節分の日がやってまいりました。豆まき用の豆そして恵方巻用の太巻きの準備は整いましたか。
豆まきの時に、「福は内!鬼は外!」の掛け声と新聞の4コマ漫画ではありませんが「コロナは外!ワクチンは内!」の掛け声を追加して盛大に豆まきを行ってください。そして今年の神様がいる方角「恵方(ことしは南南東)」を向いて、巻き寿司を黙々とまるかじりして幸運を招いてください。
節分の日がやってまいりました。豆まき用の豆そして恵方巻用の太巻きの準備は整いましたか。
豆まきの時に、「福は内!鬼は外!」の掛け声と新聞の4コマ漫画ではありませんが「コロナは外!ワクチンは内!」の掛け声を追加して盛大に豆まきを行ってください。そして今年の神様がいる方角「恵方(ことしは南南東)」を向いて、巻き寿司を黙々とまるかじりして幸運を招いてください。
今日は「節分」の日です。
「節分」と「恵方巻き」について蘊蓄を傾けてみたいと思います。寄せ集めの知識で長くなり、退屈をするかもしれませんがお付き合いください。
「節分」は記念日ではなく年中行事のひとつです。昔は、節分の日をこえると、年が変わるといわれていました。良い年も悪い年も節分が境目という考え方からでした。
「節分」になると、「鬼は外!福は内!」と言いながら「福豆」を撒きます。その後自分の年の数だけ福豆を食べると縁起がよいといわれます。
また、古くから、節分の日には、恵方をむいて食べると縁起がいいとして、丸かぶり寿し、恵方寿し、吉方寿し、などいろいろな食べ物があったそうです。
そこに、関西地方の一部にあった、商売繁盛や無病息災などを願い、巻き寿司を丸かぶりする風習がミックスされ、恵方巻を食べる由来とされています。
今では「節分」といえば「豆まき」と「恵方巻き」と言われるようになりましたネ。
ところで、恵方巻には様々な具材が使われていますが、ベーシックな恵方巻には7種具材が巻かれています。
「7」という数字には、七つの宝という意味や、七福神の神様が七人など、縁起物として扱われます。その七種の具材を海苔で巻くことで、福を巻き込むという願いも込められているのだそうです。
7つの具材とは、「しいたけ」、「うなぎ」、「かんぴょう」、「高野豆腐」、「伊達巻」、「桜でんぶ」、「きゅうり」とのことです。
また、恵方巻きを食べるときに重要となるのが、方角です。
「恵方」とは、「その年に最も良いとされる方角」という意味があり、恵方を向いて恵方巻きを食べることがポイントとなります。
2020年の恵方は「西南西」です。
ということで最後に、皆さんご存じのこととおもいますが、恵方巻きを食べるときのルールはは以下の通りです。
・立っても座っても、食べやすい姿勢でよいのです。
・恵方を向いて食べる(最大のルールです!)
・口から離さないで一気に食べる
・お願い事をしながら食べる
・醤油はつけない
何かお役に立つような部分がありましたでしょうか?
①豆まき
子ども達がいないと節分の日の豆まきはなんとなく締まらない感じです。
これも古くからある行事の一つですから一応やる必要があるのでしょうネ。
②恵方巻き
そして、恵方巻きを食べる日でもあります。とは言ってもこれは昔からある行事ではなく、1989年広島のセブンイレブンで発売したのを皮切りに、全国区で発売されるようになったのが起源のようです。
今年の恵方は「南微東(だいたい南南東あたり)です。」
そして恵方巻きの食べ方のルールがあるそうです。
◎恵方巻きのルールその1
神様がいらっしゃる、恵方をむいて、食べている間はその方向だけを見ること。よそ見をしてはいけません。そうでないとご利益を得ることが出来ないそうです。◎恵方巻きのルールその2
恵方巻きを食べるときは、黙って食べましょう。食べ終わるまで黙って食べないと、ご利益を得ることが出来ないそうです。◎恵方巻きルールその3
恵方巻きを食べるときは、上品に切り分けたりせず、一本をがぶっと一気にいただきましょう。途中で休んだりすると、やはりご利益がなくなってしまうんだそうです。
食べ終わるまでそのままの方向を向き、一気に一本いただいてください!一気に食べることが大事なのです。
おおよそ今日から2月3日ごろまでは「大寒」といって寒さが厳しいころです。しかし日がしだいに長くなり、春へ向かう時期でもあります。
(注)例年ですと1月20日から「大寒」が始まりますが、2016年は1月21日からだそうです。
寒暖をくり返しながらだんだん春になっていきます。「三寒四温」ですね。
二十四節気や七十二候では最後の候となります。
何時ものように七十二候でお話しを進めます。
大寒も3つの候に分けられています。
・初候-款冬華さく(ふきのとうはなさく)。蕗の花が咲き始めるころです。1月20日~24日ごろです。
・次候-水沢腹く堅し(みずさわあつくかたし)。沢の水が厚く張りつめるころ。この時期に最低気温を記録します。1月25日~29日ごろです。
・末候-鶏始めて乳す。鶏が卵を産みはじめるころ。1月30日~2月3日ごろです。
◆旬の魚介 赤貝、わかさぎ、めひかり
下の写真の「めひかり」は、東日本大震災前は小名浜の親戚で食べさせていただいたものです。
◆旬の野菜 小松菜、みずな
◆旬の草花 南天、福寿草
南天は、「難を転じる」という意味に通じることから縁起が良いとされています。
我が家の庭には、どうした訳か金木犀の木の間から南天が顔を覗かせています。
◆旬の野鳥 あおじ、じょうびたき
◆旬の果物 金柑
◆旬の日 初地蔵、晦日正月
・初地蔵
初地蔵は街の人にとって今年一年を占うほどの縁日です。その年の初めの縁日にあたる1月24日がその日です。
社会の不安やお身体,家庭の不安も一度に取り去る御利益を頂く縁日です。
・晦日正月
1月31日のことで、晦日宵とか晦日節(みそかぜち)などと呼ばれます。正月を締めくくる日なのです。
◆旬の行事 節分
節分は、雑節の一つで、各季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日のことで、「季節を分ける」ことをも意味しています。江戸時代以降は特に立春(毎年2月4日ごろ)の前日を指す場合が多いそうです。
一般的には「福は内、鬼は外」と声を出しながら福豆(炒り大豆)を撒いて、年齢の数だけ(もしくは1つ多く)豆を食べて厄除けを行います。また、邪気除けの柊鰯などを飾るところもあります。
最近、節分に「恵方巻」を食べるようになりました。
『ルール1』太巻きをひとりにつき1本準備する。
福を巻き込むことから巻き寿司。縁を切らないよう包丁を入れずに丸ごと1本。七福神にあやかり7種類の具が入った太巻きが望ましい。巻き寿司を鬼の金棒に見立て、それを退治する意味もあるらしい。
『ルール2』恵方を向く
恵方とは、その年の幸福を司る歳徳神(としとくじん。年神様の別称)のいる方角のことで、その年の最も良いとされる方角です。
2016年の恵方は、南南東(正しくは南微東で、南南東やや右)です。
『ルール3』願いごとをしながら、黙々と最後まで食べる
しゃべると運が逃げてしまうので、食べ終わるまでは絶対に口をきいてはいけません。