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農作業の準備開始です

usutt立春から15日目にあたる雨水は、降る雪が雨へと変わり、雪解けが始まるころのことを言います。雨水がぬるんで草木の芽吹きを促し、山につもった雪はゆっくりと溶け出し、田畑を潤し、畑仕事も始まります。人々は雨水を目安に農作業の準備を始めてきました。「雨水」は次の「啓蟄」までの間の2月19日から3月5日頃までの期間です。

skehai haruichi 春一番:北国2月末から3月にかけてその年に初めて吹く強い南風が春一番で、主に太平洋側で観測されます。徐々に気温が上昇することが多く、そのために春をもたらす風とされました。

■七十二候の区分

syokou ususyokou 土脉潤起(つちのしょう、うるおいおこる) 2月19日から2月23日頃まで。
冷たい霧が温かい春の雨に変わり、大地が潤い始めます。寒さも緩み、眠っていた生き物たちももうすぐ目覚めるときです。
sjikou usujikou 霞始靆(かすみ、はじめてたなびく) 2月24日から2月28日頃まで。
霧やもやで遠くの山や景色が美しく、豊かな表情を見せます。霞とは春に出る霧のことで、夜の霧は朧(おぼろ)といいます。
smakkou usumakkou 草木萌動(そうもく、めばえいずる) 2月29日から3月5日頃まで。
軟らかい春の日差しの中、潤った土や草木から、淡い緑に色づく新芽が見られ始めます。新しい命が芽生えるときです。

■旬のもの

syokuzai

asitaba 明日葉: 若菜をつんでも翌日には芽が出る、という発育の速さから、このように呼ばれるようになりました。葉は、おひたしや和え物、天ぷら、炒め物、汁物の具などに利用されます。肥満防止に効果があるといわれます。
nanohana 菜の花: 黄色い花の蕾とほろ苦さが特徴です。栄養価がとても高く、活動を開始する春にぴったりです。
harukya 春キャベツ: ずっしりと重い冬キャベツに比べると、ずいぶん軽やかです。葉が軟らかいのでサラダに適しています。
houbou ほうぼう: 鮮やかな赤い色と派手な色のヒレ、角ばった大きな頭が特徴です。胸ビレで海底を歩き回ってエサを獲ります。身が淡白であらゆる食材として相性がいいのです。
mutu むつ: 目が大きく、下あごが飛び出した紡績形の魚です。青森産が有名です。身が柔らかく、刺身の他鍋ものなどあらゆる料理に会います。
hamaguri はまぐり:産卵前の2~4月ごろ、身が太っていて美味です。二枚の貝がピッタリ合うことから、夫婦和合で縁起が良いとされています。
deko デコポン: 露地栽培の旬は2月~4月ごろ。果肉が柔らかく、とてもジューシーで、人気も高い果物です。正式名は「不知火」(しらぬい)と言います。

syachou

etunen 越年トンボ: 一般的にとんぼはヤゴの姿で越年しますが、成虫の姿で冬を超すことからこの名がつきました。

skusa

jincho 沈丁花: 春の季語として俳句にもよく登場します。花の色は白や薄紅色があり、お香のようないい香りがします。
hakobe ハコベ: 小さな白い花は、太陽の光を受けると開くが、雨や曇りの日は閉じたまま。開花期は6月ごろまで。

