいよ8月です。各地で盆踊り大会が開かれますね。

梨を食べますか?

Ⅰ.梨の歴史
日本人の梨の利用は弥生時代まで遡ります。静岡市の登呂遺跡から食用とみられる梨の炭化種子が見つかっています。
「日本書紀」で693年に梨の栽培を勧めたという記述があります。
江戸時代になると「諸国物産帳」には100を超える品種が記載されているそうです。

明治時代から1970年全般までは「長十郎」と「二十世紀」の2品種が全体の約6割を占めていたそうです。
そして昭和34年と昭和47年に登場した「幸水」と「豊水」の2品種で全体の3分の2を占めるようになったそうです。

現在では各県の研究機関や大学などが開発したいわゆる地域特定のブランド品種も出てきました。

Ⅱ.青梨と赤梨
皮が淡黄緑色のものを青梨、黄褐色のものを赤梨と呼びます。
赤梨はザラザラとした感触のコルク層が果実全面に張ったしているのに対して、青梨はその発達が不十分なのです。
食味、食感、耐病性に根本的な違いはないそうです。

Ⅲ.地域ブランドの品種
2000年以降出願公表された主な品種は、北は新潟から南は大分までの11県で17種類もあります。
2015年の収穫量は千葉県・茨城県が多く、栃木・福島・鳥取・長野・新潟・埼玉・福岡・大分と続きます。

鳥取県では他の県よりも多い4種類のブランド品種を出願しています。

akikansen natusayaka
natuhime sinkansen

写真左上から時計回りに、「秋甘泉」・「夏さやか」・「新甘泉」・「なつひめ」という品種の梨です。

【出典】毎日夫人8月号特集「梨新時代」を要約しました。

天神祭が行われます

暦の上では今日7月23日から二十四節気の「大暑」の時期に入ります。
うだるような暑さが続くころです。昔の人は軒先に風鈴を下げて音で涼を感じていたそうです(今ではクーラーの風で涼を味わっていますが)。
窓に葦簀をかけて日射しを避け、夜には川に船を浮かべて風に当たるなど、自然の中に涼を見つける納涼文化がありました。
土用ウナギなどの食養生も、猛暑を乗り切るための習わしだったそうです。

さて、七十二候では「大暑」を3つに分けています。
①初候:桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)-桐の卵形の実がなり始めるころ。7月23日~28日。

kirihana
②次候:土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)-土がしめって蒸し暑くなるころ。7月29日~8月2日。
midori
③末候:大雨時行(たいうときどきふる)-時として大雨が降るころ。8月3日~6日。
nyudoukumo

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この時期の食材には次のようなものがあります。
イサキ、スズキ、ウニ、ウナギ、大葉、枝豆、スイカ

isaki suzuki
uni unagi
ooba edamame

suica
枝豆は晩酌の際にお世話になっている食材です。その他のものはなかなかお目に掛かりません。

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生き物ではカブトムシとアブラゼミが代表的な存在です。

kabutomusi aburazemi

昔は子ども達がよく捕りに行ったものです。
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天神祭りに代表されます。天神祭(てんじんまつり、てんじんさい)は、日本各地の天満宮(天神社)で催される祭りで、祭神の菅原道真の命日にちなんだ縁日で25日前後に行われます。大阪天満宮を中心として大阪市で行われる天神祭が有名なのだそうです。

大阪天神祭について、「 大阪天満宮 」のホームページには次のように紹介されています。詳しいことはホームページをご覧ください。

日本三大祭の一つ。また、生國魂神社の生玉夏祭、住吉大社の住吉祭と共に大阪三大夏祭りの一つ。期間は6月下旬吉日 – 7月25日の約1か月間に亘り諸行事が行われる。24日宵宮、25日本宮。特に、25日の本宮の夜は、大川(旧淀川)に多くの船が行き交う船渡御(ふなとぎょ)が行われ、奉納花火があがる。大川に映る篝火や提灯灯り、花火などの華麗な姿より火と水の祭典とも呼ばれている。他に鉾流神事(ほこながししんじ)、陸渡御(りくとぎょ)などの神事が行われる。

tenjinmaturi

盆の迎え火

今日7月13日は盆の初日。
夕方に祖先の精霊を迎える為に、芋殻、麻幹などをを門口で燃やして、煙を焚き迎え火を焚きます。
また迎え火を焚きながらお墓までご先祖様を迎えに行く地方もあります。
月遅れの8月13日や旧暦7月13日に行う地方もあります。オッサンの家では月遅れのお盆です。
WEBから取得した
迎え火の様子の写真です。

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また7月13日は「日本標準時制定記念日」でもあります。
1886年のこの日、勅令「本初子午線経度計算方及標準時ノ件」が公布され、1889年1月1日から東経135度の時刻を日本の標準時とすることが定められました。
東経135度子午線が通過する明石市を含む12市には、目には見えない子午線の存在を示す標柱、標識、モニュメント等が建てられていたり、線が表示され可視化されている場所があります。
WEBから取得した子午線とモニュメントの一例です。
hyoushiki2010

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