2015年10月08日 アーカイブ

新刊本です

久しぶりに、本当に久しぶりに佐伯泰英さんの「吉原裏同心」第23巻が今日発売されました。

yosiwara_1008

本屋に直行して手に入れてきました。
「幹次郞、史上最大の大捕物!」なんて帯に書かれていますが、どのようなことなのか今のところ分かりません。
早く内容を知りたいが、今日一日で読み終わってしまうのももったい気がしています。

来年1月3日19:30より、NHK総合テレビ正月時代劇で「吉原裏同心」が放送予定だそうです。

佐伯さんのシリーズの文庫本は、来年1月に発売予定の「居眠り磐音江戸双紙」の第50巻・第51巻まで待たなければなりません。

釣瓶落とし

日が傾いてきたかなと思うと、あっという間に空が茜色に染まり、日が沈んでしまいます。
秋深しですね。
空気が澄み、夜空にさえざえと月が明るむ季節になりました。

暦の上(七十二候)では、新暦の10月8日から22日ごろまでを「寒露」と呼びます。
アルコールが好きなオッサンは「甘露」と叫ぶことが多いのですが、暦の上の漢字とは違いますね。
今までと同様、「寒露」も3つの候に分けられています。

・初候-「鴻雁来る(がんきたる)」、10月8日から12日ごろまで。雁が北から渡ってくる頃。
・次候-「菊花開く」、10月13日から17日ごろまで。菊の花が咲き始める頃。
・末候-「蟋蟀戸に在り(きりぎりすとにあり)」、10月18日から22日ごろまで。きりぎりすが、戸口で鳴く頃。この候の「蟋蟀」は、こおろぎか、きりぎりすか諸説があります。

◆旬の魚介 ししゃも、はたはた、鯖

shishamo hatahata

saba

これらの魚はお馴染みのものですから効能など説明の必要はありませんね。

◆旬の野菜 しめじ
simeji

これも改めて説明の要はありませんね。オッサンは茸類はあまり好きではありません。

◆旬の草花 ななかまど
nanakamado

七度竈に入れても燃え残るほど、燃えにくい木なのでこの名前が付けられたそうです。

◆旬の果物 栗、柿

kuri kaki

◆旬の野鳥 真鶴
manaturu

◆旬の兆し 雁渡し、菊晴れ
・雁渡し-初秋のころに吹く北風のこと。主に西日本では「青北」と呼ぶそうです。
・菊晴れ-丁度菊の花が咲き始める頃に空が晴れ渡り青空となることを「菊晴れ」と言うそうです。

◆旬の行事 神嘗祭、鞍馬の火祭
・神嘗祭-五穀豊穣に感謝して、その年とれた米の初穂を天照大神に奉る伊勢神宮の祭です。10月16日に執り行われるそうです。
kannnamesai

・鞍馬の火祭-京都の由岐神社が10月22日に執り行われる例祭です。
かがり火を焚いた街中を、松明を持って練り歩く祭です。
kurama