sgyouji

sekku 桃の節句:「桃の節句」は、本来は「上巳(じょうし、じょうみ)の節句」といい、3月の最初の巳の日を指していましたが、のちに3月3日に定まりました。
中国ではこの日に水辺で身を清める習慣がありました。それが平安時代に日本に伝わり、草木、紙や藁で作った素朴な人形(ひとがた)に自分の厄災を移す習わしや、貴族階級の子女の間で始まった「ひいな遊び」という人形遊びが結びつき、海や川に人形を流してお祓いをする「流し雛」の習慣となりました。やがて、江戸時代に上巳の節句が五節句のひとつに定められると、5月5日が男の子の節句であるのに対し、3月3日は女の子の節句となり、桃や雛人形を用いることから、「桃の節句」「雛祭り」と呼ばれて定着していったそうです。
「桃の節句」と呼ばれるようになったのは、旧暦の3月3日の頃に桃の花が咲くことや、桃は魔除けの効果を持つとされてきたからだと言われています。
雛人形には、娘の厄を引き受ける役目があるため、災いがふりかからず、美しく成長して幸せな人生を送れるようにという願いが込められているそうです。
■桃の節句の食べもの
〇菱餅:蓬の緑・菱の実の白・くちなしの赤い餅を重ねてあり、厄除け・清浄・厄病除けの効果で、健やかな成長を願っています。
〇雛あられ:関西風は餅を砕いて揚げたあられですが、関東風は米粒をあぶったものが原形で、倹約の心を表しています。
〇白酒:本来は桃の花びらを浮かべた「桃花酒」で、百歳(ももとせ)を願いましたが、江戸時代に白酒ができて定着しました。
〇はまぐり:潮汁にしていただきます。はまぐりは対の貝殻しか合わないため、相性の良い相手と結ばれて仲睦まじく過ごせるよう願います。
〇ちらし寿し:長寿祈願の海老、見通しのいい人生を願うれんこん、健康勤勉を願う豆など、縁起の良い山海の幸を彩り良くちらします。
kawazu 河津桜まつり:河津桜は2月上旬から開花しはじめる早咲きの桜で、1972年に河津町で発見されました。
伊豆の温暖な気候と早咲きの特色を生かし、約1ヶ月を経て満開になります。河津桜の開花時期:例年は2月初旬~3月初旬が開花時期。満開の期間は約1週間から10日のため、開花情報を直前までチェックしておくのがおすすめです。満開ではなくても、五~六分咲き以上で十分満足感の得られる河津桜観賞ができます。
河津川沿いには約850本もの桜が咲き、全体で約8,000本の桜が咲いています。
河津桜まつりは毎年多くの人が集まる大イベント。河津桜まつり期間中は多くの露店や桜のライトアップ、様々なイベントを開催し、より一層盛り上がります。「夜桜ライトアップ」は、ロマンティックな雰囲気が高まりデートにぴったりです。

雪解けが始まる時季です

usuttl 雪が春の雨に代わり、本格的に雪解けが始まる時季です。固く締まっていた土がゆっくりと潤い始め、忍び寄る春の気配に草木が蘇ります。北国や山間部の川や池に張っていた氷も次第に解けていき、水に戻ります。「雨水」は次の「啓蟄」までの間の2月19日から3月5日頃までの期間です。

skehai haru 春一番:2月末から3月にかけてその年に初めて吹く強い南風が春一番で、主に太平洋側で観測されます。当日は前日、翌日に比べて気温が上昇することが多く、そのために春をもたらす風とされました。。

■七十二候の区分

ssyokou ususyokou 土脉潤起(うるおい、おこる)2月19日から2月23日頃まで。  冷たい雪が温かい春の雨に変わり、大地が潤い始める。眠っていた生き物たちももうすぐ目覚めます。
sjikou usujikou 霞始靆(かすみ、はじめてたなびく)2月24日から2月28日頃まで。  霧やもやで遠くの山や景色が美しく、豊かな表情を見せてくれる。霞とは春に出る霧のことで、夜の霧は朧といいます。
matukou usumakkou 草木萌動(そうもく、めばえいずる) 3月1日から3月5日頃まで。 やわらかい春の日差しの中、潤った土や草木から、淡い緑に色づく新芽が見られ始めます。

■旬のもの

sgyokai

houbou ほうぼう: 鮮やかな赤い色と派手な色のヒレ、角ばった大きな頭が特徴です。水深100m前後の砂泥地に生息して、胸ビレで海底を歩き回って餌を獲ります。身が淡白であらゆる食材との相性がいいのでさまざまな料理に用いられます。。
hamaguri はまぐり: 浜に住み、姿が栗に似ていることからこの名前が付いたそうです。産卵前の2~4月ごろ、身が太って美味です。二枚の貝がピタリと合うことから、夫婦和合で縁起がよいとされています。

syasai

nanohana 菜の花: 油菜、花菜の名称を略して「菜」と呼び、その花のことを菜の花と言い、食用、観賞用として親しまれています。良質のたんぱく質やミネラル類、ビタミンを含み、和え物や炒め物に利用されます。
harukya 春キャベツ: ずっしりと重い冬キャベツ比べると、ずいぶん軽やかです。葉が軟らかいのでサラダに適しています。

skusa

jincho 沈丁花: 春の季語として俳句にもよく登場します。花の色は白や薄紅色があり、お香のようないい香りがします。
hakobe ハコベ: 小さな白い花は、太陽の光を受けると開くが、雨や曇りの日は閉じたマンです。開花期は6月ごろまでです。

