おはようございます。よく雨が降り続きますね。来週23日未明には台風が上陸するかもしれないとの予報です。
まだまだ雨が降り続きますヨ!!
次のような雨に関することわざを知っていますか。
雨に関することわざってたくさんあるのですが、その中から数点を取り上げてみました。
①蟻が巣の出入口を塞いでいると雨が降る
②カラスが盛んに水浴びをするときは雨が近い
③櫛が通りにくい時は雨
④煤が落ちると雨
⑤七つ下がりの雨と四十過ぎての道楽はやまぬ
それぞれの意味は次の解説を読んでください。
①の解説:蟻も気圧、湿度の変化を感じ取ることができるといわれています。
②の解説:古くから伝えられていることわざですね。
③の解説:空気中の湿気によって起こる現象から生まれたことわざです。
④の解説:湿度が高いときに煤が水分を吸収して重くなって落ちると考えられます。
⑤の解説:七つ下がりとは、午後 4時を過ぎた頃のことです。「夕方からの雨と 40歳を過ぎてから始めた道楽はなかなか止まらない」の意です。
なお、「七つ下がりとは」というのは、江戸時代の時間を表す言葉です。オッサンが好きな時代小説にはよく出てきます。参考までに江戸時代と現在の時刻の対比表を示しておきます。
現代時間-江戸時間対照表(春・秋分の日) 午前 0時-夜九ツ(子ノ刻) 1時-九ツ半 2時-夜八ツ(丑ノ刻) 3時-八ツ半 4時-暁七ツ(寅ノ刻) 5時-七ツ半 6時-明け六ツ(卯ノ刻)*日の出の30分前 7時-六ツ半 8時-朝五ツ(辰ノ刻) 9時-五ツ半 10時-昼四ツ(巳ノ刻) 11時-四ツ半 午後 12時-昼九ツ(午ノ刻) 13時-九ツ半 14時-昼八ツ(未ノ刻) 15時-八ツ半 16時-夕七ツ(申ノ刻) 17時-七ツ半 18時-暮れ六ツ(酉ノ刻)*日没の30分前 19時-六ツ半 20時-宵五ツ(戌ノ刻) 21時-五ツ半 22時-夜四ツ(亥ノ刻) 23時-四ツ半 |