シーサーを知っていますか?

毎年4月3日は『シーサー』の日です。  4(シー)月3(サー)日という語呂合わせからきており、シーサーを全国に広げようと、2002年にシーサーの発祥地である那覇市の壺屋(つぼや)で、『シーサーの日』を制定しました。
沖縄ではあちこちにあるシーサーですが、ミー助と散歩で我が団地内を歩いていると、玄関先にシーサーが飾られている家があります。その家の方は沖縄出身か、あるいは沖縄旅行などでシーサーに魅せられて飾っているのかもしれません。
seasa

この図はシーサー置物の1例ですが、
【シーサーの起源は「獅子」(ライオン)です。紀元前6000年頃、エジプトやインドでは強さの象徴として、ライオンの石像が作られていました。それがシルクロードを経て、中国に伝わり、ちょうど琉球王国の交易が盛んだった時代の15世紀頃、伝わってきたそうです。
エジプトでは「スフィンクス」、シンガポールでは「マーライオン」などは同じ流れでしょう。あともう一つ、日本には同じ流れを汲むものがあります。それは「狛犬(こまいぬ)」です。狛犬は中国唐の時代に、朝鮮半島を経て、仏教とともに日本に入ってきたため、高麗(こま)から狛犬になったのでしょう。
シーサーは一体だけでなく、対にして2体で置くのが一般的。口を開けているものが雄で、口を閉じているものが雌です。風水ではこの陰陽2体が揃うことで、この2体の間が結界となり、家を殺気(=邪気)から守ってくれます。神社の入口に狛犬や阿吽の像が置かれていますが、これも一種の結界で、シーサーは、狛犬や阿吽の像と同様の働きをしてくれるということです】

「オスは大きな口をあけて悪を追い払い、メスは、口を閉じて良い運気を逃がさないようにしていると言う人もいます。そして置く場所は、人の出入りが多い玄関がおススメ。風水でも、玄関は色んな気が入ってくるところと言われています。そのため、玄関にシーサーを置くことは、風水的にも最高に良いことなのです」と言われています。

コメント投稿