2023年06月17日 アーカイブ

坂の名前

今日も蒸し暑い一日になりそうな当地です。
ご承知だと思いますが、東京都心には神楽坂や道玄坂、紀伊国坂、芋洗坂、九段坂、乃木坂、一口坂、富士見坂、魚籃坂、於多福坂、幽霊坂など数多くの名前の付いた坂があります。

【東京都心には名前の付けられた坂が600以上もあり、全国的に見ても圧倒的に数が多い。なぜ東京都心の坂にはこれほど名前が付いているのか。
これらの坂は江戸時代に名前が付けられたものが多い。そして、これらの場所には寺院や神社、武家屋敷が多く、その土地には町名がなかった。しかし、そこで生活する人たちは何か目印のようなものがないと生活しづらい。そこで、江戸の人たちが目印にしていたものが坂であり、その坂に名前を付けたとされる】
と謂われます。

【例えば、港区にある「紀伊国坂(きのくにざか)」は、江戸時代には坂の西側に紀州徳川家の上屋敷があった。「紀州」は現在の和歌山県全域と三重県の南部に当たり、別称は「紀伊国(きいのくに)」である。紀伊国を治めた紀州徳川家に由来して「紀伊国坂」の名前が付いたとされる。
その他、千代田区にある「九段坂(くだんざか)」は、江戸時代に坂に沿って九段になった御用屋敷の長屋が造られたことからその名前が付いたとされる。また、港区にある「魚籃坂(ぎょらんざか)」は、江戸時代に創建された「魚籃寺」が坂の中腹にあることからその名前が付いたとされる】
そうなのです。

東京の坂の名前の由来だけではなく、各地の地名の謂れなどいろいろな名前の由来がありそうですね。
そして頭の体操の材料紹介ですが、オッサンの努力が足りないのか材料の数が少ないようです。取り敢えず今日のところは次の材料でご勘弁ください。

【頭の体操の材料】
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