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1月最後の頭の体操です

早朝の気温が氷点下という日が続いています。
18日に降った雪を道路の両端に積み上げたのですが、その積み上げた雪がまだ溶けきれずに残っています。特に日陰の部分の雪はなかなか溶けず、気温の低さから凍りついてしまい溶けるのに時間が掛かりそうです。

寒い寒いと言っているうちに、あと1週間で1月も終わりです。
と言うことで、週刊漢字のお題提出も1月分は今日が最後となります。
今年は申年なので芸能関係で「さる」に関する漢字3題です。あまり馴染みの無い世界の漢字なので読み方や意味に戸惑うかもしれません。

申楽談儀

猿女

靱猿

オッサンも正しく読めたのは1つだけで、意味は3つともお手上げでした。

答は次でどうぞ→

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六曜を思い出してみましょう

カレンダーをよく見てみると、日付や曜日の他に「大安」や「友引」「仏滅」などの言葉が書かれているのを見たことがありますよね。そうですあれが、「六曜」です。

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この六曜入りのカレンダーを市が作成して住民に配布しようとしたのですが、差別を助長するので配布するのは控えるのがよいなどといった物議を醸し出して、結局配布することを断念したそうなのです。
そんなに古い話ではなく昨年末の九州は大分県の市でのお話しなのです。
しかし、明治時代には政府が六曜は迷信だとして、これを一切禁止した過去があるので昨年末の九州のお話しも突飛なことではないのかもしれませんね。

しかしその後、六曜は必要という世論を受け、結局は完全に廃止されることはなく、現在に至っています。とは言え、最近の特に若い世代においては、六曜はそれほど重要視されていないため、六曜自体を知る人は世代が若くなるにつれて少なくなっていますね。
オッサンもせいぜい「大安」「仏滅」「友引」かといったことを気にする程度ですから。

ということでオッサンも勉強するため「六曜」について簡単に整理してみました。
まずは「大安」からです。

◆大安
大安は、「たいあん」と読み、大いに安し、という意味があります。六曜の中で最も吉の日となっています。特に結婚や結納などを行うには最適とされているので、現代も大安にこだわって挙式の日を選ばれる方は多いようです。もっとも大安にこだわっているのは結婚する若者ではなく、年寄りたちのこだわりなのかもしれませんね。
引越しや地鎮祭、お参りなどを行う際に大安を選ぶというのも多いようです。

◆仏滅
仏滅は「ぶつめつ」と読み、仏も滅するような大凶日という意味があります。何をしても最悪とされます。ただ、仏滅は物滅として、それまでの物(事)が滅び、新しく始まる、という解釈をし、大安よりも結婚や引越しを行うには最適の日だと考える場合もあるようです。

◆先勝
先勝は「せんしょう」「せんかち」「さきかち」などと読み、先んずれば即ち勝つ、という意味があります。
何時でも先んずれば勝というわけではなく、午前中は吉とされているものの、午後2時から6時までは凶ということなのです。

◆友引
友引は「ともびき」と読み、凶事に友を引く、という意味があります。
友引は、大安に続いて吉日と言われていますが、朝は吉、昼は凶、夕方は大吉となっているので、結婚式などは昼に行わないところもあるようです。
また、友引に葬式を行うと「友を冥土に引き寄せる」とされ、昔から火葬場は友引には休業するのが決まりでした。

◆先負
先負は「せんぶ」「せんぷ」「さきまけ」などと読み、先んずれば即ち負ける、という意味があります。
この日は急いで何かを決めたり、外出することを避け、平静に過ごすのがよいとされています。
また、午前中は凶ですが午後からは吉となっているので、何か用事を行う時は午後からの方がよいのだそうです。

◆赤口
赤口は「しゃっこう」「しゃっく」「せきぐち」などと読まれ、赤舌日といって、羅殺神が支配する日で不吉な日となっています。
赤口は、厄日とされ、何をするにも止めた方がよいと言われていますが、午前11時から午後1時まではかろうじて吉とされています。
それ以外の時間帯は凶となっており、特に赤という字から連想させることから、火や刃物に注意する日と言われています。

