2015年09月 アーカイブ

おはぎとぼたもち

昨日で秋のお彼岸は終わりました。シルバーウイークで皆さんお疲れでしょうね。

さて、春と秋のお彼岸の定番である和菓子(?)に「おはぎとぼたもち」があります。

春のお彼岸に出てくるのが「ぼたもち」で、秋のお彼岸に出てくるのが「おはぎ」と呼ばれています。

botamochi ohagi

上の写真のどちらがおはぎで、どちらがぼたもちかわかりますか?
甘い物が好きなオッサンには、甘くて美味しいものであれば「おはぎ」か「ぼたもち」かは関係ありません。

世の中は廣いものです。真剣におはぎとぼたもちの違いを調べた方がいて発表しています。
 そのページ にはつぎのようにまとめられています。

「おはぎ」の語源は、秋の花「萩」から来ている。→萩の餅、御萩餅→御萩(おはぎ)。
「ぼたもち」の語源は、春の花「牡丹」から来ている。→牡丹餅(ぼたんもち)→ぼたもち。
これは異論がなく定説でいいでしょう。
「おはぎ」と「ぼたもち」は同じか違うかで意見が分かれている

1)全く同じ物だが、春と秋で呼び名が違うとする説
実は二つとも同じもので、秋のお彼岸に供えるやつを「おはぎ」と言い、春のお彼岸に供えるものを「ぼたもち」というのだと言う説です。
それはもちろん萩の花と牡丹の花にちなんでいることからでしょう。

2)ほとんど同じ物だが、形(大きさ)が違うとする説
春は牡丹をイメージして大きめに作ったボタッとした感じのものを「ぼたもち」、それに対して秋は萩をイメージして小さく上品に作り上げたものを「おはぎ」と呼ぶというものです。
つまり、素材やあんこなどほとんど同じですが、大きさが違うという説です。

3)いや、もっと違う!作り方(粒々感とつるつる感の出し方)が違うとする説
「おはぎ」は蒸した餅米の粒を残す程度にこね(餅とお握りの中間ぐらい)、つぶし餡で包んだもので、それが萩の花の咲き乱れている感じから「萩の餅」「おはぎ」と呼ばれ、秋の彼岸に供えられるというものです。
「ぼたもち」は、蒸した餅米をつき上げて(餅にして)「こし餡」で包んだもので、これが牡丹の花に似ているところから「牡丹餅」(ぼたもち)と言われ、春の彼岸に供えられるというものです。
「ぼたもち」は牡丹花のイメージから、お餅もつるつるで、側にまぶすあんこもこし餡を使い、一方「おはぎ」は萩の花のイメージから、半つきのツブツブの餅にあんこも「つぶ餡」をまぶすのだということです。
つまり、蒸した餠米を餠みたいによくつくか、半つきにしてツブツブを残すかの違いです。
おじさんの見解
3)が一番もっともらしいですね。これがルーツで変化していったのでしょう。
1)、2)ではつるつると粒々(ツブツブ)の説明がつかないですね。

最近はそれが乱れてしまって、且つ一年中売られるようになっているので、スマートな言い方が好きな都会人(お菓子屋さん)は春のお彼岸にも「おはぎ」を供えるかのように売り出し、小さめな餅に「こしあん」をまぶしたり「つぶあん」をまぶしたり、あるいは「黒胡摩」をまぶしたり、なんでもありになっていますね(~_~)。

長い引用になりましたが、いかがですか?

このような蘊蓄はオッサンにとってはどうでも良いことで、美味しく食べられれば何も言うことはありません!!

今日は秋分です

暑いとか雨が降りすぎるから、なんて言っているうちに暦に上では秋分ですね。
ご承知のように春分と秋分は昼夜の長さが同じになる日です。これから日ごとに日が短くなり秋が深まってきます。
このころには、豊作を祝い、感謝を捧げ、田の神さまを祀る儀式が各地で行われます。

七十二候では、新暦の10月7日頃までを「秋分」と呼びます。そして3つの候に分けられます。

・初候-「雷乃声を収む」、夕立に伴う雷が鳴らなくなり、入道雲から鰯雲へと秋の空が晴れ渡ります。9月27日頃まで。
・次候-「蟄虫戸を坯す」、虫が土の中に巣ごもりの仕度を始めます。10月2日頃まで。
・末候-「水始めて涸れる」、田から水をぬき、稲刈りに取りかかる頃。

◆旬の魚介 はぜ、さんま、とらふぐ

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torafugu

はぜは江戸前天ぷらの代表的なネタだそうですが、オッサンは食べた記憶がありません。
さんまは庶民に愛された魚ですが、今年は収穫量が少なく高嶺の花になりそうです。
庶民の食べ物が段々少なくなりつつありますね。
ふぐ刺し、ふぐちり、唐揚げなど美味ですが庶民にはなかなか手が出せない魚ですね。
◆旬の野菜 松茸、里芋、銀杏
matsutake

