2015年07月 アーカイブ

料理人季蔵捕物控

現在「料理人季蔵捕物控」の第1シリーズ第8巻を読んでいます。

hettuimesi

各巻1冊が4つの話から構成されています。
そして1冊で4種類の料理の料理名・材料・作り方が紹介されています。
事件の方は1話で終わる場合もあるし、連続する場合もあります。
つまり料理のほうが主で事件の方は季蔵の裏の仕事なので從という扱いになっています。

中には勉強になることも記載されています。

さて、第8巻は表題の「へっつい飯」が第1話になっています。そして第3話に「イナお化け」があります。「イナお化け」とは「イナ」という魚を使った料理の名前なのです。

「イナ」とは聞き慣れない魚の名前でした。「鯔」と書けば分かりますか?
これで「イナ」とも「ボラ」とも読むのです。「ボラ」といば魚だと言うことは分かりますが。
この本にはつぎのように記述されています。

「イナの親、鯔って面白い魚よね。一応、出世魚ってことで、ハク、オボコ、イナ、ボラ、トドと呼び名が変わって、大きくなってくんだけど、オボコもイナも、トドまで、良く知られた意味があるんだもの」
オボコにあやかって、世間では若い生娘のことをおぼこと言う。鯔背というのは、勇み肌で粋な若者のことだったが、魚河岸の若者がイナの背のように髪を結んでいて、たいそう格好よく映ったのがはじまりだった。トドは体長二尺(約60センチ)以上の鯔の大魚のことであり、"とどのつまり"という言葉もこれに関わって出来た。

というくだりは江戸時代が背景にあるとは言え、現在でも通用することでもあり、オッサンはこのように詳しいことは全く知らなかったので勉強になりました。
各巻にはこのような勉強になる記述もよく出てきます。

各巻には料理の作り方も書かれていますが、オッサンにはとても手出しが出来るものではありません。
料理に関心がありある程度料理に自信があれば造ってみたいとおもうかもしれませんね。
第1シリーズもあと19巻残っています。
明け方に眠れないから読むとすれば完全に睡眠不足で倒れてしまいそうですね。

 

読書です

毎日猛暑日が続いています。そのせいか夜は風もない熱帯夜!!
オッサンみたいな熟年者("年寄り"と書きたいのですが、見栄をはりました)には身体にこたえます。その結果慢性睡眠不足症に罹ったみたい。

その上お隣のオッサンよりも少し若い熟年者の方が、午前4時頃になると起き上がり畑に行く用意をしているのでしょう賑やかな音や声を張り上げています。奥さんも大変でしょうが、オッサンは目が覚めてしまい引き続き眠ることさえできません。
もっとも後2時間もすれば起床する時間なので眠るわけにも行かず、本を読んで2時間を過ごす毎日なのです。

愛読書(?)である佐伯さんの時代小説シリーズでもあれば良いのですが、1月に1冊の割合でしか新刊を提供してくれません。
そこで、最近は和田はつ子さんの「料理人季蔵捕物控」を読むようになりました。

詳しい物語については省略しますが、一膳飯屋の料理人である季蔵が先代ら受け継いだ店で、先代が料理書き残した料理手帳を参考にしながら新しい料理を作り常連客などに提供して喜ばれる。
一方、これも先代から受け継いだ北町奉行の影の捜査人としても活躍するというストーリーなのです。

第1巻は2004年に出版され、2014年までに27巻が出版され第1シリーズが完結しました。
そして今年7月に第2シリーズの第1巻「夏おにぎり」が出版されました。

オッサンがこのシリーズに興味を示したのは第2シリーズからなのです。
丁度佐伯さんの時代小説にぽっかりと穴が空き、なにか代わりになる小説がないか探していた時でした。
高田郁さんの「澪つくし料理帖」を面白く読んだことを思い出し、この「料理人季蔵捕物控」も面白いのではないのかなあ、と「夏おにぎり」を購入したのが始まりでした。

この第2シリーズは第1シリーズの続編なので、登場人物や人間関係を知っておく必要があると思い、第1シリーズの第1巻から読み始めてみようと思い立ったわけです。

暑い!暑い!

