知っていますか「伊奈の綱火」って

日本各地にはいろいろな行事があるものですね。有名な行事は話に聞いたり、幾つかは見物したりしましたが、おおくのものは始めて聞く行事です。
「伊奈の網火」もその一つです。

佐伯さんの時代小説の愛読者なので、「伊奈」と言うと「交代寄合伊奈衆異聞」シリーズを思い浮かべ静岡県と思ったのですが、実は茨城県つくばみらい市の祭で国指定重要無形民俗文化財なのだそうです。

高岡流と小松小張流の2つの流派がそれぞれ、空中に張り巡らせた綱の上で、花火を仕掛けた人形や船を操って芝居を演じ、最後には花火を点火する趣向だそうです。
この行事は8月23日と24日に愛宕神社で開催されます。

takaokaryuu 綱火01


8月23日といえば、七十二候によると新暦ではおよそ8月23日から9月6日頃までを「処暑」といい、暑さが少しやわらぐ季節になります。
朝の風や夜の虫の声に、秋の気配が漂い出すころと言われています。

処暑の詳しいことは別記事で紹介します。

コメント投稿