2017年07月19日 アーカイブ

赤ちゃんの名づけ

子供が生まれたら、どんな名前をつけようか。きっと誰しも1度は考えたことがあるでしょう。
一時期は “キラキラネーム” と呼ばれる名前ももてはやされましたが、現在はどんな名前に人気が集まっているのでしょうね?

ウェブサイト「赤ちゃん名づけ」が発表した「2017年上半期 赤ちゃん名づけトレンド」トップ10を参考までに見てみました。ただしこのランキングは、アクセス数が多かったな名前で、実際に名付けられたものではないとの注意書きがありました。
トップ10は次の通りです。

名前

読み

1位 心桜 こころ、こはる、みお等
2位 つむぎ
3位 かける、そう、さや等
4位 凛空 りく、りんく、りすか等
5位 陽翔 はると、ひなた、ひかる等
6位 あきら、よう、ひかる等
7位 心陽 ここや、みはる、このは等
8位 柊希 しゅうき
9位 咲花 えみか、ここな、はるか等
10位 あおい、しおん、ひかる等


みなさん、いかがでしたか。「漢字そのものは美しいけれど……するっと読めない!」といったものが多く、しかも読み方が多すぎますよね。
順位別の名前のすべての読み方を次に示しておきます。

name

10位の「碧」の読み方の「あくあまりん」ですが、どう考えても「あくあまりん」という読み方ができるとは思えないのですが。
その子供が大きくなったときに、私の名前は「あくあまりん」と呼びます、なんて胸を張って言えるのでしょうかねえ。

【補足】

■キラキラネーム
よく耳にする「キラキラネーム」という言葉。
通常では読めない読みや当て字が使われた、常識的には考えがたい名前のことを言います。2000年頃から流行し、別名「DQNネーム」とも呼ばれています。
まずは一見して奇抜だと感じる名前が挙げられます。例えば日本人離れしているような名前、海外で使われているような名前をむりやり漢字の当て字で表記しているようなもの、アニメやゲーム由来のもの、アイドルや著名人にあやかってつけた名前、さらに普通では読めないような当て字が使われていたり、本来の意味から離れている漢字が使用されているものが「キラキラネーム」と判断されています。

■シワシワネーム
「キラキラネーム」に対して、最近注目されているのが「シワシワネーム」です。昔良く使われていた古風な名前をあえて付けることが人気となりできた言葉です。
例えば男の子なら「〜太郎」女の子なら「〜子」といった具合ですね。日本的で古式ゆかしい雰囲気を感じさせ一文字の名前も徐々に増えてきています。「都」「尊」「華」など。ストレートな読み方でどこか日本らしさを感じる名前ですね。