義務と権利を果たしてきました

今日は参院選の投票日です。投票所に足を運びチャンと投票してきました。
結果がどのようになるか心配なのですが、埼玉地方区は激戦区だそうで大勢が判明するのは未明になるかもしれないとのことでした。

話はガラッと変わりますが、愛読している佐伯さんの新刊本は8月にならないと発売されません。
そこで「藤原緋沙子」さんの時代小説文庫本を読み始めました。

 

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これがその本です。藤原さんは高知県で生まれ、京都で育ったそうです。文芸評論家の縄田一男さんによれば、

私は常々、彼女を、佐伯泰英、鳥羽亮、鈴木英治の三氏と並ぶ、文庫書き下ろし時代小説の四天王であると考えている。(中略)藤原作品は匂い立つような江戸の情景と、作中人物たちの切れば血の出る人生である。(後略)

と絶賛されています。

読み始めてみると確かに指摘の通りな感じを持ちました。

なお、タイトルの「ふたり静」とは花の名前で、2本の花序を、能楽「二人静」の静御前とその亡霊の舞姿にたとえたもの。ただし、花序は二とは限らず、3-4つく例もあるそうです。

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ふたり静の花

種が出た頃のふたり静

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