2015年06月 アーカイブ

資源回収と梅の実

◆毎月第1日日曜日は、当団地の資源回収日なのです。

新聞紙、雑誌、単行本、段ボール、古着などを出すことができます。
これらの資源は業者が引き取り、資源の種類で決められた単価で算出された金額が団地自治会に振り込まれることになっています。

先日衣替えのために衣類の整理をしていたら、古びたものが幾種類か出てきました。まとめたら大きなゴミ袋1袋分になりました。

ついでだから単行本で出版年代が古いものの整理をしたところ約50冊も集まりました。
パソコン関係の古い専門書なので、ブックオフなどの買い取り業者では引き取ってはくれません。そこで資源回収の出番でした。

と言うことで今朝古着と本の束を集積場へ持っていきました(量が多いのと集積場が一寸遠いので車に積んで行きましたが)。
立ち会いの自治会役員の方から「ご協力有り難うございました!」とお礼を言われて一寸照れくさかったのですが・・・。

この他にも50~60冊の出版年代の古いパソコン関係の単行本がありますが、これらの本は処分できません。
なぜならばこれらの本はオッサンが著作者なので記念に保管しておきたいからです。

◆昨日昼頃から午後3時頃にかけて我が家の梅の実を採ってくれました。

近所の方が梅酒を造ったり、梅干しを漬けたりそしてジャムを造るので実を採らせて欲しいとの申し入れがありました。
オッサンは梅酒などを造る気はありませんし、実を採る気持ちもないので渡りに船と思い気持ちよくお願いしました。

一昨日までの間、風や雨で地面に落ちた実がバケツ4杯分(約10Kgほどでしょうか)もありました。これらの実は下に落ちて割れたものが多く、大部分の実は畑の飼料として引き取って貰いました。ヒビがあっても良好なものはジャムを造るのに使えると仕分けていましたが・・・。

昨日の梅の実採取の結果、1個の実は直径約4cmくらいで40Kg強採れたと大喜びでした。オッサンも毎朝落ちた梅の実を集める必要もなく大助かりです。

あとは梅の木の剪定を何時にするかをかんがえなければなりませんね。

梅雨入りですね

オッサンが苦手とする梅雨の時期です。雨が降りじめじめとし蒸し暑い天気が続くのには閉口します。
体中黴に覆われるような気がして何となく意気が上がりませんネ。
麦や稲などには惠の時期かもしれませんが・・・。

七十二候によると、この時期は稲や麦など穂の出る植物の種を蒔く頃で「芒種」と呼びます。
そして田植えの時でもあります。
オッサンも経験がありますが、数本ずつ束ねた苗をひとつひとつ手で植えていました。今では田植機という便利なものがあり人手で苗を植える光景に出くわすのは希でしょうね。

この「芒種」は6月5日から6月20日ごろまでの時期を指します。例によって3つの候に分けられています。

●「初候」は「蟷螂生ず-かまきりしょうず」と呼び6月5日から9日ごろまで。
畑仕事の目安になる七十二候にかまきりが登場するのは、稲や野菜には手をつけず、害虫を捕らえてくれるからだと言われています。
kamakiri

おっさんは蟷螂は苦手です。このようにイラストの蟷螂でもご免です!!
●「次候」は「腐草蛍と為る」と呼び6月10日から15日ごろまで。
蛍が灯りをともし、飛びかうころなのです。
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昔の人は、腐った草が蛍に生まれ変わると信じたそうです。
●「末候」は「梅子黄なり」と呼び6月16日から20日ごろまで。
「梅子」は「梅の実」と読みます。
梅の木

我が家の梅の実は直径2センチくらいの大きさに生長しています。風が吹くと梅の実が落ち、風が吹かなくとも「万有引力の法則」にしたがって落ちてしまいます。
もう大きなバケツに4杯くらい落ちていて畑の飼料に利用されました。それでも、まだ枝にびっしりと実が付いています。

恒例のこの時期の旬のものの紹介です。
◆旬の魚介 あいなめ、スルメイカ、すずき

ainame surumeika

suzuji

◆旬の野菜 らっきょう、トマト

rakkyo tomato

◆旬の草花 苗代苺、すいかずら

nasiroichigo suikazura

◆旬の果物 梅
umemi

◆旬の日 稽古はじめ、暑中見舞の日、父の日
・「稽古はじめ」→昔から芸事の世界では、稽古はじめを六歳の六月六日にすると上手になるといわれています。
・「暑中見舞の日」→6月15日は暑中見舞はがきが初めて発売された日です。手書きの便りは嬉しいものです。最近はワープロになりましたが、それでも嬉しいものです。オッサンの年頃になると、鬼籍に入られた方が多く受けとる数が激減します。
・「父の日」→6月の第三日曜日(今年は6月21日)です。「母の日」の付け足しのようですが。

◆旬の行事 田植えの祭
六月の田植え時期には、田の神様に豊作を祈る祭が行われます。大阪の住吉大社で行われる「御田植神事」が有名です。住吉大社のホームページには次のように記載されています。

神功皇后が田んぼを設け、御田を作らせたのが始まりだといわれています。母なる大地に植付される苗には、強力な穀霊が宿るものとして考えられていました。田植えに際して音楽を奏で、歌をうたい踊りや舞を演じるのは、田や植付する苗に宿る穀物の力を増やすためです。穀物が豊かに育ち、稲穂が十分に実る秋を迎えるための儀式として、今でもおごそかに行なわれています。

八乙女の田舞   
盛大で賑やかな踊りや舞が繰り広げられることで有名です

植女や稚児など、行事に関わる人は、お祓いを受け、まず第一本宮で神事の奉告祭を行います。そして行列を整えて御田へ向かいます。その後、御神水を御田の四方に注ぎ清め、早苗の授受が行なわれます。

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今日から6月です

衣替え・梅雨入りと少し鬱陶しい時期を迎えました。

6月の旧暦の呼び方は「水無月」なのですね。シトシトと雨が降る時期なのになぜ「みずのないつき」と呼ぶのでしょう?
実は「無」は助詞で「の」と読むのだそうです。「水無月」は「みずのないつき」ではなく「みずのつき」なのです。つまり、田植えをするときは、田んぼに水をはるので、「水張り月」といったことから「みなづき」になった説があります。

いずれにしても梅雨の時期は嫌!ですね。

今日は「週刊漢字」掲載日です。衣替えに関連する夏服関係の漢字3題です。

夏衣

上布

紅型

正しく読めましたか?そしてどのような夏服か分かりましたか?

答は次でどうぞ・・・

(さらに…)

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