あばれ祭りとキリコ祭り

朝から雨が降っていて幾分涼しく感じる当地です。気温は徐々に上がってくるという予報ですから、日中は蒸し暑くなるのかもしれません。日本海側の地方や北海道の太平洋側は大雨の予報です。

石川県能登地方には「キリコ祭り」という日本遺産の一つに認定された祭りが7月から9月にかけて「七尾市」、「輪島市」、「珠洲市」、「志賀町」、「穴水町」、「能登町」の各地(約137の地区)で盛大に行われるということをご存知でしたか。この地方の夏祭りや秋祭りですね。
そして、7月最初の金・土曜、つまり今年は7月6日と7日の2日間能登のキリコ祭りのトップバッターとして行われるのが、定置網漁の基地として知られる能登町宇出津地区の宇出津・八坂神社の祭礼「あばれ祭」です。

「江戸時代の寛文年間、この地で疫病がはやり、京都の祇園社(八坂神社)から牛頭天王を勧請し、盛大な祭礼を行いました。そのとき大きなハチがあらわれて、病人を刺したところ、たちどころに病が治りました。地元の人はこのハチを神様の使いと考えて感謝し、大きなキリコをつくって「大泥棒ボー、ハチや刺いた」とはやしながら練り回ったというのが、あばれ祭の始まりとされています。
勇ましいことを好む牛頭天王を喜ばせようとキリコや神輿が激しく暴れ回り、数あるキリコ祭りの中でも、飛びぬけて豪快なことで知られています。」

港には40基以上のキリコ(「切籠(キリコ)」または「奉燈(ほうとう)」と呼ばれる高さ数メートル〜十数メートルの巨大な切子灯籠)が林立するそうです。

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詳しいことは「 能登のキリコ祭り 」ホームページを御覧ください。

能登地方は今日明日は大雨に見舞われるという予報なので、祭りが無事行われるか心配ですね。

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