1年のうちで昼が最も短く、夜が最も長い節季であり、大きな変わり目の時季です。1年が終わって新しい年が始まる時季でもあり、多くの行事が行われます。寒さが本格的になり、自然界では動物たちも冬の装いに変わります。「冬至」は次の「小寒」までの間の12月22日から翌年の1月4日頃までの期間です。
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北風:この大陸から冷たい北風が日本列島に吹き付けます。日本海側に大雪を降らせて本州の山々にぶつかります。太平洋側に抜けると乾燥した冷たい風になります。これも冬の風物詩のひとつです。 |
■七十二候の区分
■旬のもの
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かぼちゃ: 17世紀に日本に伝えられ、カンボジアからきたので「かぼちゃ」となった説があります。
冬至の日にかぼちゃを食べるのは、江戸時代から、風邪にかからず福が来るといわれています。 |
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ねぎ: 「根深ネギ(白ネギ)」と「葉ネギ(青ネギ)」に分けられます。東日本は「白ネギ」、西日本は「青ネギ」が一般的に食されるそうです。鍋料理、炒め物、薬味などで活躍します。「下仁田ネギ」が有名です。 |
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ふぐ: 日本では重要な食用魚であり、高級魚としても知られています。刺身や鍋、干物などいろいろな調理法があります。
多くの種が猛毒を持っているため調理には十分な知識と経験が必要です。 |
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ひらめ: 水深200メートル以下の砂泥底に住み、産卵期には浅い場所にまで上がってきます。
この時季のひらめは「寒鮃」と呼ばれ、特別美味なことで知られています。 |
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カボチャのいとこ煮: キッコーマンのレシピ集から
■材料(2人分)
かぼちゃ 350g
ゆであずき 100g
片栗粉 小さじ1
(A)
・キッコーマンいつでも新鮮しぼりたて生しょうゆ 大さじ1
・砂糖 大さじ1
・水 1カップ
■つくり方
①かぼちゃは種とわたを取り、3cm角に切り、皮をところどころむく。
②鍋に(A)を入れて沸騰させ、(1)のかぼちゃを並べ入れ、蓋をして約15分、かぼちゃがやわらかくなるまで煮る。
③別の鍋に(2)の煮汁1/4カップを入れてゆであずきを加え、片栗粉を水小さじ2で溶いて加え、混ぜながら沸騰させ、とろみをつける。
④(2)のかぼちゃを器に盛りつけ、(3)のゆであずきをかける。
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除夜の鐘:除夜の鐘とは、大晦日(12月31日)の深夜0時をはさんでつく鐘のことを言います。ちょうど日付けが変わり新しい年になる時を鐘をつきながら迎えます。
人には百八つの煩悩(ぼんのう)があると言われ、代表的なのは、貪(むさぼり)、瞋(いかり)、痴(無知)の気持。その煩悩を祓うために、除夜の鐘をつく回数は108回とされています。鐘の音は仏の清らかな声、仏の教え。その鐘の音を聞くことによって、この1年に作った罪を懺悔し、煩悩を除き、清らかな心になって新しい年を迎える。除夜の鐘は、そんな行事です。
除夜の鐘を108回撞くことは、よく知られていますが、「煩悩が108だから」というのがよく言われる理由です。しかし、結果からいうと、108というのは「大変多い」ということです。
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初夢:「大晦日の夜から元旦の朝にかけてみる夢」「正月2日の夜に見る夢」など諸説ありますが、一般的には新しい年を迎え最初に眠った日の夜に見た夢のことを指すと言われています。
1月1日~2日にかけて見る夢を指すのが通常のようです。初夢に見ると縁起が良い物とされる諺に 一富士(ふじ)、二鷹(たか)、三茄子(なすび)があります。そして、四扇(おうぎ)、五煙草(たばこ)、六座頭(ざとう)と続く場合もあります。
●よい夢を見るには、
・七福神や宝をのせた宝船の絵を枕の下に敷いて寝る。
・宝船の裏側に獏を描くと、さらに良い。
・悪い夢を食べてくれるという獏の絵や、「獏」という字を書いた紙を枕の下に敷いて寝る。
●悪い夢を見たときは、
・逆夢として夢とは逆のことが起きると笑い飛ばします!
・「ゆうべの夢は獏にあげます」と3回となえます!
・ 宝船の絵に託して川(水)に流します。
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