2015年06月11日 アーカイブ

日本の伝統芸能

手妻」ってごぞんじですか?「手品」の書き間違いではありません。
6月11日(木曜日)午後4時50分からのNHK「ニュースシブ5時」で紹介されていました。

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「手妻」(または我妻)とは、Wikipediaに次のように説明されています(要約です)。

「手妻」という言葉は江戸時代初期に表れたもので、それ以前、手品にあたるものは、手品、品玉、放下(ほうか)、幻術、外術、奇術、散楽…と、時代により様々な呼ばれ方をされてきた。「手妻」の語源は「手を稲妻の様に素早く動かすから」。
ちなみに「和妻」いう名は、明治になり西洋の手品が日本に輸入されたことで、それまでの日本の手妻と外国の奇術を区別するために前者を和妻、後者を洋妻、と呼び分けたのが始まりである。
また、江戸時代での「手品」と「手妻」といった名の違いは、前者は装置・仕掛けの物、後者は手先の技でみせる物の事を指していた。

現在手妻師と呼ばれるのは日本中で10数人ほどだそうです。第一人者は「藤山新太郎」さんで、若手のホープは弟子の「藤山大樹」さんだそうです。

今夜のNHK番組に出演されていたのは藤山大樹さんでした。テレビをご覧になっていなかった方は「 藤山大樹さんのホームページ 」をご覧になって下さい。

また、手妻がどのようなものかYouTubeに紹介されていましたのでご覧になって下さい。

「茶の湯」、「生花」や「能」なども日本の伝統芸能で皆さんご承知だとは思いますが、江戸手妻も伝統芸能の一つだったのですね。