7月7日ですね

tanabata

各地で七夕祭りが催されていると思います。ものの本によると、

七夕祭りはその昔は、宮廷と武家に限られたもので、これが民間に伝えられるようになったのは、近世に入ってからのことです。江戸時代の寺子屋教育の影響によって、織女星と牽牛星の星が一年でもっとも近づく七月七日にはこれを祭って、女の子は手芸の上達を願い、男の子は手習いの上達を願いました。また、幕府が七夕をふくむ五節句を制定したこともあり、七夕祭りは全国に広がっていったのです。

などと記述されています。
昔は手芸の上達と手習いの上達を願ったどうですが、今はどのような願い事を短冊に書き込むのでしょうか?

梅雨最中のようで毎日雨に祟られていますが、暦の上では「小暑」です(七十二候による)。
「小暑」とは、梅雨が明けて本格的に夏になるころのことで、新暦のおよそ7月7日から7月21日ごろまでのことを言います。

初候は7月7日から11日ごろまでで、「温風至る」と呼び、梅雨明け頃に吹く風を、白南風(しろはえ)と呼ぶそうです。
次候は7月12日から16日ごろまでで、「蓮始めて開く」と呼び、夜明けとともに水面に花を咲かせます。行田にある古代蓮はもう花を咲かせましたね。
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末候は7月17日から21日ごろまでで、「鷹乃学を習う(たかわざをならう)」と呼びます。
「土用の入り」は7月20日ごろに土用入りをします。
土用と言えば「うなぎ」ですね。白焼き、うな丼、と聞いただけでよだれが流れます。でも今年も値段が高くてなかなか天然のうなぎを食べることが出来そうにありません。

◆旬の魚介 こち、かれい、うなぎ
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かれやうなぎは良く知られていますが、「こち」はあまり馴染みの薄い魚ですね。夏を代表する高級魚で、必ず夫婦一緒にいる魚だそうです。
◆旬の野菜 沖縄の夏野菜、とうもろこし、もろへいや
沖縄の夏野菜とは、ゴーヤー、とうがん、へちまです。
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夏の疲れを取ってくれる野菜です。
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もろへいやは夏のネバネバ野菜でこれも夏の疲れを取ってくれる野菜です。
◆旬の虫 アゲハチョウ
agehachou

◆旬の野鳥 ハチクマ
hachikuma

夏鳥ですが、ハチの巣を襲って幼虫やさなぎをたべることからこの名がつけられたそうです。
◆旬の行事 ほおずき市、藪入り
hozukiichi紹介した写真はインターネットから借用しました。

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