山に積もっていた雪が里にも降り積もり、季節は真冬。
重々しい灰色の雲が空を塞ぐ｢雪曇｣の日も多くなります。

二十四節気では、１２月７日から２１日ごろまでを｢大雪｣と呼びます。
七十二候ではこの間をさらに３つに分けます。
●閉塞成冬(そらさむく、ふゆとなる)：１２月７日～１２月１０日ごろ
天地の気が塞がれ、冬がおとずれる頃。空は重い雲に覆われ、生き物はじっと気をひそめています。塞ぐという言葉は、寒さから人々を守るという意味でとることもできます。

●熊蟄穴(くま、あなにこもる)：１２月１１日～１２月１５日ごろ
熊が冬ごもりの時期に入り、穴にこもる頃。春になるまで、穴の中で過ごします。熊だけではなく、しまりすや蛙、こうもりも冬ごもりを始めます。

●鱖魚群(さけのうお、むらがる)：１２月１６日～１２月２１日ごろ

鮭が川を遡上する頃。海で育った鮭は、産卵のために自分の生まれた川へと里帰りをします。北国では冬を代表する光景のひとつであり、迫力のある遡上を見ることができます。

	●魚　甘鯛 古くから高級魚として扱われている。 水っぽいので水分を抜くと甘みが際立つ。
●野菜　天王寺カブ 大阪天王寺付近発祥の 大カブで、甘くて滑か。

	●果物　 洋梨 シャリシャリとした食感ではなく、とろけるような甘さが特徴的です。
●花　シクラメン 鮮やかな花が冬枯れの季節に 色取りを添えてくれる。 ｢篝火花｣ともいわれる。

	●生き物　ムラサキシジミ 羽を広げると青紫色だが、閉じると枯れ葉色に変わる。
●行事　だるま市 坂東三十三観音の五番札所として有名な飯泉山勝福寺(飯泉観音)では、関東地方で一番早くだるま市が開かれます。

朝から青空が広がる天気になり、洗濯物も良く乾くだろうし布団類もホンワカとなることでしょう。

昨日｢２０１６年流行語｣の大賞とベストテンが発表されました。
大賞は｢神ってる｣に決まりました。予想通りでしたかそれとも意外でしたか？

大賞を含むベストテンは次のとおりでした。

今年もこの１２月で最後の月となります。
今年最後の月そして新しい年を迎えるということで何かと落ち着かない日々を過ごす事になりますね。

天気も落ち着きがありません。明け方は雨が降っていましたが、やがて雨も上がり午前１１時頃からは日が差す天気になりました。
やれやれ！と思っていたら午後２時過ぎ頃から曇り空に変わり、また午後４時過ぎには薄日が差し始めるという具合の当地です。

なにも天気まで師走の慌ただしさに巻き込まれることはないと思うのですが・・・。

そして今日は｢カイロの日｣なのだそうです。
カイロの需要が高くなる時期である12月の最初の日を記念日として、日本カイロ工業会が1991年に制定したのだそうです。
カイロと言えば”ホッカイロ”です。カイロは日本生まれの日本独自の保温具で、石を温めて懐に入れた江戸時代の「温石(おんじゃく)」がルーツといわれているそうです。

年末に向かって冷え込みが厳しくなります。ホッカイロにご厄介になるときも多いのではないでしょうか。
ホッカイロを使うときは｢もまず｣に貼り付けるように心がけてください。