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dekopon デコポン: 露地栽培の旬は2月~4月です。果肉が軟らかく、とてもジューシーで人気も高き果物です。正式名称は「不知火」といいます。

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tonbo 越年とんぼ: アオイトトンボ科の昆虫。一般的にとんぼはヤゴの姿で越年しますが、成虫の姿で冬を越すことからこの名が付きました。ハネをたたんだときに前後両ハネの黒い紋が重ならないのが特徴です。

sgyou

momo 桃の節句:ご承知のように「桃の節句」は、3月3日のひな祭りのことをいいます。
桃の節句の由来は、平安時代の貴族が薬草を摘み、その薬草で体の穢れをお祓いして健康と厄除を願う「上巳の節句」が始まりとされています。
中国の上巳の節句には、河で禊ぎを行い身を清めた後で宴会を行うという習慣がありました。日本ではひな祭りの起源となっている「流し雛」が行われるように発展していきました。
流し雛とは、自分に降りかかる災厄を身代りに引き受けさせ、川に流して不浄を祓うというもので、現在でも残っている地域もあります。
3月3日にひな祭りを行うのは、ちょうど桃の花が咲くころで、桃には魔除けの力があるとも考えられていたことから、節句を祝うのにふさわしいものとして、「桃の節句」と呼ばれるようになりました。
桃の節句に雛人形を飾ることは、生まれた子どもが健康で優しい女性に無事に育つようにという願いを込め、子どもに災いが降りかからないようにという願いを込め、今に伝えられています。
kawazu 河津桜まつり:他の桜と比べて早い時期に咲く河津桜。何といっても2月というまだまだ早い時期に桜を見られることです。
例年1月下旬~2月上旬と早い時期に開花し、さらには咲きはじめから咲きおわりが約1ヶ月と長い河津桜を眺めながらお花見できるのが魅力です。
この開花シーズンに、出店やライトアップなどで盛り上がりを見せるのが、2019年で29回目を迎える「河津桜まつり」です。
2月20日~3月3日の間は、毎日18:00~21:00まで桜がライトアップされます。
ライトアップされるのは、3か所の桜並木(館橋下流・峰温泉・七滝ループ橋)と、「名木」と呼ばれる立派な桜の樹木11本です。

雪解けです

usui今日2月19日から新しい季節に入ります。一年間を24等分した二十四節気(にじゅうしせっき)のひとつで、立春から15日目にあたる雨水です。降る雪が雨へと変わり、雪解けが始まる頃です。冬の間休んでいた畑仕事も始動間近です。2018年は2月19日から3月5日ごろまでを「雨水」といいます。 そして七十二候ではこの間をさらに3つに分けます。

syoko ■初候:土脉潤起(つちのしょう、うるおいおこる) -2月19日から23日頃まで。
冷たい雪が降っていたものが、暖かい春の雨に変わり、大地をうるおす時期です。
寒さも緩みだし、冬ごもりをしていた動物たちもそろそろ目を覚ましだします。春に向けて、寒い日と暖かい日が交互に続く「三寒四温」という言葉がぴったりな時期にさしかかります。
jikou ■次候:霞始靆(かすみ、はじめてたなびく) -2月24日から28日頃まで。
靄(もや)や霞(かすみ)がかかって遠くの野山がぼんやりとかすんだように見える季節です。
makou ■末候:草木萠動(そうもく、めばえいずる) -3月1日(2月29日)から5日頃まで。
草花が芽吹きだして、地面がうっすらと緑のじゅうたんに覆われ始める時期です。
草木が芽生えることを「草萌え(くさもえ)」とも言いますね。

syun

harukyabetu ■野菜1 春キャベツ
ずっしりと重い冬キャベツ比べると、ずいぶん軽やかで、葉が軟らかいのでサラダに適しています。
karasina ■野菜2 からしな
中国原産でアブラナ科の越年草。春、とう立ちして高さ1メートル以上になり、黄色の十字形の花を総状につけます。葉に辛みがあり、漬物などに用い、種子は黄色で辛みがあり、香辛料とします。
hamaguri ■魚介1 はまぐり
産卵前の2~4月ごろ、身が太って美味です。二枚の貝がピタリと合うことから、夫婦和合で縁起が良いといわれます。
wakame ■魚介2 ワカメ

