2018年04月16日 アーカイブ

1か月ぶりの愛読書です

待ちに待った佐伯泰英さんのシリーズもの最新刊を入手しました。
「居眠り磐音 江戸草子」(全51巻)、「鎌倉河岸捕物控」(全31巻)、「古着屋惣兵衛影始末」(全11巻)、「酔いどれ小藤次」(全19巻)、「吉原裏同心」(全25巻)等々、そしてこれらの新シリーズなどで楽しませてくれています。

作者の佐伯さんもお年を召したのか、以前は月1~3冊の新刊発売でしたがここのところ月1冊の発売となりました。
今月の新刊本は次のものです。
saekibunko

お分かりのように「鎌倉河岸捕物控」第32巻なのです。そして、ちょっとショックなことがありました。巻末に「完結の弁」が記載されていたのです。

【シリーズ第一巻”鎌倉河岸捕物控・橘花の仇”は、2001年3月18日に角川春樹事務所から発行された。筆者も、おそらく読者諸氏もまさか十七年間三十二巻の長きにわたるシリーズになるとは夢にも考えていなかったであろう。(中略)十七年の歳月を経て、本書『流れの勘蔵』で四人の若者もそれぞれの立場で自立を果たしたように思う。(後略)】

と第32巻でこのシリーズを終えると宣言しているのです。
そうですか、オッサンも17年間このシリーズと付き合ってきたのですね。「よく厭きもせず付き合ったね」とい言われそうですが・・・。

そのうちに、政次と政次の息子”夏吉”を主役にした新シリーズが始まるかもしれませんし、それを期待しているのですが・・・。

残念ながら「鎌倉河岸捕物控」の現シリーズはこの第32巻で終わってしまいます。
じっくりと味わいながら読み続けてみたいと思っています。