毎日「暑い!暑い!」と叫んでいるオッサンですが、今日もこの叫びが続きそうです。
気温はうなぎ登り、無風状態とくれば今日も猛暑日になりそうです。

午前9時現在室内の温度は30度を超えています。

このまま推移すると間違いなく午後には・・・。想像もしたくありません!!

今日は月曜日。毎日新聞の「週刊漢字」掲載の日です。
今回は島の名前がお題です。暑さのせいか何時もより易しい漢字なのですぐ読めるでしょうし、どうして有名になったかも分かるでしょうネ。

端島

賢島

口永良部島

参考までに答を次に掲載します。

(さらに…)

土用丑の日でした

今日は風もなく非常に蒸し暑い1日でした。
普段昼間はガラス戸を開けておけば風が通り抜けてクーラーのお世話にはならないのですが、さすがに今日の蒸し暑さに堪えきれず昼過ぎからクーラーの世話になりました。

ソファーに横になり本を読みながらウトウトしていたら、突然ガタン!という音を立ててブレーカーが落ちてしまいました。
クーラー以外に電源は入れていないので、理由が分からずブレーカーをオンにしたのですがすぐにブレーカーが落ちてしまう始末なのです。

ブレーカーパネルに書かれているチェックリストに従ってチェックしたところ、どうも1階の電源から漏電している模様なのです。
1階で電源を使っているのは、クーラー・ガス給湯器・洗濯機・冷蔵庫・テレビ・電話機・トースター・コーヒーメーカーそして電子レンジなのです。
クーラーと冷蔵庫以外は電源はオフになっていました(もっともコンセントにコードは差し込んでいましたが)。

こうなると素人考えは無理だと思い東京電力に相談しようとしたのですが電話が通じません。
ブレーカーを触っているうちに電気が通じました!即東京電力に電話をしているうちにまたブレーカーが落ちてしまいました。
仕方がないので恥を忍んで(?)お隣に電話を借りに行き東京電力に説明し、係員を出張させて頂くことになりました。1時間か1時間半くらいで訪問できるとのこと。

30分程で検査担当の係員が2名訪ねてきてくれました。
検査の結果やはり1階のいずれかの器具の漏電が原因だろうと言うことで、1つ1つチェックをしていって冷蔵庫のコンセントが漏電の恐れありという事になりました。

コンセントのチェックをするために冷蔵庫を少し移動させたところ、あら不思議や漏電現象が解消されました。理由は分かりません!
コンセントにホコリが溜まり漏電現象が出てきたのか、あるいは冷蔵庫内部の冷却装置の水が漏れて漏電現象を示したのかもしれないと言うことでした。

あれから5時間程経過していますが、今のところブレーカーが落ちることはありません。
コンセント周辺は機器の裏側などにあり充分掃除に手が回っていないのでホコリが溜まって漏電現象が起きるのでしょう。これが酷くなると火事につながる恐れもあります。

検査費用3000円(税込)を支払う羽目になりました。

よく考えたら今日は土用丑の日です。験直しに鰻重を買ってきて発泡酒の肴にして美味しく頂きました。

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これがその鰻重です。値段的に4種類ありましたが、上から2番目の値段でした。どうゆうわけか4種類とも卵厚揚げ1切れと大根の漬け物がついていました。
これには何か意味があるのでしょうか?

椋鳥の雛-その後

昨日紹介した椋鳥の雛ですが、猫に襲われることもなく親鳥の世話を受け無事巣に戻ったようです。

籠に入れた雛を木の枝に乗せていたところ親鳥が餌を与えるようになりました。
それを繰り返ししているうちに雛も元気になり飛び上がれるようになったのでしょうか、親鳥について飛び上がるようになりました。
多分巣に戻ったのだろうと思います。籠が空っぽになり親鳥たちの喧しい鳴き声も聞かれなくなりました。

と言うことで椋鳥の雛に関する大騒ぎも無事一件落着となりました。

しかし自然界に生きる鳥たちは逞しく生きていくものなのですね!!

これに比べて人間様のだらしのなさが・・・。

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