若い芽ほど味が良いため「若芽」といわれます。生のワカメは春限定の味覚です。
chinchou ■花1 チンチョウゲ
花の色は白や薄紅色があり、お香のようないい香りがします。春の季語として俳句にもよく登場します。
hakobe ■花2 ハコベ
小さな白い花は、太陽の光を受けると開きますが、雨や曇りの日は閉じたままです。開花期は6月ごろまでだそうです。
dekopon ■果物 デコポン
愛媛で栽培が盛んになったことから伊予柑と呼ばれるように。酸味控えめで甘くて食べやすい。
sekku ■行事 桃の節句
「桃の節句」は3月3日に行われますが、もともとは旧暦3月、最初の巳の日に行われ、脱皮をして生まれ変わる巳にちなんで、心身を祓い清める行事でしたが、やがて女の子の健康を祈るひな祭りになったそうです。
女子の成長とご縁を願い、皇族のしきたりに従って作られたひな飾りを飾るようになりました。
現在は、ハマグリのお吸い物、ちらし寿司、白酒(甘酒)、ひなあられを食べてお祝いをします。これらの食べ物にはそれぞれ曰くがありますが、長くなりますのでここでの説明は省略します。

季節は雨水です

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一年間を24等分した二十四節気(にじゅうしせっき)のひとつで、「雪解けが始まる時期」という意味があります。2017年は2月18日から3月4日ごろまでを「雨水」といいます。この間を「畑仕事の始動間近」といい田畑が潤いを取り戻すときです。 そして七十二候ではこの間をさらに3つに分けます。

usui_1_thumb1 初候:土脉潤起(つちのしょう、うるおいおこる)-2月18日から22日頃まで。
冷たい雪が温かい春の雨に変わり、大地が潤い始める。生き物たちも目覚めるころ。
usui_3_thumb1 次候:霞始靆(かすみ、はじめてたなびく)-2月23日から27日頃まで。
霧やもやで遠くの山や景色が美しく、豊かな表情を見せるころ。
usui_5_thumb1 末候:草木萌動(そうもく、めばえいずる)-2月28日から3月4日頃まで。
やわらかい春の日差しの中、潤った土や草木から、淡い緑に色づく新芽が見られ始めるころ。

そして「旬のもの」の紹介です。 syun

野菜

菜の花:黄色い花のつぼみとほろ苦さが特徴。栄養価がとても高いそうです。
春キャベツ:ずっしりと重い冬キャベツに比べると、軽やかで葉が軟らかいのでサラダに適している。

果物

デコポン:露地栽培の旬は2月~4月。果肉が柔らかく、とてもジューシー。
正式名は「不知火」だそうです。

魚貝

ワカメ:若い芽ほど味が良いため「若芽」といわれます。生は春限定の味覚品です。
ハマグリ:産卵前の2~4月ごろ、身が太って美味しい。
二枚の貝がピタリと合うことで、夫婦和合で縁起よしとされる。

沈丁花:花の色は白や薄紅色があり、お香のようないい香りがする。
春の季語として登場する。
オオイヌノフグリ:春に小さな青い花をたくさん咲かせ、初夏には枯れてしまう。
花には蜜があり虫や鳥たちが集まってくる。
ハコベ:小さな白い花は、太陽の光を受けて開き、雨や曇りの日は閉じたまま。開花期は6月ごろまで。

そして「行事・習わし(風物詩)」の紹介です。

行事

桃の節句:古くは人形を川や海に流し、心身を祓い清める習わしでしたが、室町時代以降、女子の成長とご縁を願い、後続の婚礼のしきたりに従って作られたいな飾りを飾るようになったそうです。
行事食は、「ちらし寿司」、「ハマグリのお吸い物」、「ひなあられ」、「白酒(甘酒)」で、これらは女の子の成長と未来への思いが込められています。
寒天干し:行事というより習わし(風物詩)なのでしょう。
トコロテンを寒さに晒して凍結、乾燥を繰り返してできるのが寒天です。
岐阜、長野ではこの時期の風物詩です。
イカナゴ漁:これもまた習わし(風物詩)なのでしょう。
関西・瀬戸内海では2月中旬から下旬に解禁され、4月に終了します。
3cmほどの新子が獲れるのはこの時期だけだそうです。

