いよいよ本格的に雪が

七十二候によると「大雪」を迎えます。
いよいよ本格的に雪が降り出す頃のことです。雪の結晶は「花のよう」、「雪の花」、「六華」、「銀花」などと趣の風情がありますが、北陸・東北地方の降雪地方では雪かきなどで苦労されることでしょうね。

●初候-およそ12月7日から11日ごろまでで、「閉塞く冬と成る」("そらさむくふゆとなる"と読むのだそうです)と呼ばれます。
天地の陽気がふさがり、真冬が訪れるころなのです。

●次候-およそ12月12日から15日ごろまでで、「熊穴に蟄る」と呼ばれます。
熊が穴に入って冬ごもりをする頃なのです。

●末候-およそ12月16日から20日ごろまでで、「鱖魚群がる」("さけむらがる")と呼ばれます。
鮭が群れなして川を遡る頃なのです。

◆旬の魚介 ぶり、真牡蠣、鮭
ご承知の魚介類ですから説明の要はありませんね

buri kaki

sake

◆旬の野菜 大根、ねぎ、にら
ご承知の野菜ですから説明の要はありませんね。

negi nira

大根は「ふろふき大根」として紹介します。
furofuki

◆旬の野鳥 大鷺
鷺の中でもとりわけ大きな鷺。
daisagi

◆旬の虫 むらさきしじみ
羽を広げると光沢のある青紫が美しい蝶です。成虫の状態で冬を越して、春になると活動を開始します。
murasakisijimi

◆旬の草花 藪椿
yabutubaki

◆旬の行事 針供養、世田谷ボロ市、羽子板市
・針供養は、「縫い物が上手になりますようにと祈りながら、折れた針を供養する日」なのです。豆腐等の柔らかい物に折れた針を刺して供養します。12月8日に行われます。現在は一般の家庭で針を使って縫い物をすることは希なのでしょうね。
harikuyou
・世田谷ボロ市は、毎年12月15日~16日と1月15日~16日に開かれます。
古着や古道具、農産物などを持ち寄って市が開かれます。
ボロ市名物は「代官餅」だそうです。

boroichi daikanmochi


・羽子板市は、浅草の浅草寺で12月17日~19日まで縁起物の羽子板市が立ちます。
hagoita

【注】画像はWEBで検索して借用しました。

コメント投稿