如何でしたか?知っていましたか?
この六曜が差別を助長する、という主張がオッサンにはよく分かりません。多分六曜が迷信だからということなのでしょうね。

雪に見舞われました

昨日の予報で、今日は強力な低気圧の影響で関東地区でも積雪に見舞われるだろうということでした。
もし雪が降っても、当地ではたいした積雪にはならないだろうとたかをくくっていましたが、午前6時頃起き上がって外を見てビックリ!!
10センチ近く雪が積もり、まだ雪が降り続いていました。

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近くを走るJR線も積雪のため運転を見合わせていました。
考えてみると、当地は秩父山系に近く秩父地方の積雪量が32センチとのことですから、当地で10センチの積雪はおかしくないでしょうね。

午前9時過ぎ頃から雪はやみ雨に変わりました。

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庭の梅の木には雪の華(?)が見事に咲いていましたし、右側の金木犀は梅の木の高さに近いほど伸びていましたが、雪の重みでご覧の通りです。

今日は週刊漢字掲載の日です。二十日正月を目前にして寒中お見舞い申し上げます。
次の漢字の読み方と意味は分かりますか?

頭寒足熱

温石

埋火


答は何時もの通り次で→

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週刊漢字です

今年2回目の週刊漢字公開日です。「成人の日」で旗日なのですが、少し頭を使ってください。

昔の成人に関する漢字3題です。読めますかそして意味は分かりますか?

加冠

大童

裳着

回答は、昔の成人と現在の成人式に至るまでの情報の後の「次で→」で。

成人を祝う風習は古来から存在していました。男子は、髪を結い冠または烏帽子をつけ、服装を改め成人したことを周囲に示しました。また、幼名から烏帽子名に改名する風習も盛んでした(元服・烏帽子<えぼし>式)。女子の場合は"裳"という腰から下にまとう衣服を身に付ける裳着<もぎ>、髪を結い上げる髪上<かみあげ>、歯を黒く染める鉄漿<かね>(お歯黒)付けを成人の儀礼としました。
一方貴族のように位の高い人々のみにとどまらず、各地の村々でも村人たちが定めた成人の儀式が行われていました。しかしそれは、現在のようにある一定の年齢(20歳)を越えれば成人といった年齢基準ではなく、例えば「1日に60キロの柴を刈って12キロ売り歩けたら一人前の男である」など、年齢に関係なくその行為が出来れば成人として認めるといったものでした。これらの儀式は成年式・成女式などと呼ばれていましたが、明治以降一部の地域を除き、衰退してゆきました。
明治以降になると、男子は兵役につく義務を課せられました。兵役につくためには徴兵検査を受ける必要があり、この徴兵検査が成人式の意味をもち、成人式制定のきっかけとなりました。

週刊漢字の答は次で→

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仕事始めですね

新しい年を迎えたと思ったら今日は1月4日です。官庁を初め各企業とも仕事始めの日なのですね。
年末年始を田舎で過ごした方々行き帰りの交通機関の混雑でお疲れになったでしょう。
疲れた身体で仕事始めでは辛いことでしょうね。
年末年始は如何お過ごしでしたか?

子ども達と一緒になってたこ揚げをしたり、羽根つきをしたり、カルタ取りをしたり楽しく過ごされましたか?
という楽しみ方は一昔二昔のお話しで、子ども達はスマホなどでゲームに夢中になっていて親子で遊ぶことはないのかもしれません。
大人同士なら百人一首で優雅な遊びを、というのも古い昔のお話しでしょうか?
百人一首発祥の地京都の八坂神社では「かるた始め式」が1月3日に催されたそうですよ。

前置きが長くなりましたが、今年最初の月曜日、つまり週刊漢字掲載の日なのです。

今日のお題は上で触れた百人一首からの3題です。

百敷や

夜半の月かな

わが庵は

この語句は読めますか、どのような歌であったか覚えていますか。

答は例によって次で→

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