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双子織って?

昨日の毎日新聞埼玉版に、埼玉県蕨市の特産品として全国にその名が知られている「双子織」を地域資源として位置づけ、まちぐるみで蕨ブランドの創出に取り組んでいる、という紹介記事が掲載されていました。

悔しいことにオッサンは同じ埼玉県の蕨という地域に「双子織」という特産品があることを知りませんでした。
ものの本によると、

"中山道の二番目の宿場である蕨宿の地場産業の特産品が双子織(二夕子織)です。
江戸時代、この地域では畑の裏作として綿の生産を始めたことにより、着物が作られるようになりました。江戸中期、塚越村(今の蕨市塚越)で高橋家が機屋を始めます。
そして江戸末期、6代目高橋新五郎は、英国製綿糸を入手し「二夕子織」を開発して評判になり、江戸で広く知られるようになりました。
それから幾度も改良を重ね、明治二十年代後半に2本の糸をよって織られたものが「双子織」と呼び名を変え、蕨にとどまらず、隣りの川口市やさいたま市にも織物業が広がりました。(以下省略)"

蕨市が大いに蕨ブランドの創出に取り組んでいるそうで、「 蕨市のホームページ 」にも紹介されていますのでご覧いただければと思います。

次の写真は昨年埼玉県の「彩の国優良ブランド品」に認定された「双子織」の名刺入れです。
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 織り上がった反物は一般的には次のような感じになります。この2種類の折り方だけではないようですが。

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ホームページによると、反物から上の財布や下のバッグなどが作られているそうなのです。

ibiza1 tesage2

オッサンが知らないだけで、我が市にも特産品があるのではないかと思います。

珍しい話と怖い話

大型連休も終わりに近づきました。
晴れたり曇ったりそして強風が吹いたりと全く落ち着かない空模様の週間でもありました。
皆さんは楽しい週間を過ごしましたか?
この期間はグランドを子ども達に解放するため、グランドゴルフの定期練習も休みになってしまいました。

今日のWEBニュースで全く正反対の状況を伝える記事がありました。

◆珍しい話
”さわやかな五月晴れとなった4日、滋賀県内各地で祭りが行われた。地域で受け継いできた伝統行事、復活した踊りに、担い手や観客の笑顔があふれた。栗東市綣7丁目の大宝神社では例大祭が営まれ、
84年ぶりに「サンヤレ踊り」を奉納した。
地元に残っていた資料を頼りに保存会メンバーが踊りを練習し、一部を独自に補って復活させた。
サンヤレ踊りは室町時代、五穀豊穣(ほうじょう)を願って湖南地域を中心に広まった踊りと伝わる。大宝神社では毎年5月に行われてきたが、明治時代にいったん途絶えた。1915年に再開したが、32年の新嘗祭で奉納した後、戦時中の生活難や費用負担から再び休止した。”

youtubeにその様子が紹介されているので、興味にある方はご覧になってください。

2016年の大宝神社のサンヤレ踊り

◆怖い話
「奪衣婆」という名前を聞いたことはありますか?オッサンも始めて聞きました。
記事には次のような解説が付いていました。

”奪衣婆(だつえば)は、三途川(葬頭河)の渡し賃である六文銭を持たずにやってきた亡者の衣服を剥ぎ取る老婆の鬼。脱衣婆、葬頭河婆(そうづかば)、正塚婆(しょうづかのばば)、姥神(うばがみ)、優婆尊(うばそん)とも言う。奪衣婆が剥ぎ取った衣類は、懸衣翁という老爺によって衣領樹にかけられる。衣領樹に掛けた亡者の衣の重さにはその者の生前の業が現れ、その重さによって死後の処遇を決めるとされる。
俗説ではあるが、奪衣婆は閻魔大王の妻であるという説もある。
1月16日は閻魔王の斎日である。地獄の釜の蓋が開く日ともいわれる。”

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奪衣婆

閻魔大王

どちらも怖い顔をしています!生前良いことを沢山していないとこの怖い顔で衣服を剥ぎ取られたり、重い刑を受けて地獄の釜に投げ込まれることになりますよ。


修復完了

今朝投稿が出来ない旨のお知らせとお詫びをいたしましたが、調べた結果大本のプログラムに不具合があり(画像付きの投稿では画像を送り出すプログラム)、このプログラムを修正したところこの記事の1つ前の「パズルです」のように投稿できるようになりました。

一時的とは言えご心配・ご迷惑をお掛けしたことをお詫び申し上げます。

 

暦の上では「穀雨」です

4月も残すところ後10日となりました。一段と夏の気配が漂ってきそうです。

二十四節気では4月20日から5月4日ごろまでを「穀雨」と呼んでいます。
種まきを迎えるこの時期に雨が降りますが、作物にとっては惠の雨なのです。
穀物の生長に欠かせない雨がたっぷりと降り注ぐころのことを、穀雨と呼んでいます。

