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秋の気配が・・・

朝夕と虫の声が賑やかになってきました。吹き込んでくる風もヒンヤリとした感じです。
台風や残暑の到来で本格的な秋とは言えませんが・・・。

七十二候では、新暦の今日8月23日から9月6日頃までを「処暑」、つまり暑さが少し和らぐころで秋の気配が漂い出すころなのです。
台風と言えば「野分」もこの時期の兆しです。古い時代には台風のことを野分と呼んでいました。

処暑も3つの候に分けられます。

●初候-8月23日から27日ごろまで、「綿泭開く(わたのはなしべひらく)」と呼びます。
●次候-8月28日から9月1日ごろまで、「天地始めて粛し(てんちはじめてさむし)」と呼びます。
●末候-9月2日から9月6日ごろまで、「禾乃登る(こくものみのる)」と呼びます。

◆旬の果物 すだち、ぶどう、無花果

sudachi budou

ichijiku◆旬の魚介 かさご、ぐち(シログチ)、鰯

kasago guchi

maiwasi見た目はごつい感じのかさごは上品な味わいの白身魚です。シログチは刺身で食べると極上だそうですが・・・。鰯については説明の必要はないでしょう。
◆旬の草花 きんえのころ

kineno_2「ねこじゃらし」と言えばお分かりですよね。
◆旬の虫 まつむし

matumusi

このような姿で「チンチロリン」と鳴くのですね。すずむしと並んで、秋に鳴く代表的な虫です。
◆旬の行事 伊奈の綱火、吉田の火祭り、大曲の花火

yosida_himaturi oomagarit

伊奈の綱火についてはすでに紹介しました。

終戦記念日が・・・

70回目の広島・長崎の原爆記念日が終わり、明日12日は日航ジャンボ機墜落の30回目の慰霊の日。そして8月15日は70回目の終戦記念日。

今日は月曜日で「週刊漢字」掲載の日です。
終戦記念日に関連して軍隊と戦争に関する3つの漢字です。

統帥

恩賜

兵站

これらの漢字は普段あまり使われないもので読めても意味が分からないかもしれません。
安保法案の行方によってはこれらの漢字の読み方や意味を理解させられることになるかもしれませんよ。
戦争を経験された高齢者の方々には苦い思い出を呼び覚ますことになるかもしれません。

辞書などで調べて読み方と意味を調べてください。
答は次で・・・

 

(さらに…)

秋です

毎日真夏日や猛暑日が続いていて夏本番だというのに、「秋です」なんて言葉を発するのは暑さのため頭がおかしくなったと思われるでしょうね。

頭がおかしくなったわけではなく、暦というか七十二候では新暦のおよそ8月7日から8月22日ごろまでを「立秋」と呼びます。
暑い盛りですが、初めて秋の気配がほの見えるころ(立秋と呼びます)なのです。

丁度いまごろが旧暦7月7日にあたり、中国では七夕のことを「乞功節」といい、機織り上手だった織姫にあやかって、針仕事が上達しますようにと祈る日だそうです。

例によって立秋も3つの候に分けられています。

・初候 → 涼風至る-涼しい風が初めて立つころ
・次候 → 寒蝉鳴く-カナカナ・・・とひぐらしが鳴くころ
・末候 → 蒙霧升降す(のうむしょうこうす)-深い霧がたちこめるころ

この時期、奈良の燈花会や五山の送り火そして灯籠流しが行われます。

toukae okuri4 tourounagasi

五山の送り火は、上の写真のように東山如意ヶ嶽で「大」の大文字が点火され、西山に「妙」、東山に「法」、船山に「船形」、北山に「左」大文字、最後に曼荼羅山に「鳥居形」がともされます。

◆旬の魚介 しじみ、めごち、真だこ

sijimi megochi

◆旬の果物 桃
momo

◆旬の草花 つゆくさ、ほおずき、水引

tuyukusa houzuki mizuhiki

◆旬の虫 ひぐらし、おんぶばった

higurasi onbubatta

◆旬の野菜 新しょうが
syouga

広島そして長崎

もうお分かりですね。原子爆弾に見舞われた所です。
被爆70年を迎えた現在、まだ多くの被爆者が後遺症に悩まされています。

さて、広島そして長崎に原爆が投下された日を正確に答えられますか?
NHKの世論調査では次のように指摘されています。

被爆70年に合わせてNHKが行った世論調査で、広島と長崎に原爆が投下された日付について聞いたところ、正しく答えられなかった人がそれぞれ全国で7割程度に上り、専門家は原爆について意識を高めていく必要があると指摘しています。
NHKはことし6月下旬に、広島市と長崎市、それに全国の20歳以上の男女を対象に、コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかける「RDD」という方法で調査を行い、それぞれ1000人余りから回答を得ました。
まず、広島に原爆が投下された日付について聞いたところ、「昭和20年8月6日」と正しく答えられた人は、広島で69%、長崎で50%、全国で30%でした。
また、長崎に原爆が投下された日付について聞いたところ、「昭和20年8月9日」と正しく答えられた人は、広島で54%、長崎で59%、全国で26%でした。

10年一昔と言われますが、70年も経過すればほとんど記憶に残らないのも仕方がないのでしょうか?

今日の「週刊漢字」は原爆に関連する漢字です。

原子野

朝に紅顔

被服支廠

あまり一般的な漢字ではないので、正しく読めないかもしれません。

答は次で→

(さらに…)

幽霊のお話ですか?

今日から8月です。暑さは益々厳しくなります。今日も朝からほとんど風もなく30度を超える真夏日でした。
そして午後3時過ぎには35度を超える猛暑日になり、熱中症注意報が発令されました。
室内に居てクーラーのお世話になるばかりで運動不足です。

このような暑い時期には幽霊の怪談噺などで涼しくなるというのも一興ですが、オッサンはどうも幽霊は苦手です。

そうしたときに「読売家庭版8月号」の特集記事は「日本の妖怪」でした。
日本の妖怪は民話などに出てくるある意味では愛くるしい存在なのでオッサンは大好きです。
「妖怪ウオッチ」は子供たちの間で静かなブームになっていますね。

「河童」、「雪女」、「一つ目小僧」、「座敷童子」など日本各地に語り継がれています。
「日本列島"YOKAI"ガイド」と称して主な妖怪の県別地図が掲載されていました。これを表に整理し直したものが下の表です。

yokai

「一つ目小僧」はいろいろな県にでてくる妖怪と言うことが分かります。
この表を見て、オッサンの住まいする県の妖怪が紹介されていないのです。埼玉県に妖怪民話がないはずはありません。調べて見ました。数は少ないのですが下の表のようになりました。

saiyokai

埼玉県にも「一つ目小僧」妖怪伝説があるのですね。
hitotu

詳しくは「 妖怪伝説の旅 」をみてください。

いろいろ調べている間は暑さを感じることはありませんでした。

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