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庶民の口に入りそうなものは里芋と銀杏でしょうか?
◆旬の草花 彼岸花、紫苑、金木犀

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彼岸花=曼珠沙華は我が街の巾着田の群生地公園で今盛りです。毎日多くの観光客が訪れています。我が家の庭に咲いていた1本の彼岸花はすでに花が散っていました。
我が家の庭にある金木犀はよい匂いを当たりに振り撒いています。
◆旬の行事 ずいき祭、花馬祭
・ずいき祭は、秋の収穫に感謝を捧げる祭で、千年以上の歴史を持ち、京都の「 北野天満宮 」で10月1日~5日に開かれます。
zuikimaturi

・花馬祭は、鞍から花飾りを広げた三頭の木曽馬が、神社へと行列をなして練り歩く祭。豊作や家内安全を祈ります。
hanauma

ぶらり南木曽 」ホームページを見てください。

怖いお話・・・

シルバーウイークも今日で終わりです。毎日が休日のオッサンには1年中ゴールデンウイーク・シルバーウイークなので特別に感慨はありませんが。

久しぶりにと言うかまたもやと言うか、次のようなニュースを目にしました。

22日午前8時15分ごろ、長野県東御市祢津の上信越道上り線で、「東部湯の丸インター(IC)付近を逆走している軽乗用車がある」と、近くを走っていた運転手から110番通報があった。同様の通報が約20件あり、約15分後に県警高速隊が約15キロ先の坂城IC近くで停止させた。けが人や事故はなかった。

県警によると、軽乗用車を運転していたのは群馬県の70代後半の男性。「高速道路を走っていない」などと述べ、目的地の説明についても一貫性がないことから、県警は認知症の疑いがあるとみている。現場は片側2車線で、男性は追い越し車線を逆走していたという。

単独の運転なのか同乗者がいたのか、また認知症なのかあるいは認知症の振りをしているのかはっきりしませんが、事故にならなかったのが幸いでした。
もし認知症の方だとすると、周りの方が運転させないように注意すべきだと思うのですが。

この連休中は道路渋滞が多く、認知症ではない若いお父さんやお母さん達がかなり無茶な運転をする場面に遭遇しました。

事故に巻き込まれないようにお互いに気を付けましょう。

今日は敬老の日です

シルバーウイークの3日目は朝から晴れの天気です。
そして今日は「敬老の日」です。今までは9月15日が敬老の日でしたが、2003年から9月の第3月曜日と定められました。
と言うことで9月の第三月曜日、つまり今日が敬老の日なのです。
価格.com 」のページにはつぎのようにまとめられています。

一説によると敬老の日は、593年に聖徳太子が大阪・摂津の四天王寺にて、身寄りのない老人を救う「悲田院(ひでんいん)」を設立したことに由来しているといわれ、老人を敬愛し、長寿を祝う日として1966年に法律で制定されました。
また、兵庫県多可郡野間谷村の村長と助役が、お年寄りを大切にして昔から伝わる知恵をお借りしようと、1947年に「としよりの日」を提唱したという説もあります。いずれにせよ、日頃の感謝の気持ちを伝えるイベントとして、大切な風習に代わりはありません。
2015年は9月21日が敬老の日! 年配者を大切にしましょう。
整理すると
・2015年の敬老の日は9月21日(月)
・敬老の日とは、老人を敬愛し、長寿を祝う日である
・敬老の日があるのは日本だけ!
ということだそうです。

そして同じく「おじいちゃんに贈って喜ばれたギフトBEST5」では、次の品物があげられています。

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オッサンにとっても是非頂きたいギフトです。全部頂ければ幸せですが・・・。
「おばあちゃんに贈って喜ばれたギフトBEST5」というのもありましたが、オッサンのためだけと思い省略しました。あしからず!!

前置きが長くなりましたが、先週は休刊日のためお休みだった「週刊漢字」掲載の日です。
敬老の日にちなんだ漢字3題です。

眉雪

砂長じて巌となる

冠着山

馴染みの少ない漢字ですが、読み方と意味は分かりますか?

答は次で・・・

(さらに…)

雲一つない・・・

朝から晴れの天気になりました!!
雲一つない青空が広がる良い天気です。
シルバーウイーク初日からさい先の良いことです。
久しぶりに洗濯物や布団類も室外に干すことができました。

雲一つない!と喜んでいましたが、くもがいました。雲ではなく「蜘蛛」でした!!
ベランダの拭き掃除をしたときに、蜘蛛の巣を壊してしまったようです。1本の巣にぶら下がっていました。

kumo_0919

「折角苦労して造った巣をどうして壊してしまったの!!」と身もだえしているようでした。


[flv:http://konosan.net/videos/kumo.flv 460 380]

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