 

今日から雨水です

二十四節気の1番目の”春分”が終わり、2番目の”雨水”が今日2月19日から始まり3月5日ごろまで続きます。
雨水は「陽気地上に発し、雪氷とけて雨水となれば也」とされています。
立春から約15日後で、2月19日頃からの啓蟄までの15日間の期間および、特にその初日をさします。雪が溶け、芽吹きの時、農作業の準備が始まるのも間近です。

我が家の梅の花も大きく開きました。

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七十二候では、雨水をさらに3つの候に分けています。
◎初候:土脉潤起(つちのしょう、うるおいおこる)→冷たい雪が温かい春の雨に変わり大地が潤い始める。
◎次候:霞始靆(かすみ、はじめてたなびく)→霞やもやで遠くの山や景色が美しく見える。
◎末候:草木萌動(そうもく、めばえいずる)→やわらかい春の日差しの中、淡い緑に色づく新芽が見られる。
空から降る雪が雨に替わり、積もった雪も少しずつ融け始める時期です。春一番(立春以降に吹く強い南風)が吹く頃、うぐいすの鳴き声が聞こえ始める頃となります。

上でも述べたように、”雨水”の時期は昔から、農業の準備を始める目安とされてきましたがしかし、2月の下旬ということで本州以北は依然寒く、大雪が降ることもあります。
少しずつ春に向かって行く時期ですが、その歩みはゆっくりですね。
なお、以下の画像はWebサイトから借用しました。

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春を迎えたこの時期には、キャベツ、花わさび、島ラッキョウ、菜の花、ハマグリ、イカナゴ、ワカメ、デコポンといった食材が豊富です。
キャベツ、菜の花、ハマグリ、ワカメそしてデコポンはご承知だと思います。花わさび、島ラッキョウ、イカナゴの写真を掲載しておきましょう。

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沈丁花、オオイヌノフグリ、ハコベ
chinchouge

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◎寒天干し
恵那市山岡町の地域の寒天製造は、昭和初期に始まり、そのきっかけは農家の農閑期の副業でした。冬季の日中と夜との寒暖差が大きく雪が少ない気候が寒天の製造に適しており、現在では天然細寒天の全国シェアは約90%となっています。製品の多くは和菓子メーカーに引き取られ、良質で有名な山岡の寒天は和菓子にはかかせない存在となっています。 現在では、冷凍機械の普及により年間操業を営む工場も多くなっています。寒天は健康ブームとともに脚光を浴びています。
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◎イカナゴ漁

・3月になると魚の棚にイカナゴが入荷し、明石の人々は春の訪れを感じます。近年、明石ではこのイカナゴをくぎ煮にすることがすっかり定着しています。イカナゴは自宅用だけではなく、沢山炊いて親戚や友人に送られる方が多く、毎年イカナゴのくぎ煮が届くのを心待ちにされている方とのコミュニケーションに一役かっている、春のメッセンジャーとも言えるでしょう。お客様が行列についてまで欲しい魚・イカナゴは、明石の春の大人気商品です。
いかなご漁(明石沖・神戸沖・淡路東浦沖・淡路西浦沖・姫路沖)は2月後半から3月前半に解禁となり、その後約一ヶ月間行われます。一般的な炊き頃といわれる大きさのものが出回るのは解禁から約2~3週間ほどの間です。
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◎行事
桃の節句
3月3日の「桃の節句」は、もともとは旧暦3月、最初の巳の日に行われ、脱皮をして生まれ変わる巳(ヘビ)にちなんで心身を祓い清める行事だったのが、やがて女の子の健康を祈るひな祭りになった。
行事食:ハマグリのお吸い物、ひなあられ、白酒、ちらし寿司
女の子の成長と将来への思いがたくさんこめられています。

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黄色い花のつぼみとほろ苦さが特徴の”菜の花”が旬の食材の一つです。
今回はこの食材を使った「菜の花の辛子和え」のレシピを紹介します。主婦の方々にはありふれた料理なのでしょうが、オッサンにとっては縁の少ない料理なので。

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なお、このレシピは「Ajinomoto Park」から引用させて頂きました。