七十二候ではこの時期をさらに3つの候に分けています。
①初候:葭始生-あし、はじめてしょうず、4月20日から24日ごろ
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②次候:霜止出苗-しもやみて、なえいずる、4月25日から29日ごろ
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③末候:牡丹華-ぼたん、はなさく、4月30日から5月4日ごろ
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海の幸が多い時期です。いろいろな料理が楽しめます。オッサンには出来ないので眺めるだけですが。
◆海の幸-アサリ、サザエ、マダイ、メバル、毛ガニ

asari sazae
madai mebaru

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◆山の幸-木の芽、行者ニンニク

kinome gyoujaninniku

オッサンはあまり食しません。

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ツツジや芝桜の見頃の時期です。

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我が家から車で15分程のところにツツジ園があります。そして秩父には有名な芝桜公園があります。

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◆雪の大谷

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中日新聞では次のように報道されていました。
"冬季閉鎖していた富山、長野県境を貫く山岳観光ルート「立山黒部アルペンルート」(全長約90キロ)で4月10日、富山側からの入り口となるケーブルカー立山駅(標高475メートル)−弥陀ケ原(標高930メートル)間の16.3キロが部分開通した。16日の全線開通に向け、観光の目玉となる巨大な雪の壁「雪の大谷」(標高390メートル)の除雪も急ピッチで進められている。
弥陀ケ原は防寒着に身を包んだ観光客たちでにぎわい、白銀の景色を楽しみながら散策したり、近くの山でスキーに興じたりしていた。"

◆八十八夜
八十八夜は次のように説明されています。
”立春からかぞえて八十八日目にあたる日で、だいたい5月2日頃になります。
八十八夜は春から夏に移る節目の日、夏への準備をする決まりの日、縁起のいい日とされてきました。
また、八十八夜の別れ霜というように、この頃から霜もなく安定した気候となり、茶摘み、苗代のもみまき、蚕のはきたてなど一般に農作業の目安とされています。
なお、茶摘みと八十八夜が結びついたのは、茶摘みを歌った唱歌の影響も大きいようだと言われています。実際には茶産地の温暖差によって茶摘みの時期は異なります。
八十八夜に摘み取られるお茶は、古来より不老長寿の縁起物の新茶として珍重されています。"
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【参考】文部省唱歌「茶摘み歌」って覚えていますか?次のような歌詞です。
1.夏も近づく八十八夜
野にも山にも若葉が茂る
あれに見えるは茶摘ぢやないか
あかねだすきに菅(すげ)の笠

2.日和つづきの今日此の頃を、
心のどかに摘みつつ歌ふ
摘めよ摘め摘め摘まねばならぬ
摘まにや日本の茶にならぬ

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海の幸・山の幸を使った料理はいろいろあります。
八十八夜の茶摘みにちなんだ新茶を使ったレシピを紹介します。
その名も「新茶入りのかき揚げ」です。
オッサンの晩酌の肴に最適かも・・・。
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レシピの内容は長くなりますので次でご覧になってください。➡

(さらに…)

日本酒のお話と漢字

昨日の強風は凄かったです!!今朝は一転落ち着いた晴れの天気になりました。一体強風は何の前触れだったのでしょうか?
そしてまた、昨日は三大まんじゅうのお話をしました。そのときにオッサンの好きな日本酒にも三大日本酒のようなものがあるのではないか?調べて見ようと言いました。
その結果、日本酒には日本三大日本酒というとらえ方はなく、例えば越後の名酒十選といったつまり酒処別の名酒という形になっています。

調べてみたら日本酒には「三大酒処」というのがあります。次のように説明されていました。

①兵庫の「灘」
"酒造適合米の山田錦と名水百選にも選ばれている六甲山から流れ出ている宮水がとれて、輸送に便利な港があったことから、日本酒の名産地として栄えました。日本酒度の高い辛口のお酒が多く、「灘の男酒」と呼ばれています。"
京都の「伏見」
"京都府の「伏見」の酒造りの歴史は稲作の始まった弥生時代からとも言われていて、桃山丘陵から流れ出る水は、かつて「伏水」とも書かれていたほど、質の高い伏流水が豊富な地で、「金名水」「銀名水」「白菊水」など多くの名水伝説も残っています。甘口に仕上がるお酒が多いので「伏見の女酒」と呼ばれます。"
広島の「西条」
"広島県の「西条」は、酒造家で吟醸酒の産みの親である三浦仙三郎が生まれた場所です。彼の軟水醸造法の発明と指導により全国新酒品評会で上位を占めるようになり全国に名前が知られるようになりました。"

不思議なことに「越乃寒梅」などで知られている越後地方の酒処などは三大酒処にははいっていないのですね。

日本酒の話に夢中になっていましたが、今日は月曜日。毎日新聞の「週刊漢字」掲載の日です。「春爛漫」の時期です。これに関連したお題が3つです。普段あまり使う事のない漢字(ことば)なので苦労するかもしれません。読み方と意味、さっそくチャレンジしてください。

春宵

大禍時

暮れ泥む

答は次で➡

(さらに…)

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