2019年06月05日 アーカイブ

柔かい印象を与える言葉

腰痛に悩んでいるオッサンです。普段運動をしているかどうかに関わりなく腰痛は訪れてくるものなのですね。最近当地では杖をついて歩く男女の方を多く見かけます。
幸いにしてオッサンはまだ杖のご厄介にならない状態です。

話は変わりますが、以前大和言葉について話をしたと思います。その時の話と重複する箇所があるかもしれません。
話し言葉は時代の変化に伴って変化していくものかもしれませんネ。
ところが、時代の変化に関係ない言葉があります。それが大和言葉で、日本古来から使われてきた言葉のことです。人に軟らかい印象を与える言葉でもあります。
①人からの意見や提案を了承する際によく「了解しました。」と言いますよね。電話やメールなどでもよく使われることが多いです。
この「了解しました」というのを大和言葉に変換すると「承りました」となります。
「了解しました」と単に一言で書くよりは「承りました」に変換することで相手に気持ちがこもった返答にすることができると思います。
②ビジネスで使う単語はたくさんありますが、よく「お世話なります」という言葉を使いませんか?今では挨拶代わりのように使われています。
この言葉を大和言葉に変換すると「お引き立て」となります。「いつもお世話になっております」を「いつもお引き立ていただいてありがとうございます」のすると美しい言葉に変わります。
また「時間がある時にお電話していただけますか?」という場合、「お手すきの時にご連絡いただけたら幸いです」と言うととても丁寧ですよね。
③人間社会では人付き合いは必ずと言っていいほど必要になります。特に目上の人に対しては丁寧な対応をする方がいいです。例えば目上の人に何か品物を贈る時に「つまらないものですが・・」と言って渡す方も多いですが、「つまらないもの」というよりは大和言葉を使って「心ばかり」「ほんのしるし」という単語を使うとより丁寧で、美しい言葉に変わります。
この他にも大和言葉を使うことで柔かい印象を他人に与えることができると思います。

また大和言葉について触れてみたいと思います。その折にはまたお付き合いください。